→ あの界隈がよく利用する店 2022/04
2022/04/02(土)15時~16時半(開場14時半) 『宮城秋乃さんの裁判を支える市民の会』発足集会 沖縄県教育員共済会館「八汐荘」(那覇市) 主催:宮城秋乃さんの裁判を支える市民の会
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22:49
ヒマラヤン マルシ レストラン (HIMALAYAN MARCI RESTAURANT) 東京都新宿区百人町2-21-28 1F 大久保駅から181m |
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2022/04/09 |
2022/04/09(土)~2022/05/28(土)開館時間:11:00-19:00 日・月・祝休廊 2022/04/09(土) 2022/04/12(火)~16(土) 2022/04/19(火)~23(土) 2022/04/26(火)~28(木)、 2022/04/30(土) 2022/05/06(金)、05/07(土) 2022/05/10(火)~05/14(金) 2022/05/17(火)~05/21(土) 2022/05/24(火)~05/28(土) 会場:オオタファインアーツ(東京都港区六本木6-6-9ピラミデビル3F) ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 ================== 高橋 祐一 2022年4月15日 · ゲイのアートは面白い! 自分を出してるからねー 笑笑 スペイン大使館やるなぁ 特集:2022年初夏のLGBTQアート展 桜も散り、もうすぐGWですね。爽やかな初夏の日、アート展にお出かけしてみませんか? というわけで、4月〜6月に開催予定のLGBTQ関連のアート展やトピックを色とりどりにご紹介いたします。 特集:2022年初夏のLGBTQアート展 桜も散り、もうすぐGWですね。今年はTRPもリアル開催されますし、GWの二丁目のクラブパーティの情報もどんどん上がってきていて、ひさびさにワクワク感の感じられる4月になってますね。週末の予定も結構詰まっているかもしれませんが、たまには爽やかな初夏の風を感じながら、アート展にもお出かけしてみましょう、というわけで、4月〜6月に開催予定のLGBTQ関連のアート展やトピックを色とりどりにご紹介いたします(新たな情報が入り次第、順次追加していきます) (最終更新日 2022.4.13) NEWS! 今秋、松濤美術館にドラァグクイーンのウィッグが展示されます! 渋谷区の松濤といえば、大物歌手の豪邸があったり、日本でも指折りの高級住宅街として知られ、その中にある松濤美術館は極めて格調高い、高尚な展示がおこなわれる場所ですが、そんな松濤美術館で今年9月、おそらく日本初の「装いの力―異性装の日本史」という展覧会が開催され、「DIAMONDS ARE FOREVER」のロイヤルウィッグも展示されるそうです(クレジットにはシモーヌ深雪さん、D.K.ウラヂさんのお名前も) 「衣服や化粧によって男性が女性に、女性が男性に、あるいはさらに異なる何者かになること。社会的・文化的な性別を区分するための記号である衣服をもって、生物学的に与えられた性とは異なる性となる「異性装」について考えるのが同展だ」 「古代から現代までの日本における様々な異性装の文化・表現を考察、その営みのこれまでとこれからを考える展示になるだろう」 とても面白そう。楽しみです。 4月9日〜5月28日 東京 ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 ダムタイプの記念碑的な作品《S/N》のメインキャストを務めた(『アマポーラ』の甘い調べをバックに全裸で横たわり、股間からスルスルと万国旗を繰り出して舞台をゆっくりと横切るという、あまりにも素晴らしいパフォーマンスで全世界を号泣させた)女性のドラァグクイーン、ブブ・ド・ラ・マドレーヌさんが個展を開催します。ブブさんは古橋悌二さんからHIV陽性であるとのカミングアウトを受けた後、ハスラー・アキラさんらとともにHIVについてのメッセージを発信するAIDS POSTER PROJECTの活動に携わり、京都で「CLUB LUV+」というクラブイベントも開催、「DIAMONDS ARE FOREVER」の年末恒例「メトロ紅白」では貴重な白組として菅原洋一さんやサブちゃんを演じたり(笑)、堂山の「dista」で働いていたこともあり、ゲイコミュニティと非常に深く関わってきた方です。同時にブブさんはセックスワーカーのアーティストのユニット「バイターズ」の一員として活動してきたほか(99年末にワタリウム美術館で開催した『愛のスタジオ』という大勢のドラァグクイーンが登場するイベントも素敵でした)、個展なども開いてきたアーティストです。16年ぶりとなる今回の個展《人魚の領土ー旗と内臓》では、人魚の旗が万国旗のように掲げられていますが、そこにはピンクと黒の旗も見えます。 会場のオオタファインアーツは、ハスラー・アキラさんの個展も度々開いてきた素敵なギャラリーです。六本木駅から歩いてすぐ、ティップネス六本木と同じビルにあります。 「《人魚の領土》は、2004年から一貫したブブのテーマです。親友の死を経験した後、2000年代のブブにとって人魚は、死者の世界である海と陸との狭間で荒波に抗う存在でした。2010年代、セックスワークや家族の在宅介護の日常を通して、ブブは自己と他者の身体の境界についてより意識するようになります。「触れる/触れられる」という個人の身体に対する最初の越境は、親しみの表現やケアのためになされる場合もあれば、征服欲や攻撃欲から発生する場合もあります。一方、国という領土や、民族、ジェンダー、セクシュアリティの境界をめぐって繰り返される侵害は、身近な生活の中で日々その度合いを増し続けています。人魚の住処であり領土でもある「水」は、地上で社会的な力を奪われた女性やマイノリティが生きる世界の隠喩でもあり得るのではないかと、ブブは考えるようになりました。 ある日、皮膚病と長年付き合ってきたブブは、乾燥した皮膚が剥がれるのを見て「人魚は脱皮するかもしれない」と考えました。それがきっかけとなり、2019年の《人魚の領土と脱皮》では脱皮後に残される大きな「人魚の皮」を金網で作ります。パラパラと剥がれ落ちるウロコは、ブブが着古した衣服や好きだったシーツ、クラブで着たドラァグクイーンの衣装で作られました。領土=身体の様々な記憶が染み込んだウロコは人魚の身体を離れ、連なる旗となって上空に延びていきました。 その翌年の2020年、ブブは卵巣囊腫と子宮筋腫のために卵巣2個と子宮を摘出します。手術は身体的な痛みを伴うものでしたが、術後の自分の感情や感覚が以前と全く変わらないことにブブは驚きます。子宮も卵巣も、その他の内臓と助け合って働いてきた同じ内臓です。にもかかわらず、それ以上のイメージを背負わされて来た2種類の臓器の摘出は、ブブに晴れやかな気持ちをもたらしました。今展では身体の表面だけではなく、内臓も脱皮します。このアイデアは、手術の痛みや苦しみを経て、身体が内側から新しく生まれ変わる可能性を実感したことから生まれました。ブブが実感した再生は、生死や性別役割や生殖のイメージを捉え直し、人が生き物としての複雑さや豊かさを取り戻すことに繋がるでしょう。人魚の身体を離れた色とりどりの旗が彼方を目指す時、それが地上の呪縛から解き放たれる私たち自身への祝福の光景となることを願って、この展覧会を開催します」(公式サイトより) ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 会期:2022年4月9日(土)〜5月28日(土) 開館時間:11:00-19:00 日・月・祝休廊 会場:オオタファインアーツ(東京都港区六本木6-6-9ピラミデビル3F) 4月13日〜25日 大阪 ヨシダナギ写真展「DRAG QUEEN」 ベビーヴァギーさんをはじめ大阪のドラァグクイーンの方々が被写体になっている写真展が大阪・阪急うめだ本店9Fの阪急うめだギャラリーで開催されます(※昨年、アフリカで少数民族を撮影してきたヨシダナギさんが「新境地を求めて」ニューヨークやパリでドラァグクイーンの写真を撮影し、写真集を発売、しかし、こちらにまとめられているような出来事があり、ゲイコミュニティではあまり支持されなかった感がありました。が、今回、ちゃんと日本のクイーンの皆さんとコンタクトし、コラボが実現していて、いい方向に進んでよかったです)。大阪のドラァグクイーンの方々の写真が梅田の阪急で展示されるのってとても素敵なことだと思いますし、無料でご覧いただけますので、堂山に行かれる際にでも足を運んでみてはいかがでしょうか。 ヨシダナギ写真展「DRAG QUEEN」 会期:2022年4月13日(水)~25日(月) 場所:阪急うめだ本店 9F 阪急うめだギャラリー 4月20日〜26日 東京 JIRO-ART EXHIBITION ポップでカラフルでゲイテイストなグラッフィク・アートで人気のJIRO-ARTさん(以前Rainbow Arts展に参加したり、二丁目のバーBridgeやakta、大阪のdistaで個展を開いたり、東京レインボープライドにブース出展したりもしています)のアート展が、東京レインボープライドに合わせて開催されます。ライフガードがテーマだそうで、新しいキャラクターのグッズなども販売されるそうです。 JIRO-ART EXHIBITION 会期:2022年4月20日(水)~4月26日(火) 会場:DESIGN FESTA GALLERY EAST203(渋谷区神宮前3-20-2) 開館時間:11:00-20:00(初日は17:00オープン、最終日は17:00まで) 入場無料 4月22日〜5月9日 東京 カナイフユキ個展『ゆっくりと届く祈り』 個人的な体験と政治的な問題を交差させ、あらゆるクィアネスを少しずつでも掬い上げ提示できる表現をすることをモットーに、イラストレーター、コミック作家として活動するカナイフユキ氏。この度、渋谷パルコが実施するダイバーシティ企画「あいとあいまい」の一環として、自身の体験を基に、現代社会を生きる上で誰もが感じる「生きづらさ、社会が抱える個性や多様性についての課題」をテーマとした展覧会が開催されます。 展示作品のほとんどが描きおろし作品となり、会場では展覧会開催記念グッズやミニブックを販売。ミニブックには展覧会に合わせカナイ氏自らが執筆した短編小説や、小説内容をイメージしたイラストなどの作品を収録いたします。 カナイフユキ個展『ゆっくりと届く祈り』 会期:2022年4月22日(金)~5月9日(月) 会場:渋谷PARCO B1F GALLERY X BY PARCO 営業時間:11:00-20:00 無料 4月27日〜6月8日 東京 SOMOS 多様性とLGBTQ+カルチュラル・ナラティヴ スペイン大使館が、スペインのLGBTQ+運動の歴史についての展覧会を開催します。映画、文学、視覚芸術、舞台芸術、スポーツやファッションなどの様々な分野におけるLGBTQ+文化的表現を通して、過去50年の歴史を展示いたします。日本との文化間対話を実現するため、同展覧会を、LGBTQ+をテーマにした日本のアーティストたちの展示スペースとして開放いたします。三島由紀夫と横尾忠則を題材にした作品や、ダム・タイプ、アキラ・ザ・ハスラー、森栄喜、ブブ・ド・ラ・マドレーヌ、ヴィヴィアン佐藤、甲秀樹といったアーティストの作品をご覧いただけます。同展覧会と連動して、講演会、パフォーマンスやコンサートなど、様々なパラレルイベントが開催されます(4月28日にはオンライントークイベントが開催されます) SOMOS 多様性とLGBTQ+カルチュラル・ナラティヴ 会期と開館時間:2022年4月27日(水)〜6月8日(水) 会場:スペイン大使館 エントランスホール(東京都港区六本木1-3-29) 入場無料・予約不要 オンライントークイベント「多様性とLGTBIQ+カルチュアル・ナラティブ」 日時:4月28日(木)18:30- 日本語・スペイン語(同時通訳付) 参加費無料 ============= |
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13:07
========== rinda0818 前から来たかった俊徳道のラーメン屋さん、めっちゃ美味しかった!\(^-^)/ ======== 中華蕎麦 福はら 大阪府東大阪市俊徳町1-3-24 俊徳道駅から95m |
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2022/04/12 |
2022/04/09(土)~2022/05/28(土)開館時間:11:00-19:00 日・月・祝休廊 2022/04/09(土) 2022/04/12(火)~16(土) 2022/04/19(火)~23(土) 2022/04/26(火)~28(木)、 2022/04/30(土) 2022/05/06(金)、05/07(土) 2022/05/10(火)~05/14(金) 2022/05/17(火)~05/21(土) 2022/05/24(火)~05/28(土) 会場:オオタファインアーツ(東京都港区六本木6-6-9ピラミデビル3F) ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 ================== 高橋 祐一 2022年4月15日 · ゲイのアートは面白い! 自分を出してるからねー 笑笑 スペイン大使館やるなぁ 特集:2022年初夏のLGBTQアート展 桜も散り、もうすぐGWですね。爽やかな初夏の日、アート展にお出かけしてみませんか? というわけで、4月〜6月に開催予定のLGBTQ関連のアート展やトピックを色とりどりにご紹介いたします。 特集:2022年初夏のLGBTQアート展 桜も散り、もうすぐGWですね。今年はTRPもリアル開催されますし、GWの二丁目のクラブパーティの情報もどんどん上がってきていて、ひさびさにワクワク感の感じられる4月になってますね。週末の予定も結構詰まっているかもしれませんが、たまには爽やかな初夏の風を感じながら、アート展にもお出かけしてみましょう、というわけで、4月〜6月に開催予定のLGBTQ関連のアート展やトピックを色とりどりにご紹介いたします(新たな情報が入り次第、順次追加していきます) (最終更新日 2022.4.13) NEWS! 今秋、松濤美術館にドラァグクイーンのウィッグが展示されます! 渋谷区の松濤といえば、大物歌手の豪邸があったり、日本でも指折りの高級住宅街として知られ、その中にある松濤美術館は極めて格調高い、高尚な展示がおこなわれる場所ですが、そんな松濤美術館で今年9月、おそらく日本初の「装いの力―異性装の日本史」という展覧会が開催され、「DIAMONDS ARE FOREVER」のロイヤルウィッグも展示されるそうです(クレジットにはシモーヌ深雪さん、D.K.ウラヂさんのお名前も) 「衣服や化粧によって男性が女性に、女性が男性に、あるいはさらに異なる何者かになること。社会的・文化的な性別を区分するための記号である衣服をもって、生物学的に与えられた性とは異なる性となる「異性装」について考えるのが同展だ」 「古代から現代までの日本における様々な異性装の文化・表現を考察、その営みのこれまでとこれからを考える展示になるだろう」 とても面白そう。楽しみです。 4月9日〜5月28日 東京 ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 ダムタイプの記念碑的な作品《S/N》のメインキャストを務めた(『アマポーラ』の甘い調べをバックに全裸で横たわり、股間からスルスルと万国旗を繰り出して舞台をゆっくりと横切るという、あまりにも素晴らしいパフォーマンスで全世界を号泣させた)女性のドラァグクイーン、ブブ・ド・ラ・マドレーヌさんが個展を開催します。ブブさんは古橋悌二さんからHIV陽性であるとのカミングアウトを受けた後、ハスラー・アキラさんらとともにHIVについてのメッセージを発信するAIDS POSTER PROJECTの活動に携わり、京都で「CLUB LUV+」というクラブイベントも開催、「DIAMONDS ARE FOREVER」の年末恒例「メトロ紅白」では貴重な白組として菅原洋一さんやサブちゃんを演じたり(笑)、堂山の「dista」で働いていたこともあり、ゲイコミュニティと非常に深く関わってきた方です。同時にブブさんはセックスワーカーのアーティストのユニット「バイターズ」の一員として活動してきたほか(99年末にワタリウム美術館で開催した『愛のスタジオ』という大勢のドラァグクイーンが登場するイベントも素敵でした)、個展なども開いてきたアーティストです。16年ぶりとなる今回の個展《人魚の領土ー旗と内臓》では、人魚の旗が万国旗のように掲げられていますが、そこにはピンクと黒の旗も見えます。 会場のオオタファインアーツは、ハスラー・アキラさんの個展も度々開いてきた素敵なギャラリーです。六本木駅から歩いてすぐ、ティップネス六本木と同じビルにあります。 「《人魚の領土》は、2004年から一貫したブブのテーマです。親友の死を経験した後、2000年代のブブにとって人魚は、死者の世界である海と陸との狭間で荒波に抗う存在でした。2010年代、セックスワークや家族の在宅介護の日常を通して、ブブは自己と他者の身体の境界についてより意識するようになります。「触れる/触れられる」という個人の身体に対する最初の越境は、親しみの表現やケアのためになされる場合もあれば、征服欲や攻撃欲から発生する場合もあります。一方、国という領土や、民族、ジェンダー、セクシュアリティの境界をめぐって繰り返される侵害は、身近な生活の中で日々その度合いを増し続けています。人魚の住処であり領土でもある「水」は、地上で社会的な力を奪われた女性やマイノリティが生きる世界の隠喩でもあり得るのではないかと、ブブは考えるようになりました。 ある日、皮膚病と長年付き合ってきたブブは、乾燥した皮膚が剥がれるのを見て「人魚は脱皮するかもしれない」と考えました。それがきっかけとなり、2019年の《人魚の領土と脱皮》では脱皮後に残される大きな「人魚の皮」を金網で作ります。パラパラと剥がれ落ちるウロコは、ブブが着古した衣服や好きだったシーツ、クラブで着たドラァグクイーンの衣装で作られました。領土=身体の様々な記憶が染み込んだウロコは人魚の身体を離れ、連なる旗となって上空に延びていきました。 その翌年の2020年、ブブは卵巣囊腫と子宮筋腫のために卵巣2個と子宮を摘出します。手術は身体的な痛みを伴うものでしたが、術後の自分の感情や感覚が以前と全く変わらないことにブブは驚きます。子宮も卵巣も、その他の内臓と助け合って働いてきた同じ内臓です。にもかかわらず、それ以上のイメージを背負わされて来た2種類の臓器の摘出は、ブブに晴れやかな気持ちをもたらしました。今展では身体の表面だけではなく、内臓も脱皮します。このアイデアは、手術の痛みや苦しみを経て、身体が内側から新しく生まれ変わる可能性を実感したことから生まれました。ブブが実感した再生は、生死や性別役割や生殖のイメージを捉え直し、人が生き物としての複雑さや豊かさを取り戻すことに繋がるでしょう。人魚の身体を離れた色とりどりの旗が彼方を目指す時、それが地上の呪縛から解き放たれる私たち自身への祝福の光景となることを願って、この展覧会を開催します」(公式サイトより) ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 会期:2022年4月9日(土)〜5月28日(土) 開館時間:11:00-19:00 日・月・祝休廊 会場:オオタファインアーツ(東京都港区六本木6-6-9ピラミデビル3F) 4月13日〜25日 大阪 ヨシダナギ写真展「DRAG QUEEN」 ベビーヴァギーさんをはじめ大阪のドラァグクイーンの方々が被写体になっている写真展が大阪・阪急うめだ本店9Fの阪急うめだギャラリーで開催されます(※昨年、アフリカで少数民族を撮影してきたヨシダナギさんが「新境地を求めて」ニューヨークやパリでドラァグクイーンの写真を撮影し、写真集を発売、しかし、こちらにまとめられているような出来事があり、ゲイコミュニティではあまり支持されなかった感がありました。が、今回、ちゃんと日本のクイーンの皆さんとコンタクトし、コラボが実現していて、いい方向に進んでよかったです)。大阪のドラァグクイーンの方々の写真が梅田の阪急で展示されるのってとても素敵なことだと思いますし、無料でご覧いただけますので、堂山に行かれる際にでも足を運んでみてはいかがでしょうか。 ヨシダナギ写真展「DRAG QUEEN」 会期:2022年4月13日(水)~25日(月) 場所:阪急うめだ本店 9F 阪急うめだギャラリー 4月20日〜26日 東京 JIRO-ART EXHIBITION ポップでカラフルでゲイテイストなグラッフィク・アートで人気のJIRO-ARTさん(以前Rainbow Arts展に参加したり、二丁目のバーBridgeやakta、大阪のdistaで個展を開いたり、東京レインボープライドにブース出展したりもしています)のアート展が、東京レインボープライドに合わせて開催されます。ライフガードがテーマだそうで、新しいキャラクターのグッズなども販売されるそうです。 JIRO-ART EXHIBITION 会期:2022年4月20日(水)~4月26日(火) 会場:DESIGN FESTA GALLERY EAST203(渋谷区神宮前3-20-2) 開館時間:11:00-20:00(初日は17:00オープン、最終日は17:00まで) 入場無料 4月22日〜5月9日 東京 カナイフユキ個展『ゆっくりと届く祈り』 個人的な体験と政治的な問題を交差させ、あらゆるクィアネスを少しずつでも掬い上げ提示できる表現をすることをモットーに、イラストレーター、コミック作家として活動するカナイフユキ氏。この度、渋谷パルコが実施するダイバーシティ企画「あいとあいまい」の一環として、自身の体験を基に、現代社会を生きる上で誰もが感じる「生きづらさ、社会が抱える個性や多様性についての課題」をテーマとした展覧会が開催されます。 展示作品のほとんどが描きおろし作品となり、会場では展覧会開催記念グッズやミニブックを販売。ミニブックには展覧会に合わせカナイ氏自らが執筆した短編小説や、小説内容をイメージしたイラストなどの作品を収録いたします。 カナイフユキ個展『ゆっくりと届く祈り』 会期:2022年4月22日(金)~5月9日(月) 会場:渋谷PARCO B1F GALLERY X BY PARCO 営業時間:11:00-20:00 無料 4月27日〜6月8日 東京 SOMOS 多様性とLGBTQ+カルチュラル・ナラティヴ スペイン大使館が、スペインのLGBTQ+運動の歴史についての展覧会を開催します。映画、文学、視覚芸術、舞台芸術、スポーツやファッションなどの様々な分野におけるLGBTQ+文化的表現を通して、過去50年の歴史を展示いたします。日本との文化間対話を実現するため、同展覧会を、LGBTQ+をテーマにした日本のアーティストたちの展示スペースとして開放いたします。三島由紀夫と横尾忠則を題材にした作品や、ダム・タイプ、アキラ・ザ・ハスラー、森栄喜、ブブ・ド・ラ・マドレーヌ、ヴィヴィアン佐藤、甲秀樹といったアーティストの作品をご覧いただけます。同展覧会と連動して、講演会、パフォーマンスやコンサートなど、様々なパラレルイベントが開催されます(4月28日にはオンライントークイベントが開催されます) SOMOS 多様性とLGBTQ+カルチュラル・ナラティヴ 会期と開館時間:2022年4月27日(水)〜6月8日(水) 会場:スペイン大使館 エントランスホール(東京都港区六本木1-3-29) 入場無料・予約不要 オンライントークイベント「多様性とLGTBIQ+カルチュアル・ナラティブ」 日時:4月28日(木)18:30- 日本語・スペイン語(同時通訳付) 参加費無料 ============= |
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2022/04/13 |
2022/04/09(土)~2022/05/28(土)開館時間:11:00-19:00 日・月・祝休廊 2022/04/09(土) 2022/04/12(火)~16(土) 2022/04/19(火)~23(土) 2022/04/26(火)~28(木)、 2022/04/30(土) 2022/05/06(金)、05/07(土) 2022/05/10(火)~05/14(金) 2022/05/17(火)~05/21(土) 2022/05/24(火)~05/28(土) 会場:オオタファインアーツ(東京都港区六本木6-6-9ピラミデビル3F) ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 ================== 高橋 祐一 2022年4月15日 · ゲイのアートは面白い! 自分を出してるからねー 笑笑 スペイン大使館やるなぁ 特集:2022年初夏のLGBTQアート展 桜も散り、もうすぐGWですね。爽やかな初夏の日、アート展にお出かけしてみませんか? というわけで、4月〜6月に開催予定のLGBTQ関連のアート展やトピックを色とりどりにご紹介いたします。 特集:2022年初夏のLGBTQアート展 桜も散り、もうすぐGWですね。今年はTRPもリアル開催されますし、GWの二丁目のクラブパーティの情報もどんどん上がってきていて、ひさびさにワクワク感の感じられる4月になってますね。週末の予定も結構詰まっているかもしれませんが、たまには爽やかな初夏の風を感じながら、アート展にもお出かけしてみましょう、というわけで、4月〜6月に開催予定のLGBTQ関連のアート展やトピックを色とりどりにご紹介いたします(新たな情報が入り次第、順次追加していきます) (最終更新日 2022.4.13) NEWS! 今秋、松濤美術館にドラァグクイーンのウィッグが展示されます! 渋谷区の松濤といえば、大物歌手の豪邸があったり、日本でも指折りの高級住宅街として知られ、その中にある松濤美術館は極めて格調高い、高尚な展示がおこなわれる場所ですが、そんな松濤美術館で今年9月、おそらく日本初の「装いの力―異性装の日本史」という展覧会が開催され、「DIAMONDS ARE FOREVER」のロイヤルウィッグも展示されるそうです(クレジットにはシモーヌ深雪さん、D.K.ウラヂさんのお名前も) 「衣服や化粧によって男性が女性に、女性が男性に、あるいはさらに異なる何者かになること。社会的・文化的な性別を区分するための記号である衣服をもって、生物学的に与えられた性とは異なる性となる「異性装」について考えるのが同展だ」 「古代から現代までの日本における様々な異性装の文化・表現を考察、その営みのこれまでとこれからを考える展示になるだろう」 とても面白そう。楽しみです。 4月9日〜5月28日 東京 ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 ダムタイプの記念碑的な作品《S/N》のメインキャストを務めた(『アマポーラ』の甘い調べをバックに全裸で横たわり、股間からスルスルと万国旗を繰り出して舞台をゆっくりと横切るという、あまりにも素晴らしいパフォーマンスで全世界を号泣させた)女性のドラァグクイーン、ブブ・ド・ラ・マドレーヌさんが個展を開催します。ブブさんは古橋悌二さんからHIV陽性であるとのカミングアウトを受けた後、ハスラー・アキラさんらとともにHIVについてのメッセージを発信するAIDS POSTER PROJECTの活動に携わり、京都で「CLUB LUV+」というクラブイベントも開催、「DIAMONDS ARE FOREVER」の年末恒例「メトロ紅白」では貴重な白組として菅原洋一さんやサブちゃんを演じたり(笑)、堂山の「dista」で働いていたこともあり、ゲイコミュニティと非常に深く関わってきた方です。同時にブブさんはセックスワーカーのアーティストのユニット「バイターズ」の一員として活動してきたほか(99年末にワタリウム美術館で開催した『愛のスタジオ』という大勢のドラァグクイーンが登場するイベントも素敵でした)、個展なども開いてきたアーティストです。16年ぶりとなる今回の個展《人魚の領土ー旗と内臓》では、人魚の旗が万国旗のように掲げられていますが、そこにはピンクと黒の旗も見えます。 会場のオオタファインアーツは、ハスラー・アキラさんの個展も度々開いてきた素敵なギャラリーです。六本木駅から歩いてすぐ、ティップネス六本木と同じビルにあります。 「《人魚の領土》は、2004年から一貫したブブのテーマです。親友の死を経験した後、2000年代のブブにとって人魚は、死者の世界である海と陸との狭間で荒波に抗う存在でした。2010年代、セックスワークや家族の在宅介護の日常を通して、ブブは自己と他者の身体の境界についてより意識するようになります。「触れる/触れられる」という個人の身体に対する最初の越境は、親しみの表現やケアのためになされる場合もあれば、征服欲や攻撃欲から発生する場合もあります。一方、国という領土や、民族、ジェンダー、セクシュアリティの境界をめぐって繰り返される侵害は、身近な生活の中で日々その度合いを増し続けています。人魚の住処であり領土でもある「水」は、地上で社会的な力を奪われた女性やマイノリティが生きる世界の隠喩でもあり得るのではないかと、ブブは考えるようになりました。 ある日、皮膚病と長年付き合ってきたブブは、乾燥した皮膚が剥がれるのを見て「人魚は脱皮するかもしれない」と考えました。それがきっかけとなり、2019年の《人魚の領土と脱皮》では脱皮後に残される大きな「人魚の皮」を金網で作ります。パラパラと剥がれ落ちるウロコは、ブブが着古した衣服や好きだったシーツ、クラブで着たドラァグクイーンの衣装で作られました。領土=身体の様々な記憶が染み込んだウロコは人魚の身体を離れ、連なる旗となって上空に延びていきました。 その翌年の2020年、ブブは卵巣囊腫と子宮筋腫のために卵巣2個と子宮を摘出します。手術は身体的な痛みを伴うものでしたが、術後の自分の感情や感覚が以前と全く変わらないことにブブは驚きます。子宮も卵巣も、その他の内臓と助け合って働いてきた同じ内臓です。にもかかわらず、それ以上のイメージを背負わされて来た2種類の臓器の摘出は、ブブに晴れやかな気持ちをもたらしました。今展では身体の表面だけではなく、内臓も脱皮します。このアイデアは、手術の痛みや苦しみを経て、身体が内側から新しく生まれ変わる可能性を実感したことから生まれました。ブブが実感した再生は、生死や性別役割や生殖のイメージを捉え直し、人が生き物としての複雑さや豊かさを取り戻すことに繋がるでしょう。人魚の身体を離れた色とりどりの旗が彼方を目指す時、それが地上の呪縛から解き放たれる私たち自身への祝福の光景となることを願って、この展覧会を開催します」(公式サイトより) ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 会期:2022年4月9日(土)〜5月28日(土) 開館時間:11:00-19:00 日・月・祝休廊 会場:オオタファインアーツ(東京都港区六本木6-6-9ピラミデビル3F) 4月13日〜25日 大阪 ヨシダナギ写真展「DRAG QUEEN」 ベビーヴァギーさんをはじめ大阪のドラァグクイーンの方々が被写体になっている写真展が大阪・阪急うめだ本店9Fの阪急うめだギャラリーで開催されます(※昨年、アフリカで少数民族を撮影してきたヨシダナギさんが「新境地を求めて」ニューヨークやパリでドラァグクイーンの写真を撮影し、写真集を発売、しかし、こちらにまとめられているような出来事があり、ゲイコミュニティではあまり支持されなかった感がありました。が、今回、ちゃんと日本のクイーンの皆さんとコンタクトし、コラボが実現していて、いい方向に進んでよかったです)。大阪のドラァグクイーンの方々の写真が梅田の阪急で展示されるのってとても素敵なことだと思いますし、無料でご覧いただけますので、堂山に行かれる際にでも足を運んでみてはいかがでしょうか。 ヨシダナギ写真展「DRAG QUEEN」 会期:2022年4月13日(水)~25日(月) 場所:阪急うめだ本店 9F 阪急うめだギャラリー 4月20日〜26日 東京 JIRO-ART EXHIBITION ポップでカラフルでゲイテイストなグラッフィク・アートで人気のJIRO-ARTさん(以前Rainbow Arts展に参加したり、二丁目のバーBridgeやakta、大阪のdistaで個展を開いたり、東京レインボープライドにブース出展したりもしています)のアート展が、東京レインボープライドに合わせて開催されます。ライフガードがテーマだそうで、新しいキャラクターのグッズなども販売されるそうです。 JIRO-ART EXHIBITION 会期:2022年4月20日(水)~4月26日(火) 会場:DESIGN FESTA GALLERY EAST203(渋谷区神宮前3-20-2) 開館時間:11:00-20:00(初日は17:00オープン、最終日は17:00まで) 入場無料 4月22日〜5月9日 東京 カナイフユキ個展『ゆっくりと届く祈り』 個人的な体験と政治的な問題を交差させ、あらゆるクィアネスを少しずつでも掬い上げ提示できる表現をすることをモットーに、イラストレーター、コミック作家として活動するカナイフユキ氏。この度、渋谷パルコが実施するダイバーシティ企画「あいとあいまい」の一環として、自身の体験を基に、現代社会を生きる上で誰もが感じる「生きづらさ、社会が抱える個性や多様性についての課題」をテーマとした展覧会が開催されます。 展示作品のほとんどが描きおろし作品となり、会場では展覧会開催記念グッズやミニブックを販売。ミニブックには展覧会に合わせカナイ氏自らが執筆した短編小説や、小説内容をイメージしたイラストなどの作品を収録いたします。 カナイフユキ個展『ゆっくりと届く祈り』 会期:2022年4月22日(金)~5月9日(月) 会場:渋谷PARCO B1F GALLERY X BY PARCO 営業時間:11:00-20:00 無料 4月27日〜6月8日 東京 SOMOS 多様性とLGBTQ+カルチュラル・ナラティヴ スペイン大使館が、スペインのLGBTQ+運動の歴史についての展覧会を開催します。映画、文学、視覚芸術、舞台芸術、スポーツやファッションなどの様々な分野におけるLGBTQ+文化的表現を通して、過去50年の歴史を展示いたします。日本との文化間対話を実現するため、同展覧会を、LGBTQ+をテーマにした日本のアーティストたちの展示スペースとして開放いたします。三島由紀夫と横尾忠則を題材にした作品や、ダム・タイプ、アキラ・ザ・ハスラー、森栄喜、ブブ・ド・ラ・マドレーヌ、ヴィヴィアン佐藤、甲秀樹といったアーティストの作品をご覧いただけます。同展覧会と連動して、講演会、パフォーマンスやコンサートなど、様々なパラレルイベントが開催されます(4月28日にはオンライントークイベントが開催されます) SOMOS 多様性とLGBTQ+カルチュラル・ナラティヴ 会期と開館時間:2022年4月27日(水)〜6月8日(水) 会場:スペイン大使館 エントランスホール(東京都港区六本木1-3-29) 入場無料・予約不要 オンライントークイベント「多様性とLGTBIQ+カルチュアル・ナラティブ」 日時:4月28日(木)18:30- 日本語・スペイン語(同時通訳付) 参加費無料 ============= |
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告知 2022/04/13(水)18時15分~ 東京・港区産業振興センターホール 集会のテーマは「迫る憲法の危機ー参院選をどう闘うか」 告知はこれ。後に変更があったみたい。 レイバーネット ========= 第2回「共同テーブル」大討論集会 迫る憲法の危機-参院選をどう闘うか ―共同テーブル・発起人と市民の徹底討論― ロシアのウクライナ侵攻は戦争の惨禍を私たちにつきつけました。 「共同テーブル」はロシア軍の即時撤退と停戦を求めます。 一方、ウクライナの悲劇を奇禍として自民党や維新は「ウクライナは明日の台湾」、 「敵基地攻撃能力保持」、「核シェアリング」など暴言を連発。岸田首相は「今こそ 憲法改正を」と叫んでいます。 戦争は理性を麻痺させるといいますが、まさに政治が判断停止に陥っているようで す。 このような風潮の中で参院選が実施されることに、私たちは大きな危機感を覚えます。 参院選で改憲勢力に3分の2議席以上を許してしまえば、2025年までは解散総選挙も せずにいつでも改憲発議可能な「黄金の3年間」と言われています。 7月の歴史的な参院選は、覚悟と勇気、そして理性的な判断が問われるのではないで しょうか。 ●命の安全保障を考える 私たちは戦争をなくす道、命の安全保障の方法を考えたいと思います。 戦争は始まってしまえば核戦争の危機を現実化します。戦争をおこさせないためどう するかが参院選の争点です。「抑止力」は攻撃を防ぐ方途ではありません。「抑止 力」の競争は軍拡競争であり、行き着く先は核兵器開発競争ではないでしょうか。 日米で中国包囲網をつくり、馬毛島、沖縄から南西諸島一帯をミサイル要塞化すれば 緊張を高めるだけです。NATOの東方拡大がウクライナ問題の遠因になったことを想起 しましょう。 自民党内からは、ウクライナ問題でエネルギー不足にならぬよう、原発の再稼働を 求める声が出ています。しかし原発は最悪の時限爆弾に転化します。これを機に原発 廃炉を急ぐべきです。 ●暮らしの安全保障を考える 新型コロナ禍で加速された格差と貧困の拡大は深刻です。「非正規」、とりわけ女 性労働者は苦境にさらされています。食料支援活動には大勢の困窮者がおとずれま す。自死や「家庭内殺人」は後を絶ちません。在日の皆さんへのヘイトはネットにあ ふれます。福島第1原発の汚染水放出は、漁民の復興の希望を絶とうとしています。 一方政府は防衛費の倍増をめざしています。倍増すれば消費税収の半分に相当。他国 の軍拡を誘発する愚行をやめ、消費税を軽減すべきです。 ●野党共闘の再建と護憲の比例共同名簿の前進を 参院選で3分の1以上の護憲の議員を送り出すためにどうするか。まずは停滞してい る野党共闘を立憲民主党、共産党、社会民主党、れいわ新選組が力を合わせて再建す ることです。そのために何ができるか。そして社民党、新社会党などによる比例の共 同名簿方式も新たな試みです。こうした多様な努力を交流し参院選挙に挑みましょう。 市民と立憲野党の協力で、ムーブメントを巻き起こすには、何が必要なのか。 皆さんとともに考えましょう。そして、たちあがりましょう。 「共同テーブル」の理念と今後の方向を討議するシンポジウムです。 多くの皆さまのご出席をお待ちしております。 記 ●日時 4月13日(水) 午後6時15分~8時15分 午後6時開場 ●会場 港区産業振興センター・11階・ホール(大) 住所 港区芝5-36-4 札の辻スクエア・11階 電話 03-3578-2558 行き方 JR田町駅から徒歩4分、 都営地下鉄三田線三田駅から徒歩2分 ●資料代 800円 ●申し込み先 定員(200名)になり次第、申し込みを締め切りますので、大変、 恐縮ですが、なるべく早めに下記のメールアドレスまで、出席申し込みを、お願いい たします。 E-mail e43k12y@yahoo.co.jp プログラム 1 総合司会 杉浦ひとみ(弁護士) 白石孝(NPO法人官製ワーキングプア研究会理事長) 2 ご挨拶 発起人を代表して 佐高信 3 第1部 憲法の危機に参議院選挙でどう立ち向かうか ●基調講演 中野晃一(上智大学教授) ●パネルデイスカッション パネラー 中野晃一(上智大学教授) 竹信三恵子(ジャーナリスト・和光大学名誉教授) 纐纈 厚(山口大学名誉教授) 前田 朗(東京造形大学名誉教授) 山城博治(沖縄平和運動センター顧問) 4 第2部 参議院選挙を共同でたたかう-私の訴えたいこと 大椿ゆうこ(非正規からの脱却) 金 泰泳(東洋大学教授・多様性社会を) 岡崎彩子(新社会党・ロスジェネ世代の声) 5 まとめと閉会挨拶 ●「共同テーブル」連絡先 藤田高景 090-8808-5000 石河康国 090-6044-5729 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー <いのちの安全保障確立に向けて> ―非正規社会からの脱却宣言ー 32歳で急逝した歌人、萩原慎一郎が「非正規という受け入れがたき現状を受け入れな がら生きているのだ」と歌った。彼は「箱詰めの社会の底で潰された蜜柑のごとき若 者がいる」とも歌ったが、非正規があたり前のようになっているこの社会の異常さ は、格差拡大や、沖縄への軍事基地の押しつけや、歯止めなき環境破壊となって噴出 している。なしくずしの改憲への動きもその一つである。 日本国憲法には理念があり思想がある。 「戦争はすべてを失わせる。戦争で得たものは憲法だけだ」と城山三郎は言った。 非正規社会からの脱却をめざす革新勢力の結集の軸に私たちは憲法の理念の実現を 据える。それをあいまいにして結集しても、腐敗した保守勢力(公明党、維新を含む) に傾斜するだけである。 原爆を落とした加害者のアメリカに追随し、被害者となった中国を敵視するので は、憲法に基づく平和外交を展開できない。どんなに困難であっても、アメリカと中 国双方に等距離の位置から、できるだけ、国家の水位を低くする努力を積み重ねる必 要がある。 そして喫緊の課題の脱原発である。主にこの三つの立場を明らかにして、新たなる プラットフォームを形成したい。 社会民主党は「革新勢力」が「分裂や対立を繰り返してきた」ことを反省し、「新 社会党や緑の党をはじめ、基本政策が一致する多くの政党・政治団体・市民団体と日 本を変えるためにネットワークを強化する」と表明したが、それを実現するために新 たなるムーブメントを起こしたい。 端的に言えば、いのちの安全保障確立へ向けて非正規社会からの脱却をめざす運動 を起こすということである。 2021年7月 起草 発起人を代表して 佐高 信 「共同テーブル」発起人(アイウエオ順) 浅井基文(元広島平和研究所所長・政治学者) 安積遊歩(ピアカウンセラー) 雨 宮処凛(作家・活動家) 伊藤 誠(経済学者) 植野妙実子(中央大学名誉教授・ 憲法学) 上原公子(元国立市長) 大内秀明(東北大学名誉教授) 大口昭彦(弁 護士・救援連絡センター運営委員)海渡雄一(弁護士) 鎌倉孝夫(埼玉大学名誉教 授) 鎌田 慧(ルポライター) 金城 実(彫刻家)纐纈 厚(山口大学名誉教 授・歴史学者)古今亭菊千代(落語家)佐高 信(評論家) 清水雅彦(日本体育大 学教授・憲法学)白石 孝(NPO法人官製ワーキングプア研究会理事長) 杉浦ひと み(弁護士) 竹信三恵子(ジャーナリスト・和光大学名誉教授)田中優子(前法政大学総長) 鳥井一平(全統一労働 組合・中小労組政策ネットワーク)前田 朗(東京造形大学名誉教授) 室井佑月 (小説家・タレント) 山城博治(沖縄平和運動センター顧問) ========= 告知では、金 泰泳(東洋大学教授・多様性社会を)だったけど、れいわ新選組のほうに移ったので、急遽、村田峻一に変更になったんやろうな。 レポートを参考に、実際の登場者をまとめました。 第一部 佐高信発起人代表 司会者(杉浦ひとみ・白石孝) 中野晃一 竹信三恵子 山城博治 纐纈厚さん(山口大名誉教授) 前田朗さん(東京造形大名誉教授) 第二部 司会 白石孝 福島みずほ社民党党首 大椿ゆうこ おかざき彩子 村田峻一 レイバーネット ============= 「焼け野原よりお花畑」中野晃一さん 武力主義を厳しく批判〜〜「共同テーブル」大討論集会 4月13日、「共同テーブル」第二回大討論集会が東京・港区産業振興センターホールで開催された。集会のテーマは「迫る憲法の危機ー参院選をどう闘うか」だった。佐高信発起人代表の挨拶に続いて、中野晃一さんが30分の基調講演を行った。 ウクライナ情勢の中で軍備増強の風潮が高まっているが、中野さんはこれを手厳しく批判した。「相互の武力のエスカレートは何をもたらすかはハッキリしている。武力を高めれば安全ではなく戦争を招くことになる。よく考えればわかること。私たちは全面的な平和主義・素朴な平和主義で行くべきだ。武力削減というとノーテンキ、お花畑と言われるが、素朴な武力主義者がもたらすのは焼け野原だ。焼け野原よりお花畑のほうがいいではないか。今は武力主義者に対して反転攻勢のとき。2015年安保法制のときはあれだけの人が立ち上がった。焼けぼっくいに火を付けよう。改憲がかかる今度の参院選では負けるわけにはいかない。我々の代で、日本の平和主義・民主主義を埋葬させてはいけない。寝ている人を起こそう。武力主義への批判を外に広げていこう」と熱く訴えた。 パネラーの山城博治さんは、ミサイル配備・戦争準備が進む沖縄の実状をリアルに伝えた。「ここまで来ているのか」生々しい現実を知って、会場に緊張が走った。二部では、福島みずほ社民党党首に続いて、参院予定候補者の大椿ゆうこ・おかざき彩子・村田峻一の各氏がスピーチした。三人は若く、非正規・ロスジェネなどの当事者でもある。時代の危機の中で、あらたなたたかいの芽を感じさせる討論集会」だった。(M) →全動画(2時間36分)・「共同テーブル」HP ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー *以下は、宮川敏一さんの詳細レポート 第2回「共同テーブル」大討論集会が、4月13日の夜、東京・田町にある産業振興会館で行われた。 ◆ロシアのウクライナ侵略は戦争の惨禍を私たちに突きつけた。ロシア軍の即時撤退と停戦を求める。その一方で自民党、維新などは、「ウクライナの明日は台湾」「敵基地攻撃能力」「核シェリング」を連発して、「憲法改正」の声を大にします。更にウクライナ問題をエネルギー不足に歪曲して「原発再稼働」さえ言い切り、大きな危機感を覚えます。参議院選で1/3以上の護憲の議員を送り出すことが必死の条件です。社民党、新社会党などによる比例の共同名簿方式が新たな試みになる。 【共同テーブル・発起人と市民の徹底討論】18:15開会 ◆司会者(杉浦ひとみ・白石孝) ◆発起人挨拶(佐高信さん) 参議院選を前に憲法がかかっている。ウクライナと憲法は関係がある。ウクライナ出身の人が、両国憲法の人権と男女平等思想を根源にする。憲法を守ると言うことは両国の連帯を意味する。ベアテ・シロタ・ゴードンさんは10年くらい日本に住んでおり、自伝で日本を故郷と思う。テアテさんは、日本人は封建民族と言う。権力者の命令なら気が進まなくても実行する。日本の道徳は為政者を美化する。ヒロイズムを感じる人も多い。日本人は人権の概念が通じない。今度の選挙はこういう人はいないことを示す選挙したい。 【第1部】 ◆基調講演 (中野晃一さん・上智大学教授) 7月の参議院選挙は重要な選挙になる。16年、19年野党共闘があったが、今回は厳しい。これまでも、本心と異なることをやっていた議員は自民党に行ってしまった人もいた。現在の国民民主党があっち側に行く、まともなのが前原さんと思わせるのがこれこそ危険。日本の産業構造から労働組合が危機意識を持たれ、ロビー団体として自民党とうまくやって行くと切り替えている。それが自動車、電機、UAゼンセンこっちに戻ってくる可能性は無く、残りの連合がどれだけ踏ん張れるのかの状況だ。 今度の参議院選挙で2/3以上取られたとしも、秋の審査会で改憲発議まで来るかはさすがにしんどいと思う。年内に国民投票にならないだろう。年を越した4月は統一地方選があり、乱暴はできず猫をかぶってくる。地方選で踏ん張れば歯止めはできる。安倍・菅よりも岸田は良いは、誤魔化しで誤りだ。本質は同じだ。 統一地方選まで猫を被って来る。スケジュール感が安倍、菅に比して岸田は安心をもたらす。岸田は25年のダブル選挙がある。岸田の再戦は24年。再戦できない低い。安全保障は同盟のリスクがある。第1の子分は安全でない。ウクラナで起きていることを台湾海峡に置き換えてくる。私たち「平和主義から反転した攻撃が、そこに憲法9条と共同テーブルがある。有効に使い寝てる人も起こして選挙に行ってもらう。国会で仕事をする人を選ぶ大事です。安保法制であれだけの人が反対したのだから頑張りましょう。 【パネルディスカッション】 ◆竹信三恵子さん(ジャーナリスト) 第2次大戦に懲りて、国の富は生活のために使うと思った。9条を使って戦争をしないから、防衛費がかからない。国の富のお金を国民の豊かさに使う。憲法の流れが見えてくると野党頑張れにつながる。生活がかけ離れているから憲法に見向きもしない。防衛費を湯水のごとく使うのは、軍備って放蕩息子を養っていることと同じ。お金がかかる制限が無い。国民にお金が回ってこない。街頭インタビューで「維新は子育てを支援してくれる」と言う。本気に思っている国民の多いことか。リベラル国民の50%は投票に行かない。そう言う人の59%が支持政党無し。新自由主義的タカ派10%でも熱心に投票に行く。放蕩息子を退治する先だ。ゼレンスキー大統領が軍備協力を言わなかった、憲法9条を知っていたから。憲法で生活改善できる膨大の軍事費と税金の見直しで改善ができることを参院選で証明する。選挙への勝利の後押しになる。 ◆山城博治さん 沖縄から見た現場の声を伝えたい。この国が再び戦争国家にならないように共有できればと思う。 1987年に締結された「中距離核弾道ミサイル全廃条約」が、ロシアとアメリカを縛り続け、射程500キロから5000キロのミサイルがありません。その間中国はこのミサイルをドンドンつくってきた。その数は2000発とも伝えられる。精密度は高く、射程4000km、米国戦闘機もピンポイントで攻撃できる。米国は焦り、ロシアとの協定を破って中距離核弾頭を作り出し、日本にも持ちかけてくる。中国は6年以内に攻撃をしてくる。防衛を固めなければと米国が脅威論をけしかけてきた。だとしたら沖縄を抑止力する。それはできないボタン一つで終わりになる。米国は、沖縄の40島をオスプレイでつなぐ防衛に乗せられている。中国は第7艦隊など怖くない ステレス戦闘機でも、中国に勝てない。敵基地攻撃どころか、相手基地から反撃がある。日本は、アメリカから離れろ!辺野古新基地建設の隣に自衛隊基地をつくっている。核兵器を持ち込み嘉手納弾薬庫は危険だ。沖縄の実情は待ったなしに戦火の恐怖に包まれている。 ◆纐纈厚さん(山口大名誉教授) 志位和夫さんの自衛隊活用論が炎上しています。これは、22年前から言ってきたことです。当時の田原総一郎インタビューで言っちゃたです。党内論議を経ないで。私は思います。自衛隊の活用などダメです。攻めない、攻められないことです。だから9条が必要です。9条の活用が一番です。攻められたら終わりです。安倍は、「ウクライナはNATOに入っていないから攻められた」とウソを言います。ロシアのウクライナに侵略に乗じて中国が攻めてくるとあおります。米国は、日本本土を米国の盾にして、日米軍事同盟堅持する思いがあります。軍事同盟など平和の役に立ちません。 ◆前田朗さん(東京造形大名誉教授) 日本国憲法の平和主義をどう守るのかが大切です。ロシア侵略のどさくさに紛れ、改憲をどうやって潰すのか課題です。私たちが持っている1946年の日本国憲法の前文、平和的生存権と9条の平和主義その中身を支える平和主義思想を1046年のままでなくて、2022年の私たちの平和思想で補わなければいけない。一定の理論的確信を持たなければいけない。平和主義を掲げる日本に、軍隊も外国軍隊も存在している。私たちの平和的生存権をしっかりと守ろうと、私たちの平和運動を発展させていきたい。 【第2部】司会 白石孝さん 参議院選挙を共同で闘う候補者が「私の訴え」をいたします。 ◆決意表明 福島瑞穂さん 今日憲法審査会では、オンライン出席の議論がありました。しかし、自民党議員は「9条変えろ」「改憲だ改憲!」ばかりを繰り返すだけです。そんな自民党に負けられません。自民党は防衛費の拡大に躍起になっている。生活を守る。雇用を守るのが最優先ですが新自由主義は労働者、市民の生活を破壊しています。新自由主義は人を滅ぼします。社民党は岡崎彩子さん含め6名が比例に臨み、愛知の選挙区で立候補が決まりました。社民党は、候補者は全国で頑張ります ◆大椿ゆうこさん(社民党・非正規からの脱却) 私は就職氷河期時代に社会に出ました。解雇された経験があります。そして労働運動と出会い闘いました。私のスローガンは「労働者の切り捨てを許さない」です。格差貧困、雇用の問題を訴え続けます。私の強みは労働運動が無ければ非正規は生きて行けない。人々に訴えて行く説得力があります。多くの職場、労働者と接して学び闘うことが解決に、そのために自分はでるんだと思っています。支持者からは憲法を守る政党として「もっともっと憲法を訴えろ」と耳にしました。社民党が憲法を守る力一杯言って行きます。 ◆おかざき彩子さん(新社会党・ロスジェネ世代の声) 私はどんなことがあっても、安心して暮らして行ける、希望を持てる社会にしようと思っています。私は1980年生まれの42歳です。生きづらく引きこもっていた時期もありました。職安に便り、仕事を探しても非正規雇用だけでした。状勢は事務作業、パワハラ、モロハラも経験しました。失業と向き合い続け、低い賃金は働いている今だけでなく、その後の年金も一生影響を受け続けます。私が経験したロスジェネ時代が今も直面している現実です。新自由主義のもとに競争に勝つのがすべてだ、勝ち組になれという、社会の雰囲気、価値観にもがいた姿だと気づくことができました。そこから起きている格差と貧困、40%の非正規。一人の人間としない家族単位の社会保障制度などがはっきりと分かりました。もがいて生きている私のような存在でも、しっかりと生きていける制度にすれば、国籍や性別、高齢を理由にされることなく、人間として生きていけるようになる。勝ち組を目指巣のではない。多様な生き方が分かる誠二に変えます。社会の努力を一気に奪うのが戦争です。ロシアによるウクライナ侵略は許せません。戦争は絶対に止めるべき、これ以上の拡大許さない。世界の人々と連帯します。私たちはかつての戦争を反省して、今の憲法をつくりました。その義務を尊重する国会議員が「武力による強い国を目指す」言動は許せません。改憲を目指す姿は誤りです。ジェンダー平等も持続可能な地球も達成できません。人間を大事にする社会を築くために頑張ります。皆さん一緒に変えて行きましょう。 ◆村田峻一さん(社民党・トランスジェンダージャパン) まもなく年齢が30歳になり、全国最年少の候補になると思います。朝鮮学校の無償化裁判を愛知で支援事務局をしました。きっかけは名古屋大学での同級生に在日朝鮮人の友人でであうことからでした。昨年は、LBGT、トランスジェンダーなどの関係から運動を取り組むことができました。その縁からトランスバッジを着けました。いろんな運動があって今日があります。50人も集まればと思っていたのに、500人も集まり勇気が湧きました。生きていることが示し、大事と分かりました。昨年、入管法改悪が止まりました。10代、20代若い人が入管法で立ち上がった人。大きな動きを感じました。パートナーシップ制度が全国で208あります。どうしても婚姻制度よりもあらゆる部分で劣る。2015年に渋谷区、世田谷区で始まり拡がったのは同性婚を望む声が大きかったからです。7年経過しても具体策に進めない課題があります。皆さんどこか一つくらいはマイノリティをお持ちと思います。それが個人の「あなたらしさ」になります。それぞれの個性を持ち合って、参議院選挙で憲法を守るため勝ちましょう。 【まとめ閉会挨拶】20:45 ◆白石孝さん 杉並区長選挙で女性が立候補する6月実施の中間選挙です。政治に加わることは地域政治を飛躍させる。韓国のように私たちの候補が50%を超える支持率を上げる。参議院選挙で支持率を上げる30%以上する。それこそが参議院選挙を勝つことです。皆さんと頑張りましょう!本日の参加者は100名、オンラインは100名を報告します。 ============== |
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============== rinda0818 • 西光園 rinda0818 久しぶりに来たよー! sakeuchi317 このあと、美味しそうなものが…。 2022/04/13 ========= 西光園 本店 大阪府大阪市生野区桃谷4-19-13 桃谷駅から923m |
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2022/04/14 |
2022/04/09(土)~2022/05/28(土)開館時間:11:00-19:00 日・月・祝休廊 2022/04/09(土) 2022/04/12(火)~16(土) 2022/04/19(火)~23(土) 2022/04/26(火)~28(木)、 2022/04/30(土) 2022/05/06(金)、05/07(土) 2022/05/10(火)~05/14(金) 2022/05/17(火)~05/21(土) 2022/05/24(火)~05/28(土) 会場:オオタファインアーツ(東京都港区六本木6-6-9ピラミデビル3F) ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 ================== 高橋 祐一 2022年4月15日 · ゲイのアートは面白い! 自分を出してるからねー 笑笑 スペイン大使館やるなぁ 特集:2022年初夏のLGBTQアート展 桜も散り、もうすぐGWですね。爽やかな初夏の日、アート展にお出かけしてみませんか? というわけで、4月〜6月に開催予定のLGBTQ関連のアート展やトピックを色とりどりにご紹介いたします。 特集:2022年初夏のLGBTQアート展 桜も散り、もうすぐGWですね。今年はTRPもリアル開催されますし、GWの二丁目のクラブパーティの情報もどんどん上がってきていて、ひさびさにワクワク感の感じられる4月になってますね。週末の予定も結構詰まっているかもしれませんが、たまには爽やかな初夏の風を感じながら、アート展にもお出かけしてみましょう、というわけで、4月〜6月に開催予定のLGBTQ関連のアート展やトピックを色とりどりにご紹介いたします(新たな情報が入り次第、順次追加していきます) (最終更新日 2022.4.13) NEWS! 今秋、松濤美術館にドラァグクイーンのウィッグが展示されます! 渋谷区の松濤といえば、大物歌手の豪邸があったり、日本でも指折りの高級住宅街として知られ、その中にある松濤美術館は極めて格調高い、高尚な展示がおこなわれる場所ですが、そんな松濤美術館で今年9月、おそらく日本初の「装いの力―異性装の日本史」という展覧会が開催され、「DIAMONDS ARE FOREVER」のロイヤルウィッグも展示されるそうです(クレジットにはシモーヌ深雪さん、D.K.ウラヂさんのお名前も) 「衣服や化粧によって男性が女性に、女性が男性に、あるいはさらに異なる何者かになること。社会的・文化的な性別を区分するための記号である衣服をもって、生物学的に与えられた性とは異なる性となる「異性装」について考えるのが同展だ」 「古代から現代までの日本における様々な異性装の文化・表現を考察、その営みのこれまでとこれからを考える展示になるだろう」 とても面白そう。楽しみです。 4月9日〜5月28日 東京 ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 ダムタイプの記念碑的な作品《S/N》のメインキャストを務めた(『アマポーラ』の甘い調べをバックに全裸で横たわり、股間からスルスルと万国旗を繰り出して舞台をゆっくりと横切るという、あまりにも素晴らしいパフォーマンスで全世界を号泣させた)女性のドラァグクイーン、ブブ・ド・ラ・マドレーヌさんが個展を開催します。ブブさんは古橋悌二さんからHIV陽性であるとのカミングアウトを受けた後、ハスラー・アキラさんらとともにHIVについてのメッセージを発信するAIDS POSTER PROJECTの活動に携わり、京都で「CLUB LUV+」というクラブイベントも開催、「DIAMONDS ARE FOREVER」の年末恒例「メトロ紅白」では貴重な白組として菅原洋一さんやサブちゃんを演じたり(笑)、堂山の「dista」で働いていたこともあり、ゲイコミュニティと非常に深く関わってきた方です。同時にブブさんはセックスワーカーのアーティストのユニット「バイターズ」の一員として活動してきたほか(99年末にワタリウム美術館で開催した『愛のスタジオ』という大勢のドラァグクイーンが登場するイベントも素敵でした)、個展なども開いてきたアーティストです。16年ぶりとなる今回の個展《人魚の領土ー旗と内臓》では、人魚の旗が万国旗のように掲げられていますが、そこにはピンクと黒の旗も見えます。 会場のオオタファインアーツは、ハスラー・アキラさんの個展も度々開いてきた素敵なギャラリーです。六本木駅から歩いてすぐ、ティップネス六本木と同じビルにあります。 「《人魚の領土》は、2004年から一貫したブブのテーマです。親友の死を経験した後、2000年代のブブにとって人魚は、死者の世界である海と陸との狭間で荒波に抗う存在でした。2010年代、セックスワークや家族の在宅介護の日常を通して、ブブは自己と他者の身体の境界についてより意識するようになります。「触れる/触れられる」という個人の身体に対する最初の越境は、親しみの表現やケアのためになされる場合もあれば、征服欲や攻撃欲から発生する場合もあります。一方、国という領土や、民族、ジェンダー、セクシュアリティの境界をめぐって繰り返される侵害は、身近な生活の中で日々その度合いを増し続けています。人魚の住処であり領土でもある「水」は、地上で社会的な力を奪われた女性やマイノリティが生きる世界の隠喩でもあり得るのではないかと、ブブは考えるようになりました。 ある日、皮膚病と長年付き合ってきたブブは、乾燥した皮膚が剥がれるのを見て「人魚は脱皮するかもしれない」と考えました。それがきっかけとなり、2019年の《人魚の領土と脱皮》では脱皮後に残される大きな「人魚の皮」を金網で作ります。パラパラと剥がれ落ちるウロコは、ブブが着古した衣服や好きだったシーツ、クラブで着たドラァグクイーンの衣装で作られました。領土=身体の様々な記憶が染み込んだウロコは人魚の身体を離れ、連なる旗となって上空に延びていきました。 その翌年の2020年、ブブは卵巣囊腫と子宮筋腫のために卵巣2個と子宮を摘出します。手術は身体的な痛みを伴うものでしたが、術後の自分の感情や感覚が以前と全く変わらないことにブブは驚きます。子宮も卵巣も、その他の内臓と助け合って働いてきた同じ内臓です。にもかかわらず、それ以上のイメージを背負わされて来た2種類の臓器の摘出は、ブブに晴れやかな気持ちをもたらしました。今展では身体の表面だけではなく、内臓も脱皮します。このアイデアは、手術の痛みや苦しみを経て、身体が内側から新しく生まれ変わる可能性を実感したことから生まれました。ブブが実感した再生は、生死や性別役割や生殖のイメージを捉え直し、人が生き物としての複雑さや豊かさを取り戻すことに繋がるでしょう。人魚の身体を離れた色とりどりの旗が彼方を目指す時、それが地上の呪縛から解き放たれる私たち自身への祝福の光景となることを願って、この展覧会を開催します」(公式サイトより) ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 会期:2022年4月9日(土)〜5月28日(土) 開館時間:11:00-19:00 日・月・祝休廊 会場:オオタファインアーツ(東京都港区六本木6-6-9ピラミデビル3F) 4月13日〜25日 大阪 ヨシダナギ写真展「DRAG QUEEN」 ベビーヴァギーさんをはじめ大阪のドラァグクイーンの方々が被写体になっている写真展が大阪・阪急うめだ本店9Fの阪急うめだギャラリーで開催されます(※昨年、アフリカで少数民族を撮影してきたヨシダナギさんが「新境地を求めて」ニューヨークやパリでドラァグクイーンの写真を撮影し、写真集を発売、しかし、こちらにまとめられているような出来事があり、ゲイコミュニティではあまり支持されなかった感がありました。が、今回、ちゃんと日本のクイーンの皆さんとコンタクトし、コラボが実現していて、いい方向に進んでよかったです)。大阪のドラァグクイーンの方々の写真が梅田の阪急で展示されるのってとても素敵なことだと思いますし、無料でご覧いただけますので、堂山に行かれる際にでも足を運んでみてはいかがでしょうか。 ヨシダナギ写真展「DRAG QUEEN」 会期:2022年4月13日(水)~25日(月) 場所:阪急うめだ本店 9F 阪急うめだギャラリー 4月20日〜26日 東京 JIRO-ART EXHIBITION ポップでカラフルでゲイテイストなグラッフィク・アートで人気のJIRO-ARTさん(以前Rainbow Arts展に参加したり、二丁目のバーBridgeやakta、大阪のdistaで個展を開いたり、東京レインボープライドにブース出展したりもしています)のアート展が、東京レインボープライドに合わせて開催されます。ライフガードがテーマだそうで、新しいキャラクターのグッズなども販売されるそうです。 JIRO-ART EXHIBITION 会期:2022年4月20日(水)~4月26日(火) 会場:DESIGN FESTA GALLERY EAST203(渋谷区神宮前3-20-2) 開館時間:11:00-20:00(初日は17:00オープン、最終日は17:00まで) 入場無料 4月22日〜5月9日 東京 カナイフユキ個展『ゆっくりと届く祈り』 個人的な体験と政治的な問題を交差させ、あらゆるクィアネスを少しずつでも掬い上げ提示できる表現をすることをモットーに、イラストレーター、コミック作家として活動するカナイフユキ氏。この度、渋谷パルコが実施するダイバーシティ企画「あいとあいまい」の一環として、自身の体験を基に、現代社会を生きる上で誰もが感じる「生きづらさ、社会が抱える個性や多様性についての課題」をテーマとした展覧会が開催されます。 展示作品のほとんどが描きおろし作品となり、会場では展覧会開催記念グッズやミニブックを販売。ミニブックには展覧会に合わせカナイ氏自らが執筆した短編小説や、小説内容をイメージしたイラストなどの作品を収録いたします。 カナイフユキ個展『ゆっくりと届く祈り』 会期:2022年4月22日(金)~5月9日(月) 会場:渋谷PARCO B1F GALLERY X BY PARCO 営業時間:11:00-20:00 無料 4月27日〜6月8日 東京 SOMOS 多様性とLGBTQ+カルチュラル・ナラティヴ スペイン大使館が、スペインのLGBTQ+運動の歴史についての展覧会を開催します。映画、文学、視覚芸術、舞台芸術、スポーツやファッションなどの様々な分野におけるLGBTQ+文化的表現を通して、過去50年の歴史を展示いたします。日本との文化間対話を実現するため、同展覧会を、LGBTQ+をテーマにした日本のアーティストたちの展示スペースとして開放いたします。三島由紀夫と横尾忠則を題材にした作品や、ダム・タイプ、アキラ・ザ・ハスラー、森栄喜、ブブ・ド・ラ・マドレーヌ、ヴィヴィアン佐藤、甲秀樹といったアーティストの作品をご覧いただけます。同展覧会と連動して、講演会、パフォーマンスやコンサートなど、様々なパラレルイベントが開催されます(4月28日にはオンライントークイベントが開催されます) SOMOS 多様性とLGBTQ+カルチュラル・ナラティヴ 会期と開館時間:2022年4月27日(水)〜6月8日(水) 会場:スペイン大使館 エントランスホール(東京都港区六本木1-3-29) 入場無料・予約不要 オンライントークイベント「多様性とLGTBIQ+カルチュアル・ナラティブ」 日時:4月28日(木)18:30- 日本語・スペイン語(同時通訳付) 参加費無料 ============= |
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2022/04/15 |
2022/04/09(土)~2022/05/28(土)開館時間:11:00-19:00 日・月・祝休廊 2022/04/09(土) 2022/04/12(火)~16(土) 2022/04/19(火)~23(土) 2022/04/26(火)~28(木)、 2022/04/30(土) 2022/05/06(金)、05/07(土) 2022/05/10(火)~05/14(金) 2022/05/17(火)~05/21(土) 2022/05/24(火)~05/28(土) 会場:オオタファインアーツ(東京都港区六本木6-6-9ピラミデビル3F) ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 ================== 高橋 祐一 2022年4月15日 · ゲイのアートは面白い! 自分を出してるからねー 笑笑 スペイン大使館やるなぁ 特集:2022年初夏のLGBTQアート展 桜も散り、もうすぐGWですね。爽やかな初夏の日、アート展にお出かけしてみませんか? というわけで、4月〜6月に開催予定のLGBTQ関連のアート展やトピックを色とりどりにご紹介いたします。 特集:2022年初夏のLGBTQアート展 桜も散り、もうすぐGWですね。今年はTRPもリアル開催されますし、GWの二丁目のクラブパーティの情報もどんどん上がってきていて、ひさびさにワクワク感の感じられる4月になってますね。週末の予定も結構詰まっているかもしれませんが、たまには爽やかな初夏の風を感じながら、アート展にもお出かけしてみましょう、というわけで、4月〜6月に開催予定のLGBTQ関連のアート展やトピックを色とりどりにご紹介いたします(新たな情報が入り次第、順次追加していきます) (最終更新日 2022.4.13) NEWS! 今秋、松濤美術館にドラァグクイーンのウィッグが展示されます! 渋谷区の松濤といえば、大物歌手の豪邸があったり、日本でも指折りの高級住宅街として知られ、その中にある松濤美術館は極めて格調高い、高尚な展示がおこなわれる場所ですが、そんな松濤美術館で今年9月、おそらく日本初の「装いの力―異性装の日本史」という展覧会が開催され、「DIAMONDS ARE FOREVER」のロイヤルウィッグも展示されるそうです(クレジットにはシモーヌ深雪さん、D.K.ウラヂさんのお名前も) 「衣服や化粧によって男性が女性に、女性が男性に、あるいはさらに異なる何者かになること。社会的・文化的な性別を区分するための記号である衣服をもって、生物学的に与えられた性とは異なる性となる「異性装」について考えるのが同展だ」 「古代から現代までの日本における様々な異性装の文化・表現を考察、その営みのこれまでとこれからを考える展示になるだろう」 とても面白そう。楽しみです。 4月9日〜5月28日 東京 ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 ダムタイプの記念碑的な作品《S/N》のメインキャストを務めた(『アマポーラ』の甘い調べをバックに全裸で横たわり、股間からスルスルと万国旗を繰り出して舞台をゆっくりと横切るという、あまりにも素晴らしいパフォーマンスで全世界を号泣させた)女性のドラァグクイーン、ブブ・ド・ラ・マドレーヌさんが個展を開催します。ブブさんは古橋悌二さんからHIV陽性であるとのカミングアウトを受けた後、ハスラー・アキラさんらとともにHIVについてのメッセージを発信するAIDS POSTER PROJECTの活動に携わり、京都で「CLUB LUV+」というクラブイベントも開催、「DIAMONDS ARE FOREVER」の年末恒例「メトロ紅白」では貴重な白組として菅原洋一さんやサブちゃんを演じたり(笑)、堂山の「dista」で働いていたこともあり、ゲイコミュニティと非常に深く関わってきた方です。同時にブブさんはセックスワーカーのアーティストのユニット「バイターズ」の一員として活動してきたほか(99年末にワタリウム美術館で開催した『愛のスタジオ』という大勢のドラァグクイーンが登場するイベントも素敵でした)、個展なども開いてきたアーティストです。16年ぶりとなる今回の個展《人魚の領土ー旗と内臓》では、人魚の旗が万国旗のように掲げられていますが、そこにはピンクと黒の旗も見えます。 会場のオオタファインアーツは、ハスラー・アキラさんの個展も度々開いてきた素敵なギャラリーです。六本木駅から歩いてすぐ、ティップネス六本木と同じビルにあります。 「《人魚の領土》は、2004年から一貫したブブのテーマです。親友の死を経験した後、2000年代のブブにとって人魚は、死者の世界である海と陸との狭間で荒波に抗う存在でした。2010年代、セックスワークや家族の在宅介護の日常を通して、ブブは自己と他者の身体の境界についてより意識するようになります。「触れる/触れられる」という個人の身体に対する最初の越境は、親しみの表現やケアのためになされる場合もあれば、征服欲や攻撃欲から発生する場合もあります。一方、国という領土や、民族、ジェンダー、セクシュアリティの境界をめぐって繰り返される侵害は、身近な生活の中で日々その度合いを増し続けています。人魚の住処であり領土でもある「水」は、地上で社会的な力を奪われた女性やマイノリティが生きる世界の隠喩でもあり得るのではないかと、ブブは考えるようになりました。 ある日、皮膚病と長年付き合ってきたブブは、乾燥した皮膚が剥がれるのを見て「人魚は脱皮するかもしれない」と考えました。それがきっかけとなり、2019年の《人魚の領土と脱皮》では脱皮後に残される大きな「人魚の皮」を金網で作ります。パラパラと剥がれ落ちるウロコは、ブブが着古した衣服や好きだったシーツ、クラブで着たドラァグクイーンの衣装で作られました。領土=身体の様々な記憶が染み込んだウロコは人魚の身体を離れ、連なる旗となって上空に延びていきました。 その翌年の2020年、ブブは卵巣囊腫と子宮筋腫のために卵巣2個と子宮を摘出します。手術は身体的な痛みを伴うものでしたが、術後の自分の感情や感覚が以前と全く変わらないことにブブは驚きます。子宮も卵巣も、その他の内臓と助け合って働いてきた同じ内臓です。にもかかわらず、それ以上のイメージを背負わされて来た2種類の臓器の摘出は、ブブに晴れやかな気持ちをもたらしました。今展では身体の表面だけではなく、内臓も脱皮します。このアイデアは、手術の痛みや苦しみを経て、身体が内側から新しく生まれ変わる可能性を実感したことから生まれました。ブブが実感した再生は、生死や性別役割や生殖のイメージを捉え直し、人が生き物としての複雑さや豊かさを取り戻すことに繋がるでしょう。人魚の身体を離れた色とりどりの旗が彼方を目指す時、それが地上の呪縛から解き放たれる私たち自身への祝福の光景となることを願って、この展覧会を開催します」(公式サイトより) ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 会期:2022年4月9日(土)〜5月28日(土) 開館時間:11:00-19:00 日・月・祝休廊 会場:オオタファインアーツ(東京都港区六本木6-6-9ピラミデビル3F) 4月13日〜25日 大阪 ヨシダナギ写真展「DRAG QUEEN」 ベビーヴァギーさんをはじめ大阪のドラァグクイーンの方々が被写体になっている写真展が大阪・阪急うめだ本店9Fの阪急うめだギャラリーで開催されます(※昨年、アフリカで少数民族を撮影してきたヨシダナギさんが「新境地を求めて」ニューヨークやパリでドラァグクイーンの写真を撮影し、写真集を発売、しかし、こちらにまとめられているような出来事があり、ゲイコミュニティではあまり支持されなかった感がありました。が、今回、ちゃんと日本のクイーンの皆さんとコンタクトし、コラボが実現していて、いい方向に進んでよかったです)。大阪のドラァグクイーンの方々の写真が梅田の阪急で展示されるのってとても素敵なことだと思いますし、無料でご覧いただけますので、堂山に行かれる際にでも足を運んでみてはいかがでしょうか。 ヨシダナギ写真展「DRAG QUEEN」 会期:2022年4月13日(水)~25日(月) 場所:阪急うめだ本店 9F 阪急うめだギャラリー 4月20日〜26日 東京 JIRO-ART EXHIBITION ポップでカラフルでゲイテイストなグラッフィク・アートで人気のJIRO-ARTさん(以前Rainbow Arts展に参加したり、二丁目のバーBridgeやakta、大阪のdistaで個展を開いたり、東京レインボープライドにブース出展したりもしています)のアート展が、東京レインボープライドに合わせて開催されます。ライフガードがテーマだそうで、新しいキャラクターのグッズなども販売されるそうです。 JIRO-ART EXHIBITION 会期:2022年4月20日(水)~4月26日(火) 会場:DESIGN FESTA GALLERY EAST203(渋谷区神宮前3-20-2) 開館時間:11:00-20:00(初日は17:00オープン、最終日は17:00まで) 入場無料 4月22日〜5月9日 東京 カナイフユキ個展『ゆっくりと届く祈り』 個人的な体験と政治的な問題を交差させ、あらゆるクィアネスを少しずつでも掬い上げ提示できる表現をすることをモットーに、イラストレーター、コミック作家として活動するカナイフユキ氏。この度、渋谷パルコが実施するダイバーシティ企画「あいとあいまい」の一環として、自身の体験を基に、現代社会を生きる上で誰もが感じる「生きづらさ、社会が抱える個性や多様性についての課題」をテーマとした展覧会が開催されます。 展示作品のほとんどが描きおろし作品となり、会場では展覧会開催記念グッズやミニブックを販売。ミニブックには展覧会に合わせカナイ氏自らが執筆した短編小説や、小説内容をイメージしたイラストなどの作品を収録いたします。 カナイフユキ個展『ゆっくりと届く祈り』 会期:2022年4月22日(金)~5月9日(月) 会場:渋谷PARCO B1F GALLERY X BY PARCO 営業時間:11:00-20:00 無料 4月27日〜6月8日 東京 SOMOS 多様性とLGBTQ+カルチュラル・ナラティヴ スペイン大使館が、スペインのLGBTQ+運動の歴史についての展覧会を開催します。映画、文学、視覚芸術、舞台芸術、スポーツやファッションなどの様々な分野におけるLGBTQ+文化的表現を通して、過去50年の歴史を展示いたします。日本との文化間対話を実現するため、同展覧会を、LGBTQ+をテーマにした日本のアーティストたちの展示スペースとして開放いたします。三島由紀夫と横尾忠則を題材にした作品や、ダム・タイプ、アキラ・ザ・ハスラー、森栄喜、ブブ・ド・ラ・マドレーヌ、ヴィヴィアン佐藤、甲秀樹といったアーティストの作品をご覧いただけます。同展覧会と連動して、講演会、パフォーマンスやコンサートなど、様々なパラレルイベントが開催されます(4月28日にはオンライントークイベントが開催されます) SOMOS 多様性とLGBTQ+カルチュラル・ナラティヴ 会期と開館時間:2022年4月27日(水)〜6月8日(水) 会場:スペイン大使館 エントランスホール(東京都港区六本木1-3-29) 入場無料・予約不要 オンライントークイベント「多様性とLGTBIQ+カルチュアル・ナラティブ」 日時:4月28日(木)18:30- 日本語・スペイン語(同時通訳付) 参加費無料 ============= |
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2022/04/16 |
2022/04/09(土)~2022/05/28(土)開館時間:11:00-19:00 日・月・祝休廊 2022/04/09(土) 2022/04/12(火)~16(土) 2022/04/19(火)~23(土) 2022/04/26(火)~28(木)、 2022/04/30(土) 2022/05/06(金)、05/07(土) 2022/05/10(火)~05/14(金) 2022/05/17(火)~05/21(土) 2022/05/24(火)~05/28(土) 会場:オオタファインアーツ(東京都港区六本木6-6-9ピラミデビル3F) ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 ================== 高橋 祐一 2022年4月15日 · ゲイのアートは面白い! 自分を出してるからねー 笑笑 スペイン大使館やるなぁ 特集:2022年初夏のLGBTQアート展 桜も散り、もうすぐGWですね。爽やかな初夏の日、アート展にお出かけしてみませんか? というわけで、4月〜6月に開催予定のLGBTQ関連のアート展やトピックを色とりどりにご紹介いたします。 特集:2022年初夏のLGBTQアート展 桜も散り、もうすぐGWですね。今年はTRPもリアル開催されますし、GWの二丁目のクラブパーティの情報もどんどん上がってきていて、ひさびさにワクワク感の感じられる4月になってますね。週末の予定も結構詰まっているかもしれませんが、たまには爽やかな初夏の風を感じながら、アート展にもお出かけしてみましょう、というわけで、4月〜6月に開催予定のLGBTQ関連のアート展やトピックを色とりどりにご紹介いたします(新たな情報が入り次第、順次追加していきます) (最終更新日 2022.4.13) NEWS! 今秋、松濤美術館にドラァグクイーンのウィッグが展示されます! 渋谷区の松濤といえば、大物歌手の豪邸があったり、日本でも指折りの高級住宅街として知られ、その中にある松濤美術館は極めて格調高い、高尚な展示がおこなわれる場所ですが、そんな松濤美術館で今年9月、おそらく日本初の「装いの力―異性装の日本史」という展覧会が開催され、「DIAMONDS ARE FOREVER」のロイヤルウィッグも展示されるそうです(クレジットにはシモーヌ深雪さん、D.K.ウラヂさんのお名前も) 「衣服や化粧によって男性が女性に、女性が男性に、あるいはさらに異なる何者かになること。社会的・文化的な性別を区分するための記号である衣服をもって、生物学的に与えられた性とは異なる性となる「異性装」について考えるのが同展だ」 「古代から現代までの日本における様々な異性装の文化・表現を考察、その営みのこれまでとこれからを考える展示になるだろう」 とても面白そう。楽しみです。 4月9日〜5月28日 東京 ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 ダムタイプの記念碑的な作品《S/N》のメインキャストを務めた(『アマポーラ』の甘い調べをバックに全裸で横たわり、股間からスルスルと万国旗を繰り出して舞台をゆっくりと横切るという、あまりにも素晴らしいパフォーマンスで全世界を号泣させた)女性のドラァグクイーン、ブブ・ド・ラ・マドレーヌさんが個展を開催します。ブブさんは古橋悌二さんからHIV陽性であるとのカミングアウトを受けた後、ハスラー・アキラさんらとともにHIVについてのメッセージを発信するAIDS POSTER PROJECTの活動に携わり、京都で「CLUB LUV+」というクラブイベントも開催、「DIAMONDS ARE FOREVER」の年末恒例「メトロ紅白」では貴重な白組として菅原洋一さんやサブちゃんを演じたり(笑)、堂山の「dista」で働いていたこともあり、ゲイコミュニティと非常に深く関わってきた方です。同時にブブさんはセックスワーカーのアーティストのユニット「バイターズ」の一員として活動してきたほか(99年末にワタリウム美術館で開催した『愛のスタジオ』という大勢のドラァグクイーンが登場するイベントも素敵でした)、個展なども開いてきたアーティストです。16年ぶりとなる今回の個展《人魚の領土ー旗と内臓》では、人魚の旗が万国旗のように掲げられていますが、そこにはピンクと黒の旗も見えます。 会場のオオタファインアーツは、ハスラー・アキラさんの個展も度々開いてきた素敵なギャラリーです。六本木駅から歩いてすぐ、ティップネス六本木と同じビルにあります。 「《人魚の領土》は、2004年から一貫したブブのテーマです。親友の死を経験した後、2000年代のブブにとって人魚は、死者の世界である海と陸との狭間で荒波に抗う存在でした。2010年代、セックスワークや家族の在宅介護の日常を通して、ブブは自己と他者の身体の境界についてより意識するようになります。「触れる/触れられる」という個人の身体に対する最初の越境は、親しみの表現やケアのためになされる場合もあれば、征服欲や攻撃欲から発生する場合もあります。一方、国という領土や、民族、ジェンダー、セクシュアリティの境界をめぐって繰り返される侵害は、身近な生活の中で日々その度合いを増し続けています。人魚の住処であり領土でもある「水」は、地上で社会的な力を奪われた女性やマイノリティが生きる世界の隠喩でもあり得るのではないかと、ブブは考えるようになりました。 ある日、皮膚病と長年付き合ってきたブブは、乾燥した皮膚が剥がれるのを見て「人魚は脱皮するかもしれない」と考えました。それがきっかけとなり、2019年の《人魚の領土と脱皮》では脱皮後に残される大きな「人魚の皮」を金網で作ります。パラパラと剥がれ落ちるウロコは、ブブが着古した衣服や好きだったシーツ、クラブで着たドラァグクイーンの衣装で作られました。領土=身体の様々な記憶が染み込んだウロコは人魚の身体を離れ、連なる旗となって上空に延びていきました。 その翌年の2020年、ブブは卵巣囊腫と子宮筋腫のために卵巣2個と子宮を摘出します。手術は身体的な痛みを伴うものでしたが、術後の自分の感情や感覚が以前と全く変わらないことにブブは驚きます。子宮も卵巣も、その他の内臓と助け合って働いてきた同じ内臓です。にもかかわらず、それ以上のイメージを背負わされて来た2種類の臓器の摘出は、ブブに晴れやかな気持ちをもたらしました。今展では身体の表面だけではなく、内臓も脱皮します。このアイデアは、手術の痛みや苦しみを経て、身体が内側から新しく生まれ変わる可能性を実感したことから生まれました。ブブが実感した再生は、生死や性別役割や生殖のイメージを捉え直し、人が生き物としての複雑さや豊かさを取り戻すことに繋がるでしょう。人魚の身体を離れた色とりどりの旗が彼方を目指す時、それが地上の呪縛から解き放たれる私たち自身への祝福の光景となることを願って、この展覧会を開催します」(公式サイトより) ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 会期:2022年4月9日(土)〜5月28日(土) 開館時間:11:00-19:00 日・月・祝休廊 会場:オオタファインアーツ(東京都港区六本木6-6-9ピラミデビル3F) 4月13日〜25日 大阪 ヨシダナギ写真展「DRAG QUEEN」 ベビーヴァギーさんをはじめ大阪のドラァグクイーンの方々が被写体になっている写真展が大阪・阪急うめだ本店9Fの阪急うめだギャラリーで開催されます(※昨年、アフリカで少数民族を撮影してきたヨシダナギさんが「新境地を求めて」ニューヨークやパリでドラァグクイーンの写真を撮影し、写真集を発売、しかし、こちらにまとめられているような出来事があり、ゲイコミュニティではあまり支持されなかった感がありました。が、今回、ちゃんと日本のクイーンの皆さんとコンタクトし、コラボが実現していて、いい方向に進んでよかったです)。大阪のドラァグクイーンの方々の写真が梅田の阪急で展示されるのってとても素敵なことだと思いますし、無料でご覧いただけますので、堂山に行かれる際にでも足を運んでみてはいかがでしょうか。 ヨシダナギ写真展「DRAG QUEEN」 会期:2022年4月13日(水)~25日(月) 場所:阪急うめだ本店 9F 阪急うめだギャラリー 4月20日〜26日 東京 JIRO-ART EXHIBITION ポップでカラフルでゲイテイストなグラッフィク・アートで人気のJIRO-ARTさん(以前Rainbow Arts展に参加したり、二丁目のバーBridgeやakta、大阪のdistaで個展を開いたり、東京レインボープライドにブース出展したりもしています)のアート展が、東京レインボープライドに合わせて開催されます。ライフガードがテーマだそうで、新しいキャラクターのグッズなども販売されるそうです。 JIRO-ART EXHIBITION 会期:2022年4月20日(水)~4月26日(火) 会場:DESIGN FESTA GALLERY EAST203(渋谷区神宮前3-20-2) 開館時間:11:00-20:00(初日は17:00オープン、最終日は17:00まで) 入場無料 4月22日〜5月9日 東京 カナイフユキ個展『ゆっくりと届く祈り』 個人的な体験と政治的な問題を交差させ、あらゆるクィアネスを少しずつでも掬い上げ提示できる表現をすることをモットーに、イラストレーター、コミック作家として活動するカナイフユキ氏。この度、渋谷パルコが実施するダイバーシティ企画「あいとあいまい」の一環として、自身の体験を基に、現代社会を生きる上で誰もが感じる「生きづらさ、社会が抱える個性や多様性についての課題」をテーマとした展覧会が開催されます。 展示作品のほとんどが描きおろし作品となり、会場では展覧会開催記念グッズやミニブックを販売。ミニブックには展覧会に合わせカナイ氏自らが執筆した短編小説や、小説内容をイメージしたイラストなどの作品を収録いたします。 カナイフユキ個展『ゆっくりと届く祈り』 会期:2022年4月22日(金)~5月9日(月) 会場:渋谷PARCO B1F GALLERY X BY PARCO 営業時間:11:00-20:00 無料 4月27日〜6月8日 東京 SOMOS 多様性とLGBTQ+カルチュラル・ナラティヴ スペイン大使館が、スペインのLGBTQ+運動の歴史についての展覧会を開催します。映画、文学、視覚芸術、舞台芸術、スポーツやファッションなどの様々な分野におけるLGBTQ+文化的表現を通して、過去50年の歴史を展示いたします。日本との文化間対話を実現するため、同展覧会を、LGBTQ+をテーマにした日本のアーティストたちの展示スペースとして開放いたします。三島由紀夫と横尾忠則を題材にした作品や、ダム・タイプ、アキラ・ザ・ハスラー、森栄喜、ブブ・ド・ラ・マドレーヌ、ヴィヴィアン佐藤、甲秀樹といったアーティストの作品をご覧いただけます。同展覧会と連動して、講演会、パフォーマンスやコンサートなど、様々なパラレルイベントが開催されます(4月28日にはオンライントークイベントが開催されます) SOMOS 多様性とLGBTQ+カルチュラル・ナラティヴ 会期と開館時間:2022年4月27日(水)〜6月8日(水) 会場:スペイン大使館 エントランスホール(東京都港区六本木1-3-29) 入場無料・予約不要 オンライントークイベント「多様性とLGTBIQ+カルチュアル・ナラティブ」 日時:4月28日(木)18:30- 日本語・スペイン語(同時通訳付) 参加費無料 ============= |
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23:25
rinda0818 ヨツバカリー、チキンルーの小盛り!\(^-^)/ 2022/04/17 大阪府大阪市中央区久太郎町4-2-12 本町TDビル 1F 大阪メトロ本町駅徒歩1分 |
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2022/04/18(月)OPEN / 18:00START / 19:00 梅田 Lateral、大阪市北区堂山町10-11 H&Iビル 2F、JR大阪駅、 【出演】 岸政彦(社会学者)、 西靖(毎日放送アナウンサー) Umeda Lateral 1st Anniversary 【振替公演】岸政彦✕西靖 「街を聞く、街を書く」 ──『リリアン』織田作之助賞受賞&『東京の生活史』紀伊國屋じんぶん大賞2022受賞記念トーク 梅田 Lateral ============= 4.18[Mon] Umeda Lateral 1st Anniversary 【振替公演】岸政彦✕西靖 「街を聞く、街を書く」 ──『リリアン』織田作之助賞受賞&『東京の生活史』紀伊國屋じんぶん大賞2022受賞記念トーク 時間 OPEN / 18:00START / 19:00 チケット 観覧:前売 ¥2,500 / 当日 ¥3,000 配信:¥2,500 ■観覧前売りチケットはコチラから ※入場は前売整理番号順→当日の順となります。 ※チケット代は当日精算となります。 ※要1オーダー¥500以上 ■配信チケットはコチラから ※購入受付期間は5/2(月)まで。アーカイブは5/2(月)23:59まで視聴可能。 ※画質の調整が出来ますので、ご自宅の通信環境に合わせてお楽しみください。 ※配信内容の録画やスクリーンショット、再配信などの行為は禁止となっております。 出演 【出演】 岸政彦(社会学者)、西靖(毎日放送アナウンサー) 詳細 大阪を舞台にした岸政彦の小説『リリアン』(新潮社)が第38回織田作之助賞を受賞し、同時に編著『東京の生活史』(筑摩書房)も紀伊國屋じんぶん大賞2022を受賞した。これを記念して、「在阪メディアの良心」と呼ばれるMBSアナウンサー西靖と共に、「街」について語ります! ■必読■ 新型コロナウィルス感染症対策に関して ・受付で検温を行います。37.5度以上の方はご入場頂けません。 ・入場時、手指のアルコール消毒にご協力ください。お手洗いご利用後はも必ず消毒をお願い致します。(各テーブルに消毒を置いております。) ・マスクを着用していない方は入場をお断りさせて頂きます。 ・会場内では、ご飲食時以外はマスクの着用が必須となっております。 ・会場内では、大声出しての声援や会話はくれぐれもお控えください。 ・ソーシャルディスタンスを保った席の配置をしております。お客様同士での密着はお控えください。 ・公演中にも定期的に会場内の換気と消毒を行います。 ・キャッシュレスでのお会計になるべくご協力ください。 ==================== |
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2022/04/19 |
2022/04/09(土)~2022/05/28(土)開館時間:11:00-19:00 日・月・祝休廊 2022/04/09(土) 2022/04/12(火)~16(土) 2022/04/19(火)~23(土) 2022/04/26(火)~28(木)、 2022/04/30(土) 2022/05/06(金)、05/07(土) 2022/05/10(火)~05/14(金) 2022/05/17(火)~05/21(土) 2022/05/24(火)~05/28(土) 会場:オオタファインアーツ(東京都港区六本木6-6-9ピラミデビル3F) ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 ================== 高橋 祐一 2022年4月15日 · ゲイのアートは面白い! 自分を出してるからねー 笑笑 スペイン大使館やるなぁ 特集:2022年初夏のLGBTQアート展 桜も散り、もうすぐGWですね。爽やかな初夏の日、アート展にお出かけしてみませんか? というわけで、4月〜6月に開催予定のLGBTQ関連のアート展やトピックを色とりどりにご紹介いたします。 特集:2022年初夏のLGBTQアート展 桜も散り、もうすぐGWですね。今年はTRPもリアル開催されますし、GWの二丁目のクラブパーティの情報もどんどん上がってきていて、ひさびさにワクワク感の感じられる4月になってますね。週末の予定も結構詰まっているかもしれませんが、たまには爽やかな初夏の風を感じながら、アート展にもお出かけしてみましょう、というわけで、4月〜6月に開催予定のLGBTQ関連のアート展やトピックを色とりどりにご紹介いたします(新たな情報が入り次第、順次追加していきます) (最終更新日 2022.4.13) NEWS! 今秋、松濤美術館にドラァグクイーンのウィッグが展示されます! 渋谷区の松濤といえば、大物歌手の豪邸があったり、日本でも指折りの高級住宅街として知られ、その中にある松濤美術館は極めて格調高い、高尚な展示がおこなわれる場所ですが、そんな松濤美術館で今年9月、おそらく日本初の「装いの力―異性装の日本史」という展覧会が開催され、「DIAMONDS ARE FOREVER」のロイヤルウィッグも展示されるそうです(クレジットにはシモーヌ深雪さん、D.K.ウラヂさんのお名前も) 「衣服や化粧によって男性が女性に、女性が男性に、あるいはさらに異なる何者かになること。社会的・文化的な性別を区分するための記号である衣服をもって、生物学的に与えられた性とは異なる性となる「異性装」について考えるのが同展だ」 「古代から現代までの日本における様々な異性装の文化・表現を考察、その営みのこれまでとこれからを考える展示になるだろう」 とても面白そう。楽しみです。 4月9日〜5月28日 東京 ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 ダムタイプの記念碑的な作品《S/N》のメインキャストを務めた(『アマポーラ』の甘い調べをバックに全裸で横たわり、股間からスルスルと万国旗を繰り出して舞台をゆっくりと横切るという、あまりにも素晴らしいパフォーマンスで全世界を号泣させた)女性のドラァグクイーン、ブブ・ド・ラ・マドレーヌさんが個展を開催します。ブブさんは古橋悌二さんからHIV陽性であるとのカミングアウトを受けた後、ハスラー・アキラさんらとともにHIVについてのメッセージを発信するAIDS POSTER PROJECTの活動に携わり、京都で「CLUB LUV+」というクラブイベントも開催、「DIAMONDS ARE FOREVER」の年末恒例「メトロ紅白」では貴重な白組として菅原洋一さんやサブちゃんを演じたり(笑)、堂山の「dista」で働いていたこともあり、ゲイコミュニティと非常に深く関わってきた方です。同時にブブさんはセックスワーカーのアーティストのユニット「バイターズ」の一員として活動してきたほか(99年末にワタリウム美術館で開催した『愛のスタジオ』という大勢のドラァグクイーンが登場するイベントも素敵でした)、個展なども開いてきたアーティストです。16年ぶりとなる今回の個展《人魚の領土ー旗と内臓》では、人魚の旗が万国旗のように掲げられていますが、そこにはピンクと黒の旗も見えます。 会場のオオタファインアーツは、ハスラー・アキラさんの個展も度々開いてきた素敵なギャラリーです。六本木駅から歩いてすぐ、ティップネス六本木と同じビルにあります。 「《人魚の領土》は、2004年から一貫したブブのテーマです。親友の死を経験した後、2000年代のブブにとって人魚は、死者の世界である海と陸との狭間で荒波に抗う存在でした。2010年代、セックスワークや家族の在宅介護の日常を通して、ブブは自己と他者の身体の境界についてより意識するようになります。「触れる/触れられる」という個人の身体に対する最初の越境は、親しみの表現やケアのためになされる場合もあれば、征服欲や攻撃欲から発生する場合もあります。一方、国という領土や、民族、ジェンダー、セクシュアリティの境界をめぐって繰り返される侵害は、身近な生活の中で日々その度合いを増し続けています。人魚の住処であり領土でもある「水」は、地上で社会的な力を奪われた女性やマイノリティが生きる世界の隠喩でもあり得るのではないかと、ブブは考えるようになりました。 ある日、皮膚病と長年付き合ってきたブブは、乾燥した皮膚が剥がれるのを見て「人魚は脱皮するかもしれない」と考えました。それがきっかけとなり、2019年の《人魚の領土と脱皮》では脱皮後に残される大きな「人魚の皮」を金網で作ります。パラパラと剥がれ落ちるウロコは、ブブが着古した衣服や好きだったシーツ、クラブで着たドラァグクイーンの衣装で作られました。領土=身体の様々な記憶が染み込んだウロコは人魚の身体を離れ、連なる旗となって上空に延びていきました。 その翌年の2020年、ブブは卵巣囊腫と子宮筋腫のために卵巣2個と子宮を摘出します。手術は身体的な痛みを伴うものでしたが、術後の自分の感情や感覚が以前と全く変わらないことにブブは驚きます。子宮も卵巣も、その他の内臓と助け合って働いてきた同じ内臓です。にもかかわらず、それ以上のイメージを背負わされて来た2種類の臓器の摘出は、ブブに晴れやかな気持ちをもたらしました。今展では身体の表面だけではなく、内臓も脱皮します。このアイデアは、手術の痛みや苦しみを経て、身体が内側から新しく生まれ変わる可能性を実感したことから生まれました。ブブが実感した再生は、生死や性別役割や生殖のイメージを捉え直し、人が生き物としての複雑さや豊かさを取り戻すことに繋がるでしょう。人魚の身体を離れた色とりどりの旗が彼方を目指す時、それが地上の呪縛から解き放たれる私たち自身への祝福の光景となることを願って、この展覧会を開催します」(公式サイトより) ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 会期:2022年4月9日(土)〜5月28日(土) 開館時間:11:00-19:00 日・月・祝休廊 会場:オオタファインアーツ(東京都港区六本木6-6-9ピラミデビル3F) 4月13日〜25日 大阪 ヨシダナギ写真展「DRAG QUEEN」 ベビーヴァギーさんをはじめ大阪のドラァグクイーンの方々が被写体になっている写真展が大阪・阪急うめだ本店9Fの阪急うめだギャラリーで開催されます(※昨年、アフリカで少数民族を撮影してきたヨシダナギさんが「新境地を求めて」ニューヨークやパリでドラァグクイーンの写真を撮影し、写真集を発売、しかし、こちらにまとめられているような出来事があり、ゲイコミュニティではあまり支持されなかった感がありました。が、今回、ちゃんと日本のクイーンの皆さんとコンタクトし、コラボが実現していて、いい方向に進んでよかったです)。大阪のドラァグクイーンの方々の写真が梅田の阪急で展示されるのってとても素敵なことだと思いますし、無料でご覧いただけますので、堂山に行かれる際にでも足を運んでみてはいかがでしょうか。 ヨシダナギ写真展「DRAG QUEEN」 会期:2022年4月13日(水)~25日(月) 場所:阪急うめだ本店 9F 阪急うめだギャラリー 4月20日〜26日 東京 JIRO-ART EXHIBITION ポップでカラフルでゲイテイストなグラッフィク・アートで人気のJIRO-ARTさん(以前Rainbow Arts展に参加したり、二丁目のバーBridgeやakta、大阪のdistaで個展を開いたり、東京レインボープライドにブース出展したりもしています)のアート展が、東京レインボープライドに合わせて開催されます。ライフガードがテーマだそうで、新しいキャラクターのグッズなども販売されるそうです。 JIRO-ART EXHIBITION 会期:2022年4月20日(水)~4月26日(火) 会場:DESIGN FESTA GALLERY EAST203(渋谷区神宮前3-20-2) 開館時間:11:00-20:00(初日は17:00オープン、最終日は17:00まで) 入場無料 4月22日〜5月9日 東京 カナイフユキ個展『ゆっくりと届く祈り』 個人的な体験と政治的な問題を交差させ、あらゆるクィアネスを少しずつでも掬い上げ提示できる表現をすることをモットーに、イラストレーター、コミック作家として活動するカナイフユキ氏。この度、渋谷パルコが実施するダイバーシティ企画「あいとあいまい」の一環として、自身の体験を基に、現代社会を生きる上で誰もが感じる「生きづらさ、社会が抱える個性や多様性についての課題」をテーマとした展覧会が開催されます。 展示作品のほとんどが描きおろし作品となり、会場では展覧会開催記念グッズやミニブックを販売。ミニブックには展覧会に合わせカナイ氏自らが執筆した短編小説や、小説内容をイメージしたイラストなどの作品を収録いたします。 カナイフユキ個展『ゆっくりと届く祈り』 会期:2022年4月22日(金)~5月9日(月) 会場:渋谷PARCO B1F GALLERY X BY PARCO 営業時間:11:00-20:00 無料 4月27日〜6月8日 東京 SOMOS 多様性とLGBTQ+カルチュラル・ナラティヴ スペイン大使館が、スペインのLGBTQ+運動の歴史についての展覧会を開催します。映画、文学、視覚芸術、舞台芸術、スポーツやファッションなどの様々な分野におけるLGBTQ+文化的表現を通して、過去50年の歴史を展示いたします。日本との文化間対話を実現するため、同展覧会を、LGBTQ+をテーマにした日本のアーティストたちの展示スペースとして開放いたします。三島由紀夫と横尾忠則を題材にした作品や、ダム・タイプ、アキラ・ザ・ハスラー、森栄喜、ブブ・ド・ラ・マドレーヌ、ヴィヴィアン佐藤、甲秀樹といったアーティストの作品をご覧いただけます。同展覧会と連動して、講演会、パフォーマンスやコンサートなど、様々なパラレルイベントが開催されます(4月28日にはオンライントークイベントが開催されます) SOMOS 多様性とLGBTQ+カルチュラル・ナラティヴ 会期と開館時間:2022年4月27日(水)〜6月8日(水) 会場:スペイン大使館 エントランスホール(東京都港区六本木1-3-29) 入場無料・予約不要 オンライントークイベント「多様性とLGTBIQ+カルチュアル・ナラティブ」 日時:4月28日(木)18:30- 日本語・スペイン語(同時通訳付) 参加費無料 ============= |
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2022/04/20 |
2022/04/09(土)~2022/05/28(土)開館時間:11:00-19:00 日・月・祝休廊 2022/04/09(土) 2022/04/12(火)~16(土) 2022/04/19(火)~23(土) 2022/04/26(火)~28(木)、 2022/04/30(土) 2022/05/06(金)、05/07(土) 2022/05/10(火)~05/14(金) 2022/05/17(火)~05/21(土) 2022/05/24(火)~05/28(土) 会場:オオタファインアーツ(東京都港区六本木6-6-9ピラミデビル3F) ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 ================== 高橋 祐一 2022年4月15日 · ゲイのアートは面白い! 自分を出してるからねー 笑笑 スペイン大使館やるなぁ 特集:2022年初夏のLGBTQアート展 桜も散り、もうすぐGWですね。爽やかな初夏の日、アート展にお出かけしてみませんか? というわけで、4月〜6月に開催予定のLGBTQ関連のアート展やトピックを色とりどりにご紹介いたします。 特集:2022年初夏のLGBTQアート展 桜も散り、もうすぐGWですね。今年はTRPもリアル開催されますし、GWの二丁目のクラブパーティの情報もどんどん上がってきていて、ひさびさにワクワク感の感じられる4月になってますね。週末の予定も結構詰まっているかもしれませんが、たまには爽やかな初夏の風を感じながら、アート展にもお出かけしてみましょう、というわけで、4月〜6月に開催予定のLGBTQ関連のアート展やトピックを色とりどりにご紹介いたします(新たな情報が入り次第、順次追加していきます) (最終更新日 2022.4.13) NEWS! 今秋、松濤美術館にドラァグクイーンのウィッグが展示されます! 渋谷区の松濤といえば、大物歌手の豪邸があったり、日本でも指折りの高級住宅街として知られ、その中にある松濤美術館は極めて格調高い、高尚な展示がおこなわれる場所ですが、そんな松濤美術館で今年9月、おそらく日本初の「装いの力―異性装の日本史」という展覧会が開催され、「DIAMONDS ARE FOREVER」のロイヤルウィッグも展示されるそうです(クレジットにはシモーヌ深雪さん、D.K.ウラヂさんのお名前も) 「衣服や化粧によって男性が女性に、女性が男性に、あるいはさらに異なる何者かになること。社会的・文化的な性別を区分するための記号である衣服をもって、生物学的に与えられた性とは異なる性となる「異性装」について考えるのが同展だ」 「古代から現代までの日本における様々な異性装の文化・表現を考察、その営みのこれまでとこれからを考える展示になるだろう」 とても面白そう。楽しみです。 4月9日〜5月28日 東京 ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 ダムタイプの記念碑的な作品《S/N》のメインキャストを務めた(『アマポーラ』の甘い調べをバックに全裸で横たわり、股間からスルスルと万国旗を繰り出して舞台をゆっくりと横切るという、あまりにも素晴らしいパフォーマンスで全世界を号泣させた)女性のドラァグクイーン、ブブ・ド・ラ・マドレーヌさんが個展を開催します。ブブさんは古橋悌二さんからHIV陽性であるとのカミングアウトを受けた後、ハスラー・アキラさんらとともにHIVについてのメッセージを発信するAIDS POSTER PROJECTの活動に携わり、京都で「CLUB LUV+」というクラブイベントも開催、「DIAMONDS ARE FOREVER」の年末恒例「メトロ紅白」では貴重な白組として菅原洋一さんやサブちゃんを演じたり(笑)、堂山の「dista」で働いていたこともあり、ゲイコミュニティと非常に深く関わってきた方です。同時にブブさんはセックスワーカーのアーティストのユニット「バイターズ」の一員として活動してきたほか(99年末にワタリウム美術館で開催した『愛のスタジオ』という大勢のドラァグクイーンが登場するイベントも素敵でした)、個展なども開いてきたアーティストです。16年ぶりとなる今回の個展《人魚の領土ー旗と内臓》では、人魚の旗が万国旗のように掲げられていますが、そこにはピンクと黒の旗も見えます。 会場のオオタファインアーツは、ハスラー・アキラさんの個展も度々開いてきた素敵なギャラリーです。六本木駅から歩いてすぐ、ティップネス六本木と同じビルにあります。 「《人魚の領土》は、2004年から一貫したブブのテーマです。親友の死を経験した後、2000年代のブブにとって人魚は、死者の世界である海と陸との狭間で荒波に抗う存在でした。2010年代、セックスワークや家族の在宅介護の日常を通して、ブブは自己と他者の身体の境界についてより意識するようになります。「触れる/触れられる」という個人の身体に対する最初の越境は、親しみの表現やケアのためになされる場合もあれば、征服欲や攻撃欲から発生する場合もあります。一方、国という領土や、民族、ジェンダー、セクシュアリティの境界をめぐって繰り返される侵害は、身近な生活の中で日々その度合いを増し続けています。人魚の住処であり領土でもある「水」は、地上で社会的な力を奪われた女性やマイノリティが生きる世界の隠喩でもあり得るのではないかと、ブブは考えるようになりました。 ある日、皮膚病と長年付き合ってきたブブは、乾燥した皮膚が剥がれるのを見て「人魚は脱皮するかもしれない」と考えました。それがきっかけとなり、2019年の《人魚の領土と脱皮》では脱皮後に残される大きな「人魚の皮」を金網で作ります。パラパラと剥がれ落ちるウロコは、ブブが着古した衣服や好きだったシーツ、クラブで着たドラァグクイーンの衣装で作られました。領土=身体の様々な記憶が染み込んだウロコは人魚の身体を離れ、連なる旗となって上空に延びていきました。 その翌年の2020年、ブブは卵巣囊腫と子宮筋腫のために卵巣2個と子宮を摘出します。手術は身体的な痛みを伴うものでしたが、術後の自分の感情や感覚が以前と全く変わらないことにブブは驚きます。子宮も卵巣も、その他の内臓と助け合って働いてきた同じ内臓です。にもかかわらず、それ以上のイメージを背負わされて来た2種類の臓器の摘出は、ブブに晴れやかな気持ちをもたらしました。今展では身体の表面だけではなく、内臓も脱皮します。このアイデアは、手術の痛みや苦しみを経て、身体が内側から新しく生まれ変わる可能性を実感したことから生まれました。ブブが実感した再生は、生死や性別役割や生殖のイメージを捉え直し、人が生き物としての複雑さや豊かさを取り戻すことに繋がるでしょう。人魚の身体を離れた色とりどりの旗が彼方を目指す時、それが地上の呪縛から解き放たれる私たち自身への祝福の光景となることを願って、この展覧会を開催します」(公式サイトより) ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 会期:2022年4月9日(土)〜5月28日(土) 開館時間:11:00-19:00 日・月・祝休廊 会場:オオタファインアーツ(東京都港区六本木6-6-9ピラミデビル3F) 4月13日〜25日 大阪 ヨシダナギ写真展「DRAG QUEEN」 ベビーヴァギーさんをはじめ大阪のドラァグクイーンの方々が被写体になっている写真展が大阪・阪急うめだ本店9Fの阪急うめだギャラリーで開催されます(※昨年、アフリカで少数民族を撮影してきたヨシダナギさんが「新境地を求めて」ニューヨークやパリでドラァグクイーンの写真を撮影し、写真集を発売、しかし、こちらにまとめられているような出来事があり、ゲイコミュニティではあまり支持されなかった感がありました。が、今回、ちゃんと日本のクイーンの皆さんとコンタクトし、コラボが実現していて、いい方向に進んでよかったです)。大阪のドラァグクイーンの方々の写真が梅田の阪急で展示されるのってとても素敵なことだと思いますし、無料でご覧いただけますので、堂山に行かれる際にでも足を運んでみてはいかがでしょうか。 ヨシダナギ写真展「DRAG QUEEN」 会期:2022年4月13日(水)~25日(月) 場所:阪急うめだ本店 9F 阪急うめだギャラリー 4月20日〜26日 東京 JIRO-ART EXHIBITION ポップでカラフルでゲイテイストなグラッフィク・アートで人気のJIRO-ARTさん(以前Rainbow Arts展に参加したり、二丁目のバーBridgeやakta、大阪のdistaで個展を開いたり、東京レインボープライドにブース出展したりもしています)のアート展が、東京レインボープライドに合わせて開催されます。ライフガードがテーマだそうで、新しいキャラクターのグッズなども販売されるそうです。 JIRO-ART EXHIBITION 会期:2022年4月20日(水)~4月26日(火) 会場:DESIGN FESTA GALLERY EAST203(渋谷区神宮前3-20-2) 開館時間:11:00-20:00(初日は17:00オープン、最終日は17:00まで) 入場無料 4月22日〜5月9日 東京 カナイフユキ個展『ゆっくりと届く祈り』 個人的な体験と政治的な問題を交差させ、あらゆるクィアネスを少しずつでも掬い上げ提示できる表現をすることをモットーに、イラストレーター、コミック作家として活動するカナイフユキ氏。この度、渋谷パルコが実施するダイバーシティ企画「あいとあいまい」の一環として、自身の体験を基に、現代社会を生きる上で誰もが感じる「生きづらさ、社会が抱える個性や多様性についての課題」をテーマとした展覧会が開催されます。 展示作品のほとんどが描きおろし作品となり、会場では展覧会開催記念グッズやミニブックを販売。ミニブックには展覧会に合わせカナイ氏自らが執筆した短編小説や、小説内容をイメージしたイラストなどの作品を収録いたします。 カナイフユキ個展『ゆっくりと届く祈り』 会期:2022年4月22日(金)~5月9日(月) 会場:渋谷PARCO B1F GALLERY X BY PARCO 営業時間:11:00-20:00 無料 4月27日〜6月8日 東京 SOMOS 多様性とLGBTQ+カルチュラル・ナラティヴ スペイン大使館が、スペインのLGBTQ+運動の歴史についての展覧会を開催します。映画、文学、視覚芸術、舞台芸術、スポーツやファッションなどの様々な分野におけるLGBTQ+文化的表現を通して、過去50年の歴史を展示いたします。日本との文化間対話を実現するため、同展覧会を、LGBTQ+をテーマにした日本のアーティストたちの展示スペースとして開放いたします。三島由紀夫と横尾忠則を題材にした作品や、ダム・タイプ、アキラ・ザ・ハスラー、森栄喜、ブブ・ド・ラ・マドレーヌ、ヴィヴィアン佐藤、甲秀樹といったアーティストの作品をご覧いただけます。同展覧会と連動して、講演会、パフォーマンスやコンサートなど、様々なパラレルイベントが開催されます(4月28日にはオンライントークイベントが開催されます) SOMOS 多様性とLGBTQ+カルチュラル・ナラティヴ 会期と開館時間:2022年4月27日(水)〜6月8日(水) 会場:スペイン大使館 エントランスホール(東京都港区六本木1-3-29) 入場無料・予約不要 オンライントークイベント「多様性とLGTBIQ+カルチュアル・ナラティブ」 日時:4月28日(木)18:30- 日本語・スペイン語(同時通訳付) 参加費無料 ============= |
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2022/04/09(土)~2022/05/28(土)開館時間:11:00-19:00 日・月・祝休廊 2022/04/09(土) 2022/04/12(火)~16(土) 2022/04/19(火)~23(土) 2022/04/26(火)~28(木)、 2022/04/30(土) 2022/05/06(金)、05/07(土) 2022/05/10(火)~05/14(金) 2022/05/17(火)~05/21(土) 2022/05/24(火)~05/28(土) 会場:オオタファインアーツ(東京都港区六本木6-6-9ピラミデビル3F) ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 ================== 高橋 祐一 2022年4月15日 · ゲイのアートは面白い! 自分を出してるからねー 笑笑 スペイン大使館やるなぁ 特集:2022年初夏のLGBTQアート展 桜も散り、もうすぐGWですね。爽やかな初夏の日、アート展にお出かけしてみませんか? というわけで、4月〜6月に開催予定のLGBTQ関連のアート展やトピックを色とりどりにご紹介いたします。 特集:2022年初夏のLGBTQアート展 桜も散り、もうすぐGWですね。今年はTRPもリアル開催されますし、GWの二丁目のクラブパーティの情報もどんどん上がってきていて、ひさびさにワクワク感の感じられる4月になってますね。週末の予定も結構詰まっているかもしれませんが、たまには爽やかな初夏の風を感じながら、アート展にもお出かけしてみましょう、というわけで、4月〜6月に開催予定のLGBTQ関連のアート展やトピックを色とりどりにご紹介いたします(新たな情報が入り次第、順次追加していきます) (最終更新日 2022.4.13) NEWS! 今秋、松濤美術館にドラァグクイーンのウィッグが展示されます! 渋谷区の松濤といえば、大物歌手の豪邸があったり、日本でも指折りの高級住宅街として知られ、その中にある松濤美術館は極めて格調高い、高尚な展示がおこなわれる場所ですが、そんな松濤美術館で今年9月、おそらく日本初の「装いの力―異性装の日本史」という展覧会が開催され、「DIAMONDS ARE FOREVER」のロイヤルウィッグも展示されるそうです(クレジットにはシモーヌ深雪さん、D.K.ウラヂさんのお名前も) 「衣服や化粧によって男性が女性に、女性が男性に、あるいはさらに異なる何者かになること。社会的・文化的な性別を区分するための記号である衣服をもって、生物学的に与えられた性とは異なる性となる「異性装」について考えるのが同展だ」 「古代から現代までの日本における様々な異性装の文化・表現を考察、その営みのこれまでとこれからを考える展示になるだろう」 とても面白そう。楽しみです。 4月9日〜5月28日 東京 ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 ダムタイプの記念碑的な作品《S/N》のメインキャストを務めた(『アマポーラ』の甘い調べをバックに全裸で横たわり、股間からスルスルと万国旗を繰り出して舞台をゆっくりと横切るという、あまりにも素晴らしいパフォーマンスで全世界を号泣させた)女性のドラァグクイーン、ブブ・ド・ラ・マドレーヌさんが個展を開催します。ブブさんは古橋悌二さんからHIV陽性であるとのカミングアウトを受けた後、ハスラー・アキラさんらとともにHIVについてのメッセージを発信するAIDS POSTER PROJECTの活動に携わり、京都で「CLUB LUV+」というクラブイベントも開催、「DIAMONDS ARE FOREVER」の年末恒例「メトロ紅白」では貴重な白組として菅原洋一さんやサブちゃんを演じたり(笑)、堂山の「dista」で働いていたこともあり、ゲイコミュニティと非常に深く関わってきた方です。同時にブブさんはセックスワーカーのアーティストのユニット「バイターズ」の一員として活動してきたほか(99年末にワタリウム美術館で開催した『愛のスタジオ』という大勢のドラァグクイーンが登場するイベントも素敵でした)、個展なども開いてきたアーティストです。16年ぶりとなる今回の個展《人魚の領土ー旗と内臓》では、人魚の旗が万国旗のように掲げられていますが、そこにはピンクと黒の旗も見えます。 会場のオオタファインアーツは、ハスラー・アキラさんの個展も度々開いてきた素敵なギャラリーです。六本木駅から歩いてすぐ、ティップネス六本木と同じビルにあります。 「《人魚の領土》は、2004年から一貫したブブのテーマです。親友の死を経験した後、2000年代のブブにとって人魚は、死者の世界である海と陸との狭間で荒波に抗う存在でした。2010年代、セックスワークや家族の在宅介護の日常を通して、ブブは自己と他者の身体の境界についてより意識するようになります。「触れる/触れられる」という個人の身体に対する最初の越境は、親しみの表現やケアのためになされる場合もあれば、征服欲や攻撃欲から発生する場合もあります。一方、国という領土や、民族、ジェンダー、セクシュアリティの境界をめぐって繰り返される侵害は、身近な生活の中で日々その度合いを増し続けています。人魚の住処であり領土でもある「水」は、地上で社会的な力を奪われた女性やマイノリティが生きる世界の隠喩でもあり得るのではないかと、ブブは考えるようになりました。 ある日、皮膚病と長年付き合ってきたブブは、乾燥した皮膚が剥がれるのを見て「人魚は脱皮するかもしれない」と考えました。それがきっかけとなり、2019年の《人魚の領土と脱皮》では脱皮後に残される大きな「人魚の皮」を金網で作ります。パラパラと剥がれ落ちるウロコは、ブブが着古した衣服や好きだったシーツ、クラブで着たドラァグクイーンの衣装で作られました。領土=身体の様々な記憶が染み込んだウロコは人魚の身体を離れ、連なる旗となって上空に延びていきました。 その翌年の2020年、ブブは卵巣囊腫と子宮筋腫のために卵巣2個と子宮を摘出します。手術は身体的な痛みを伴うものでしたが、術後の自分の感情や感覚が以前と全く変わらないことにブブは驚きます。子宮も卵巣も、その他の内臓と助け合って働いてきた同じ内臓です。にもかかわらず、それ以上のイメージを背負わされて来た2種類の臓器の摘出は、ブブに晴れやかな気持ちをもたらしました。今展では身体の表面だけではなく、内臓も脱皮します。このアイデアは、手術の痛みや苦しみを経て、身体が内側から新しく生まれ変わる可能性を実感したことから生まれました。ブブが実感した再生は、生死や性別役割や生殖のイメージを捉え直し、人が生き物としての複雑さや豊かさを取り戻すことに繋がるでしょう。人魚の身体を離れた色とりどりの旗が彼方を目指す時、それが地上の呪縛から解き放たれる私たち自身への祝福の光景となることを願って、この展覧会を開催します」(公式サイトより) ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 会期:2022年4月9日(土)〜5月28日(土) 開館時間:11:00-19:00 日・月・祝休廊 会場:オオタファインアーツ(東京都港区六本木6-6-9ピラミデビル3F) 4月13日〜25日 大阪 ヨシダナギ写真展「DRAG QUEEN」 ベビーヴァギーさんをはじめ大阪のドラァグクイーンの方々が被写体になっている写真展が大阪・阪急うめだ本店9Fの阪急うめだギャラリーで開催されます(※昨年、アフリカで少数民族を撮影してきたヨシダナギさんが「新境地を求めて」ニューヨークやパリでドラァグクイーンの写真を撮影し、写真集を発売、しかし、こちらにまとめられているような出来事があり、ゲイコミュニティではあまり支持されなかった感がありました。が、今回、ちゃんと日本のクイーンの皆さんとコンタクトし、コラボが実現していて、いい方向に進んでよかったです)。大阪のドラァグクイーンの方々の写真が梅田の阪急で展示されるのってとても素敵なことだと思いますし、無料でご覧いただけますので、堂山に行かれる際にでも足を運んでみてはいかがでしょうか。 ヨシダナギ写真展「DRAG QUEEN」 会期:2022年4月13日(水)~25日(月) 場所:阪急うめだ本店 9F 阪急うめだギャラリー 4月20日〜26日 東京 JIRO-ART EXHIBITION ポップでカラフルでゲイテイストなグラッフィク・アートで人気のJIRO-ARTさん(以前Rainbow Arts展に参加したり、二丁目のバーBridgeやakta、大阪のdistaで個展を開いたり、東京レインボープライドにブース出展したりもしています)のアート展が、東京レインボープライドに合わせて開催されます。ライフガードがテーマだそうで、新しいキャラクターのグッズなども販売されるそうです。 JIRO-ART EXHIBITION 会期:2022年4月20日(水)~4月26日(火) 会場:DESIGN FESTA GALLERY EAST203(渋谷区神宮前3-20-2) 開館時間:11:00-20:00(初日は17:00オープン、最終日は17:00まで) 入場無料 4月22日〜5月9日 東京 カナイフユキ個展『ゆっくりと届く祈り』 個人的な体験と政治的な問題を交差させ、あらゆるクィアネスを少しずつでも掬い上げ提示できる表現をすることをモットーに、イラストレーター、コミック作家として活動するカナイフユキ氏。この度、渋谷パルコが実施するダイバーシティ企画「あいとあいまい」の一環として、自身の体験を基に、現代社会を生きる上で誰もが感じる「生きづらさ、社会が抱える個性や多様性についての課題」をテーマとした展覧会が開催されます。 展示作品のほとんどが描きおろし作品となり、会場では展覧会開催記念グッズやミニブックを販売。ミニブックには展覧会に合わせカナイ氏自らが執筆した短編小説や、小説内容をイメージしたイラストなどの作品を収録いたします。 カナイフユキ個展『ゆっくりと届く祈り』 会期:2022年4月22日(金)~5月9日(月) 会場:渋谷PARCO B1F GALLERY X BY PARCO 営業時間:11:00-20:00 無料 4月27日〜6月8日 東京 SOMOS 多様性とLGBTQ+カルチュラル・ナラティヴ スペイン大使館が、スペインのLGBTQ+運動の歴史についての展覧会を開催します。映画、文学、視覚芸術、舞台芸術、スポーツやファッションなどの様々な分野におけるLGBTQ+文化的表現を通して、過去50年の歴史を展示いたします。日本との文化間対話を実現するため、同展覧会を、LGBTQ+をテーマにした日本のアーティストたちの展示スペースとして開放いたします。三島由紀夫と横尾忠則を題材にした作品や、ダム・タイプ、アキラ・ザ・ハスラー、森栄喜、ブブ・ド・ラ・マドレーヌ、ヴィヴィアン佐藤、甲秀樹といったアーティストの作品をご覧いただけます。同展覧会と連動して、講演会、パフォーマンスやコンサートなど、様々なパラレルイベントが開催されます(4月28日にはオンライントークイベントが開催されます) SOMOS 多様性とLGBTQ+カルチュラル・ナラティヴ 会期と開館時間:2022年4月27日(水)〜6月8日(水) 会場:スペイン大使館 エントランスホール(東京都港区六本木1-3-29) 入場無料・予約不要 オンライントークイベント「多様性とLGTBIQ+カルチュアル・ナラティブ」 日時:4月28日(木)18:30- 日本語・スペイン語(同時通訳付) 参加費無料 ============= |
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ネパール民族料理 アーガン (AANGAN) 東京都新宿区大久保2-32-3 リスボンビル4F JR「新大久保駅」から徒歩3分 |
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2022/04/22 |
2022/04/09(土)~2022/05/28(土)開館時間:11:00-19:00 日・月・祝休廊 2022/04/09(土) 2022/04/12(火)~16(土) 2022/04/19(火)~23(土) 2022/04/26(火)~28(木)、 2022/04/30(土) 2022/05/06(金)、05/07(土) 2022/05/10(火)~05/14(金) 2022/05/17(火)~05/21(土) 2022/05/24(火)~05/28(土) 会場:オオタファインアーツ(東京都港区六本木6-6-9ピラミデビル3F) ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 ================== 高橋 祐一 2022年4月15日 · ゲイのアートは面白い! 自分を出してるからねー 笑笑 スペイン大使館やるなぁ 特集:2022年初夏のLGBTQアート展 桜も散り、もうすぐGWですね。爽やかな初夏の日、アート展にお出かけしてみませんか? というわけで、4月〜6月に開催予定のLGBTQ関連のアート展やトピックを色とりどりにご紹介いたします。 特集:2022年初夏のLGBTQアート展 桜も散り、もうすぐGWですね。今年はTRPもリアル開催されますし、GWの二丁目のクラブパーティの情報もどんどん上がってきていて、ひさびさにワクワク感の感じられる4月になってますね。週末の予定も結構詰まっているかもしれませんが、たまには爽やかな初夏の風を感じながら、アート展にもお出かけしてみましょう、というわけで、4月〜6月に開催予定のLGBTQ関連のアート展やトピックを色とりどりにご紹介いたします(新たな情報が入り次第、順次追加していきます) (最終更新日 2022.4.13) NEWS! 今秋、松濤美術館にドラァグクイーンのウィッグが展示されます! 渋谷区の松濤といえば、大物歌手の豪邸があったり、日本でも指折りの高級住宅街として知られ、その中にある松濤美術館は極めて格調高い、高尚な展示がおこなわれる場所ですが、そんな松濤美術館で今年9月、おそらく日本初の「装いの力―異性装の日本史」という展覧会が開催され、「DIAMONDS ARE FOREVER」のロイヤルウィッグも展示されるそうです(クレジットにはシモーヌ深雪さん、D.K.ウラヂさんのお名前も) 「衣服や化粧によって男性が女性に、女性が男性に、あるいはさらに異なる何者かになること。社会的・文化的な性別を区分するための記号である衣服をもって、生物学的に与えられた性とは異なる性となる「異性装」について考えるのが同展だ」 「古代から現代までの日本における様々な異性装の文化・表現を考察、その営みのこれまでとこれからを考える展示になるだろう」 とても面白そう。楽しみです。 4月9日〜5月28日 東京 ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 ダムタイプの記念碑的な作品《S/N》のメインキャストを務めた(『アマポーラ』の甘い調べをバックに全裸で横たわり、股間からスルスルと万国旗を繰り出して舞台をゆっくりと横切るという、あまりにも素晴らしいパフォーマンスで全世界を号泣させた)女性のドラァグクイーン、ブブ・ド・ラ・マドレーヌさんが個展を開催します。ブブさんは古橋悌二さんからHIV陽性であるとのカミングアウトを受けた後、ハスラー・アキラさんらとともにHIVについてのメッセージを発信するAIDS POSTER PROJECTの活動に携わり、京都で「CLUB LUV+」というクラブイベントも開催、「DIAMONDS ARE FOREVER」の年末恒例「メトロ紅白」では貴重な白組として菅原洋一さんやサブちゃんを演じたり(笑)、堂山の「dista」で働いていたこともあり、ゲイコミュニティと非常に深く関わってきた方です。同時にブブさんはセックスワーカーのアーティストのユニット「バイターズ」の一員として活動してきたほか(99年末にワタリウム美術館で開催した『愛のスタジオ』という大勢のドラァグクイーンが登場するイベントも素敵でした)、個展なども開いてきたアーティストです。16年ぶりとなる今回の個展《人魚の領土ー旗と内臓》では、人魚の旗が万国旗のように掲げられていますが、そこにはピンクと黒の旗も見えます。 会場のオオタファインアーツは、ハスラー・アキラさんの個展も度々開いてきた素敵なギャラリーです。六本木駅から歩いてすぐ、ティップネス六本木と同じビルにあります。 「《人魚の領土》は、2004年から一貫したブブのテーマです。親友の死を経験した後、2000年代のブブにとって人魚は、死者の世界である海と陸との狭間で荒波に抗う存在でした。2010年代、セックスワークや家族の在宅介護の日常を通して、ブブは自己と他者の身体の境界についてより意識するようになります。「触れる/触れられる」という個人の身体に対する最初の越境は、親しみの表現やケアのためになされる場合もあれば、征服欲や攻撃欲から発生する場合もあります。一方、国という領土や、民族、ジェンダー、セクシュアリティの境界をめぐって繰り返される侵害は、身近な生活の中で日々その度合いを増し続けています。人魚の住処であり領土でもある「水」は、地上で社会的な力を奪われた女性やマイノリティが生きる世界の隠喩でもあり得るのではないかと、ブブは考えるようになりました。 ある日、皮膚病と長年付き合ってきたブブは、乾燥した皮膚が剥がれるのを見て「人魚は脱皮するかもしれない」と考えました。それがきっかけとなり、2019年の《人魚の領土と脱皮》では脱皮後に残される大きな「人魚の皮」を金網で作ります。パラパラと剥がれ落ちるウロコは、ブブが着古した衣服や好きだったシーツ、クラブで着たドラァグクイーンの衣装で作られました。領土=身体の様々な記憶が染み込んだウロコは人魚の身体を離れ、連なる旗となって上空に延びていきました。 その翌年の2020年、ブブは卵巣囊腫と子宮筋腫のために卵巣2個と子宮を摘出します。手術は身体的な痛みを伴うものでしたが、術後の自分の感情や感覚が以前と全く変わらないことにブブは驚きます。子宮も卵巣も、その他の内臓と助け合って働いてきた同じ内臓です。にもかかわらず、それ以上のイメージを背負わされて来た2種類の臓器の摘出は、ブブに晴れやかな気持ちをもたらしました。今展では身体の表面だけではなく、内臓も脱皮します。このアイデアは、手術の痛みや苦しみを経て、身体が内側から新しく生まれ変わる可能性を実感したことから生まれました。ブブが実感した再生は、生死や性別役割や生殖のイメージを捉え直し、人が生き物としての複雑さや豊かさを取り戻すことに繋がるでしょう。人魚の身体を離れた色とりどりの旗が彼方を目指す時、それが地上の呪縛から解き放たれる私たち自身への祝福の光景となることを願って、この展覧会を開催します」(公式サイトより) ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 会期:2022年4月9日(土)〜5月28日(土) 開館時間:11:00-19:00 日・月・祝休廊 会場:オオタファインアーツ(東京都港区六本木6-6-9ピラミデビル3F) 4月13日〜25日 大阪 ヨシダナギ写真展「DRAG QUEEN」 ベビーヴァギーさんをはじめ大阪のドラァグクイーンの方々が被写体になっている写真展が大阪・阪急うめだ本店9Fの阪急うめだギャラリーで開催されます(※昨年、アフリカで少数民族を撮影してきたヨシダナギさんが「新境地を求めて」ニューヨークやパリでドラァグクイーンの写真を撮影し、写真集を発売、しかし、こちらにまとめられているような出来事があり、ゲイコミュニティではあまり支持されなかった感がありました。が、今回、ちゃんと日本のクイーンの皆さんとコンタクトし、コラボが実現していて、いい方向に進んでよかったです)。大阪のドラァグクイーンの方々の写真が梅田の阪急で展示されるのってとても素敵なことだと思いますし、無料でご覧いただけますので、堂山に行かれる際にでも足を運んでみてはいかがでしょうか。 ヨシダナギ写真展「DRAG QUEEN」 会期:2022年4月13日(水)~25日(月) 場所:阪急うめだ本店 9F 阪急うめだギャラリー 4月20日〜26日 東京 JIRO-ART EXHIBITION ポップでカラフルでゲイテイストなグラッフィク・アートで人気のJIRO-ARTさん(以前Rainbow Arts展に参加したり、二丁目のバーBridgeやakta、大阪のdistaで個展を開いたり、東京レインボープライドにブース出展したりもしています)のアート展が、東京レインボープライドに合わせて開催されます。ライフガードがテーマだそうで、新しいキャラクターのグッズなども販売されるそうです。 JIRO-ART EXHIBITION 会期:2022年4月20日(水)~4月26日(火) 会場:DESIGN FESTA GALLERY EAST203(渋谷区神宮前3-20-2) 開館時間:11:00-20:00(初日は17:00オープン、最終日は17:00まで) 入場無料 4月22日〜5月9日 東京 カナイフユキ個展『ゆっくりと届く祈り』 個人的な体験と政治的な問題を交差させ、あらゆるクィアネスを少しずつでも掬い上げ提示できる表現をすることをモットーに、イラストレーター、コミック作家として活動するカナイフユキ氏。この度、渋谷パルコが実施するダイバーシティ企画「あいとあいまい」の一環として、自身の体験を基に、現代社会を生きる上で誰もが感じる「生きづらさ、社会が抱える個性や多様性についての課題」をテーマとした展覧会が開催されます。 展示作品のほとんどが描きおろし作品となり、会場では展覧会開催記念グッズやミニブックを販売。ミニブックには展覧会に合わせカナイ氏自らが執筆した短編小説や、小説内容をイメージしたイラストなどの作品を収録いたします。 カナイフユキ個展『ゆっくりと届く祈り』 会期:2022年4月22日(金)~5月9日(月) 会場:渋谷PARCO B1F GALLERY X BY PARCO 営業時間:11:00-20:00 無料 4月27日〜6月8日 東京 SOMOS 多様性とLGBTQ+カルチュラル・ナラティヴ スペイン大使館が、スペインのLGBTQ+運動の歴史についての展覧会を開催します。映画、文学、視覚芸術、舞台芸術、スポーツやファッションなどの様々な分野におけるLGBTQ+文化的表現を通して、過去50年の歴史を展示いたします。日本との文化間対話を実現するため、同展覧会を、LGBTQ+をテーマにした日本のアーティストたちの展示スペースとして開放いたします。三島由紀夫と横尾忠則を題材にした作品や、ダム・タイプ、アキラ・ザ・ハスラー、森栄喜、ブブ・ド・ラ・マドレーヌ、ヴィヴィアン佐藤、甲秀樹といったアーティストの作品をご覧いただけます。同展覧会と連動して、講演会、パフォーマンスやコンサートなど、様々なパラレルイベントが開催されます(4月28日にはオンライントークイベントが開催されます) SOMOS 多様性とLGBTQ+カルチュラル・ナラティヴ 会期と開館時間:2022年4月27日(水)〜6月8日(水) 会場:スペイン大使館 エントランスホール(東京都港区六本木1-3-29) 入場無料・予約不要 オンライントークイベント「多様性とLGTBIQ+カルチュアル・ナラティブ」 日時:4月28日(木)18:30- 日本語・スペイン語(同時通訳付) 参加費無料 ============= |
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2022/04/23 |
2022/04/09(土)~2022/05/28(土)開館時間:11:00-19:00 日・月・祝休廊 2022/04/09(土) 2022/04/12(火)~16(土) 2022/04/19(火)~23(土) 2022/04/26(火)~28(木)、 2022/04/30(土) 2022/05/06(金)、05/07(土) 2022/05/10(火)~05/14(金) 2022/05/17(火)~05/21(土) 2022/05/24(火)~05/28(土) 会場:オオタファインアーツ(東京都港区六本木6-6-9ピラミデビル3F) ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 ================== 高橋 祐一 2022年4月15日 · ゲイのアートは面白い! 自分を出してるからねー 笑笑 スペイン大使館やるなぁ 特集:2022年初夏のLGBTQアート展 桜も散り、もうすぐGWですね。爽やかな初夏の日、アート展にお出かけしてみませんか? というわけで、4月〜6月に開催予定のLGBTQ関連のアート展やトピックを色とりどりにご紹介いたします。 特集:2022年初夏のLGBTQアート展 桜も散り、もうすぐGWですね。今年はTRPもリアル開催されますし、GWの二丁目のクラブパーティの情報もどんどん上がってきていて、ひさびさにワクワク感の感じられる4月になってますね。週末の予定も結構詰まっているかもしれませんが、たまには爽やかな初夏の風を感じながら、アート展にもお出かけしてみましょう、というわけで、4月〜6月に開催予定のLGBTQ関連のアート展やトピックを色とりどりにご紹介いたします(新たな情報が入り次第、順次追加していきます) (最終更新日 2022.4.13) NEWS! 今秋、松濤美術館にドラァグクイーンのウィッグが展示されます! 渋谷区の松濤といえば、大物歌手の豪邸があったり、日本でも指折りの高級住宅街として知られ、その中にある松濤美術館は極めて格調高い、高尚な展示がおこなわれる場所ですが、そんな松濤美術館で今年9月、おそらく日本初の「装いの力―異性装の日本史」という展覧会が開催され、「DIAMONDS ARE FOREVER」のロイヤルウィッグも展示されるそうです(クレジットにはシモーヌ深雪さん、D.K.ウラヂさんのお名前も) 「衣服や化粧によって男性が女性に、女性が男性に、あるいはさらに異なる何者かになること。社会的・文化的な性別を区分するための記号である衣服をもって、生物学的に与えられた性とは異なる性となる「異性装」について考えるのが同展だ」 「古代から現代までの日本における様々な異性装の文化・表現を考察、その営みのこれまでとこれからを考える展示になるだろう」 とても面白そう。楽しみです。 4月9日〜5月28日 東京 ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 ダムタイプの記念碑的な作品《S/N》のメインキャストを務めた(『アマポーラ』の甘い調べをバックに全裸で横たわり、股間からスルスルと万国旗を繰り出して舞台をゆっくりと横切るという、あまりにも素晴らしいパフォーマンスで全世界を号泣させた)女性のドラァグクイーン、ブブ・ド・ラ・マドレーヌさんが個展を開催します。ブブさんは古橋悌二さんからHIV陽性であるとのカミングアウトを受けた後、ハスラー・アキラさんらとともにHIVについてのメッセージを発信するAIDS POSTER PROJECTの活動に携わり、京都で「CLUB LUV+」というクラブイベントも開催、「DIAMONDS ARE FOREVER」の年末恒例「メトロ紅白」では貴重な白組として菅原洋一さんやサブちゃんを演じたり(笑)、堂山の「dista」で働いていたこともあり、ゲイコミュニティと非常に深く関わってきた方です。同時にブブさんはセックスワーカーのアーティストのユニット「バイターズ」の一員として活動してきたほか(99年末にワタリウム美術館で開催した『愛のスタジオ』という大勢のドラァグクイーンが登場するイベントも素敵でした)、個展なども開いてきたアーティストです。16年ぶりとなる今回の個展《人魚の領土ー旗と内臓》では、人魚の旗が万国旗のように掲げられていますが、そこにはピンクと黒の旗も見えます。 会場のオオタファインアーツは、ハスラー・アキラさんの個展も度々開いてきた素敵なギャラリーです。六本木駅から歩いてすぐ、ティップネス六本木と同じビルにあります。 「《人魚の領土》は、2004年から一貫したブブのテーマです。親友の死を経験した後、2000年代のブブにとって人魚は、死者の世界である海と陸との狭間で荒波に抗う存在でした。2010年代、セックスワークや家族の在宅介護の日常を通して、ブブは自己と他者の身体の境界についてより意識するようになります。「触れる/触れられる」という個人の身体に対する最初の越境は、親しみの表現やケアのためになされる場合もあれば、征服欲や攻撃欲から発生する場合もあります。一方、国という領土や、民族、ジェンダー、セクシュアリティの境界をめぐって繰り返される侵害は、身近な生活の中で日々その度合いを増し続けています。人魚の住処であり領土でもある「水」は、地上で社会的な力を奪われた女性やマイノリティが生きる世界の隠喩でもあり得るのではないかと、ブブは考えるようになりました。 ある日、皮膚病と長年付き合ってきたブブは、乾燥した皮膚が剥がれるのを見て「人魚は脱皮するかもしれない」と考えました。それがきっかけとなり、2019年の《人魚の領土と脱皮》では脱皮後に残される大きな「人魚の皮」を金網で作ります。パラパラと剥がれ落ちるウロコは、ブブが着古した衣服や好きだったシーツ、クラブで着たドラァグクイーンの衣装で作られました。領土=身体の様々な記憶が染み込んだウロコは人魚の身体を離れ、連なる旗となって上空に延びていきました。 その翌年の2020年、ブブは卵巣囊腫と子宮筋腫のために卵巣2個と子宮を摘出します。手術は身体的な痛みを伴うものでしたが、術後の自分の感情や感覚が以前と全く変わらないことにブブは驚きます。子宮も卵巣も、その他の内臓と助け合って働いてきた同じ内臓です。にもかかわらず、それ以上のイメージを背負わされて来た2種類の臓器の摘出は、ブブに晴れやかな気持ちをもたらしました。今展では身体の表面だけではなく、内臓も脱皮します。このアイデアは、手術の痛みや苦しみを経て、身体が内側から新しく生まれ変わる可能性を実感したことから生まれました。ブブが実感した再生は、生死や性別役割や生殖のイメージを捉え直し、人が生き物としての複雑さや豊かさを取り戻すことに繋がるでしょう。人魚の身体を離れた色とりどりの旗が彼方を目指す時、それが地上の呪縛から解き放たれる私たち自身への祝福の光景となることを願って、この展覧会を開催します」(公式サイトより) ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 会期:2022年4月9日(土)〜5月28日(土) 開館時間:11:00-19:00 日・月・祝休廊 会場:オオタファインアーツ(東京都港区六本木6-6-9ピラミデビル3F) 4月13日〜25日 大阪 ヨシダナギ写真展「DRAG QUEEN」 ベビーヴァギーさんをはじめ大阪のドラァグクイーンの方々が被写体になっている写真展が大阪・阪急うめだ本店9Fの阪急うめだギャラリーで開催されます(※昨年、アフリカで少数民族を撮影してきたヨシダナギさんが「新境地を求めて」ニューヨークやパリでドラァグクイーンの写真を撮影し、写真集を発売、しかし、こちらにまとめられているような出来事があり、ゲイコミュニティではあまり支持されなかった感がありました。が、今回、ちゃんと日本のクイーンの皆さんとコンタクトし、コラボが実現していて、いい方向に進んでよかったです)。大阪のドラァグクイーンの方々の写真が梅田の阪急で展示されるのってとても素敵なことだと思いますし、無料でご覧いただけますので、堂山に行かれる際にでも足を運んでみてはいかがでしょうか。 ヨシダナギ写真展「DRAG QUEEN」 会期:2022年4月13日(水)~25日(月) 場所:阪急うめだ本店 9F 阪急うめだギャラリー 4月20日〜26日 東京 JIRO-ART EXHIBITION ポップでカラフルでゲイテイストなグラッフィク・アートで人気のJIRO-ARTさん(以前Rainbow Arts展に参加したり、二丁目のバーBridgeやakta、大阪のdistaで個展を開いたり、東京レインボープライドにブース出展したりもしています)のアート展が、東京レインボープライドに合わせて開催されます。ライフガードがテーマだそうで、新しいキャラクターのグッズなども販売されるそうです。 JIRO-ART EXHIBITION 会期:2022年4月20日(水)~4月26日(火) 会場:DESIGN FESTA GALLERY EAST203(渋谷区神宮前3-20-2) 開館時間:11:00-20:00(初日は17:00オープン、最終日は17:00まで) 入場無料 4月22日〜5月9日 東京 カナイフユキ個展『ゆっくりと届く祈り』 個人的な体験と政治的な問題を交差させ、あらゆるクィアネスを少しずつでも掬い上げ提示できる表現をすることをモットーに、イラストレーター、コミック作家として活動するカナイフユキ氏。この度、渋谷パルコが実施するダイバーシティ企画「あいとあいまい」の一環として、自身の体験を基に、現代社会を生きる上で誰もが感じる「生きづらさ、社会が抱える個性や多様性についての課題」をテーマとした展覧会が開催されます。 展示作品のほとんどが描きおろし作品となり、会場では展覧会開催記念グッズやミニブックを販売。ミニブックには展覧会に合わせカナイ氏自らが執筆した短編小説や、小説内容をイメージしたイラストなどの作品を収録いたします。 カナイフユキ個展『ゆっくりと届く祈り』 会期:2022年4月22日(金)~5月9日(月) 会場:渋谷PARCO B1F GALLERY X BY PARCO 営業時間:11:00-20:00 無料 4月27日〜6月8日 東京 SOMOS 多様性とLGBTQ+カルチュラル・ナラティヴ スペイン大使館が、スペインのLGBTQ+運動の歴史についての展覧会を開催します。映画、文学、視覚芸術、舞台芸術、スポーツやファッションなどの様々な分野におけるLGBTQ+文化的表現を通して、過去50年の歴史を展示いたします。日本との文化間対話を実現するため、同展覧会を、LGBTQ+をテーマにした日本のアーティストたちの展示スペースとして開放いたします。三島由紀夫と横尾忠則を題材にした作品や、ダム・タイプ、アキラ・ザ・ハスラー、森栄喜、ブブ・ド・ラ・マドレーヌ、ヴィヴィアン佐藤、甲秀樹といったアーティストの作品をご覧いただけます。同展覧会と連動して、講演会、パフォーマンスやコンサートなど、様々なパラレルイベントが開催されます(4月28日にはオンライントークイベントが開催されます) SOMOS 多様性とLGBTQ+カルチュラル・ナラティヴ 会期と開館時間:2022年4月27日(水)〜6月8日(水) 会場:スペイン大使館 エントランスホール(東京都港区六本木1-3-29) 入場無料・予約不要 オンライントークイベント「多様性とLGTBIQ+カルチュアル・ナラティブ」 日時:4月28日(木)18:30- 日本語・スペイン語(同時通訳付) 参加費無料 ============= |
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2022/04/23(土)13:30 開場、14:05 『かば』上映(1回目)、16:30 トークライブ(60分)、17:40 『かば』上映(2回目)、20:00 終了 場所 ブルーブルース、岡山県岡山市北区表町3丁目12-12(千日前センタービル2階) 映画『かば』上映会&トークライブ トークライブ テーマ「在日、部落、沖縄〜差別を見逃さない生き様」 ゲスト 李 信恵 & 川本貴弘 ============= 2022年4月23日土曜日 14:00〜20:00 映画『かば〜西成を生きた教師と生徒ら〜』上映とトーク BLUE BLUES イベント主催者: 山本 真也 BLUE BLUES 時間: 6時間 公開 · Facebook利用者以外を含むすべての人 2022年4月23日(土)開催 13:30 開場 14:05 『かば』上映(1回目) 16:30 トークライブ(60分) 17:40 『かば』上映(2回目) 20:00 終了 参加費 1,500円(中・高・大学生 1,000円) (障がいをお持ちの方 800円) ※ドリンク代(500円)が別途必要です。 ※予約不要・全席自由席・入替え無し 場所 ブルーブルース 岡山市北区表町3丁目12-12(千日前センタービル2階) 主催 岡山で『かば』を観る会 お問合せ shinya99@do4.enjoy.ne.jp 080-4325-7192 (山本真也) 上映作品紹介 日本映画『かば』(2021年/135分)。1985年の大阪・西成を舞台とした「青春学園ドラマ」でありつつ、民族的ルーツや出生地による差別と偏見の問題を一貫して描いた骨太な傑作。当時の教師や生徒たちから聞き取った実際のエピソードやセリフは生々しく、迫力に満ちている。作品中では直接的な差別用語も飛び出し、被差別地域が特定されかねない場面もある。よって本作はソフト化・配信などを行わず、監督が同行する自主上映で全国に広がっている。 トークライブ テーマ「在日、部落、沖縄〜差別を見逃さない生き様」 ゲスト 李 信恵 & 川本貴弘 ゲストプロフィール 李 信恵(り・しね) 1971年生まれ。東大阪市出身の在日朝鮮人2.5世。大学在学中から記者としての執筆活動を始める。近年はヘイトデモに反対する中で、インターネット上で殺害予告など脅迫や差別を受けたが、裁判を闘い勝訴。現在も「解放新聞」など様々なメディアでの連載を続けながら、日本国内の差別問題、「日本軍」慰安婦問題、教育問題等に取り組んでいる。 川本 貴弘(かわもと たかひろ) 映画『かば』制作総指揮・原作・脚本・監督。1973年京都市生まれ。映画制作を独学し商業ディレクターとして活動した後、2012年に自身初の長編映画「傘の下」を公開。2014年に『かば』製作に着手。7年以上の年月を経て完成させ高い評価を得る。「人と人が向き合い理解する大切さ」を描くこの作品は、未来を変える力があると信じ、全国で上映会や講演を行なっている。 =============== ========= 山本 真也さんはBLUE BLUESにいます。 3月2日 11:45 · 岡山市 · 4.23『かば』上映とトークイベント、チラシデザインが出来ました。これからイベント終了までバタバタ、ソワソワした日々が続きます。何度経験しても緊張感は同じ。良い会にしないと! https://www.facebook.com/events/2141776229318581/?post_id=2144759599020244&view=permalink ========== |
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2022/04/24 |
2022/03~2022/11 毎月最終日曜日 上記2作を交互に上演、14時開演 各回ともアフタートークあり 戦時性暴力をテーマにした2作 宮村信吾 一人芝居『あの少女の隣に』 03/27、05/29、09/25、11/27 南澤あつ子一人芝居『市長公室の木村さん』 04/24,06/26、08/28,10/30 作・演出 くるみざわしん 全公演にアフタートークがあります。 『あの少女の隣に』では作・演出のくるみざわしんが。 『市長公室の木村さんが』ではゲストをお迎えして。 トークゲスト 2022/04/24 金民樹(劇団タルオルム 主催) 2022/06/26 方清子(日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク) 2022/08/28 大椿ゆうこ(社民党副党首) 2022/10/30 平井美津子(子どもと教科書大阪ネット21事務局長) 2022/08/28(日)13時30分開場 14:00開演 会場:スペースふうら、大阪市東成区深江北3-4-11 バーンユースック 1F、地下鉄中央線・深江橋駅 南澤あつ子一人芝居『市長公室の木村さん』 作・演出 くるみざわしん アフタートークに大椿ゆうこが参加
================== 金 洪仙 is with 金 民樹 and 2 others(杉尾尚子、松中 みどり) . 2022年4月25日 · 4月24日 コロナ禍前は毎年参加していた「済州四・三犠牲者慰霊祭」(今年74周年)と重なってしまいましたが、早くから予約済みで、杉尾尚子さんと松中みどりさんとも約束していたので、後ろ髪を引かれながらも同じ時間帯にこちらへ。↓↓↓ くるみざわしん:作・演出『市長公室の木村さんが』@「ふうら」14時~16時 戦時性暴力をテーマにした2作『市長公室の木村さんが』『あの少女の隣に』を毎月最終日曜日に交互上演。 『市長公室の木村さんが』の内容は、松中みどりさんが素晴らしい感想文を投稿されているので、シェアしています。是非お読みください。(*^^)v 南澤あつこさんの一人芝居は1時間の熱演でした。圧倒されたまま、アフタートークが1時間‼ くるみざわしんさんが呼びたいゲストを決めて、出演を依頼したのが劇団「タルオルム」主宰(脚本・演出)の金民樹。 胡桃沢さんが憤った東大阪市の育鵬社教科書採問題から、「あいちトリエンナーレ」の「表現の不自由展・その後」公開中止と「慰安婦」問題に取り組む演劇が少ないことに思い至り、2作を書いて上演することになった経緯が語られました。 奇しくも「済州四・三犠牲者慰霊祭」の日に、金民樹が4・3犠牲者の演劇公演を昨年に引き続き、今年も第2弾公演することも語られ、母である作家 金蒼生の長編小『風の声』についても言及。また民樹の長女カン・ハナも会場にいたので、ハナが中学生の時に主演した韓国映画『鬼郷(クィヒャン)』について、キャスティング秘話、映画の公開後の日本(だけ)のSNS攻撃に苦しんだことなども語られ、本当に貴重なトーク時間でした。 おまけに、くるみざわさんが大阪文学学校に入校し、金時鍾さんに学んだエピソードも語られたので、私自身との「金時鍾」つながりも思い起こされました。アフタートークの何と有意義で濃い内容だったことか。 一回公演で2度美味しい、素晴らしい企画でした❣❣❣ 全てが終了後、くるみざわさん、南澤さん、民樹、ハナ、杉尾さん、みどりさんと記念写真 ============== |
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2022/04/24(日)14:00 【会場】和気山統国寺(大阪市天王寺区茶臼山町1-31)、天王寺駅 動画配信もあり 在日本済州四・三 74周年犠牲者慰霊祭 【式典】 祭祀 読経〈統国寺住職〉 崔無碍(チェ・ムエ) 黙祷 追悼辞〈在日本済州四・三犠牲者遺族会、関西済州特別道民協会〉 高春子(コ・チュンジャ)さんの証言~四・三の体験を語る ~ 追悼歌:約束~漢拏山に埋まった者たちへ~〈崔相敦(チェ・サンドン)〉 追悼辞〈済州四・三犠牲者遺族会、在米済州四・三記念事業会・遺族会、済州四・三平和財団、済州特別自治道〉 追悼演奏:「アメイジングアリラン」、済州民謡「山川草木」、「ちいさな椿」〜崔相敦(チェ・サンドン)氏との協演〜、「龍岡キナリ」〈チャンセナブ=高嶺羽(コ・リョンウ)〉 プンムルノリ〈在日コリアン青年「ハンマウム」〉 献花 【主 催】在日本済州四・三 74周年犠牲者慰霊祭実行委員会 【共 催】在日本済州四・三事件犠牲者遺族会/済州四・三を考える会・大阪 【後 援】関西済州特別自治道民協会 【連絡先】544-0002 大阪市生野区小路3-11-19 聖公会生野センター気付 TEL: 06-6754-4356 FAX: 06-6224-7869 e-mail: jeju43osaka@gmail.com 呉光現(オ・クァンヒョン、オ・グァンヒョン) 聖公会生野センター総主事、在日本済州4・3犠牲者遺族会会長 在日本済州四・三 74周年犠牲者慰霊祭 HP
============= 鄭 甲寿 2022年4月25日 · 昨日は、済州4・3慰霊祭が統国寺でありました。 呉光現遺族会会長をはじめ、関係者のみなさん、お疲れ様でした。 =============== 呉光現(オ・グァンヒョン |
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2022/04/26 |
2022/04/09(土)~2022/05/28(土)開館時間:11:00-19:00 日・月・祝休廊 2022/04/09(土) 2022/04/12(火)~16(土) 2022/04/19(火)~23(土) 2022/04/26(火)~28(木)、 2022/04/30(土) 2022/05/06(金)、05/07(土) 2022/05/10(火)~05/14(金) 2022/05/17(火)~05/21(土) 2022/05/24(火)~05/28(土) 会場:オオタファインアーツ(東京都港区六本木6-6-9ピラミデビル3F) ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 ================== 高橋 祐一 2022年4月15日 · ゲイのアートは面白い! 自分を出してるからねー 笑笑 スペイン大使館やるなぁ 特集:2022年初夏のLGBTQアート展 桜も散り、もうすぐGWですね。爽やかな初夏の日、アート展にお出かけしてみませんか? というわけで、4月〜6月に開催予定のLGBTQ関連のアート展やトピックを色とりどりにご紹介いたします。 特集:2022年初夏のLGBTQアート展 桜も散り、もうすぐGWですね。今年はTRPもリアル開催されますし、GWの二丁目のクラブパーティの情報もどんどん上がってきていて、ひさびさにワクワク感の感じられる4月になってますね。週末の予定も結構詰まっているかもしれませんが、たまには爽やかな初夏の風を感じながら、アート展にもお出かけしてみましょう、というわけで、4月〜6月に開催予定のLGBTQ関連のアート展やトピックを色とりどりにご紹介いたします(新たな情報が入り次第、順次追加していきます) (最終更新日 2022.4.13) NEWS! 今秋、松濤美術館にドラァグクイーンのウィッグが展示されます! 渋谷区の松濤といえば、大物歌手の豪邸があったり、日本でも指折りの高級住宅街として知られ、その中にある松濤美術館は極めて格調高い、高尚な展示がおこなわれる場所ですが、そんな松濤美術館で今年9月、おそらく日本初の「装いの力―異性装の日本史」という展覧会が開催され、「DIAMONDS ARE FOREVER」のロイヤルウィッグも展示されるそうです(クレジットにはシモーヌ深雪さん、D.K.ウラヂさんのお名前も) 「衣服や化粧によって男性が女性に、女性が男性に、あるいはさらに異なる何者かになること。社会的・文化的な性別を区分するための記号である衣服をもって、生物学的に与えられた性とは異なる性となる「異性装」について考えるのが同展だ」 「古代から現代までの日本における様々な異性装の文化・表現を考察、その営みのこれまでとこれからを考える展示になるだろう」 とても面白そう。楽しみです。 4月9日〜5月28日 東京 ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 ダムタイプの記念碑的な作品《S/N》のメインキャストを務めた(『アマポーラ』の甘い調べをバックに全裸で横たわり、股間からスルスルと万国旗を繰り出して舞台をゆっくりと横切るという、あまりにも素晴らしいパフォーマンスで全世界を号泣させた)女性のドラァグクイーン、ブブ・ド・ラ・マドレーヌさんが個展を開催します。ブブさんは古橋悌二さんからHIV陽性であるとのカミングアウトを受けた後、ハスラー・アキラさんらとともにHIVについてのメッセージを発信するAIDS POSTER PROJECTの活動に携わり、京都で「CLUB LUV+」というクラブイベントも開催、「DIAMONDS ARE FOREVER」の年末恒例「メトロ紅白」では貴重な白組として菅原洋一さんやサブちゃんを演じたり(笑)、堂山の「dista」で働いていたこともあり、ゲイコミュニティと非常に深く関わってきた方です。同時にブブさんはセックスワーカーのアーティストのユニット「バイターズ」の一員として活動してきたほか(99年末にワタリウム美術館で開催した『愛のスタジオ』という大勢のドラァグクイーンが登場するイベントも素敵でした)、個展なども開いてきたアーティストです。16年ぶりとなる今回の個展《人魚の領土ー旗と内臓》では、人魚の旗が万国旗のように掲げられていますが、そこにはピンクと黒の旗も見えます。 会場のオオタファインアーツは、ハスラー・アキラさんの個展も度々開いてきた素敵なギャラリーです。六本木駅から歩いてすぐ、ティップネス六本木と同じビルにあります。 「《人魚の領土》は、2004年から一貫したブブのテーマです。親友の死を経験した後、2000年代のブブにとって人魚は、死者の世界である海と陸との狭間で荒波に抗う存在でした。2010年代、セックスワークや家族の在宅介護の日常を通して、ブブは自己と他者の身体の境界についてより意識するようになります。「触れる/触れられる」という個人の身体に対する最初の越境は、親しみの表現やケアのためになされる場合もあれば、征服欲や攻撃欲から発生する場合もあります。一方、国という領土や、民族、ジェンダー、セクシュアリティの境界をめぐって繰り返される侵害は、身近な生活の中で日々その度合いを増し続けています。人魚の住処であり領土でもある「水」は、地上で社会的な力を奪われた女性やマイノリティが生きる世界の隠喩でもあり得るのではないかと、ブブは考えるようになりました。 ある日、皮膚病と長年付き合ってきたブブは、乾燥した皮膚が剥がれるのを見て「人魚は脱皮するかもしれない」と考えました。それがきっかけとなり、2019年の《人魚の領土と脱皮》では脱皮後に残される大きな「人魚の皮」を金網で作ります。パラパラと剥がれ落ちるウロコは、ブブが着古した衣服や好きだったシーツ、クラブで着たドラァグクイーンの衣装で作られました。領土=身体の様々な記憶が染み込んだウロコは人魚の身体を離れ、連なる旗となって上空に延びていきました。 その翌年の2020年、ブブは卵巣囊腫と子宮筋腫のために卵巣2個と子宮を摘出します。手術は身体的な痛みを伴うものでしたが、術後の自分の感情や感覚が以前と全く変わらないことにブブは驚きます。子宮も卵巣も、その他の内臓と助け合って働いてきた同じ内臓です。にもかかわらず、それ以上のイメージを背負わされて来た2種類の臓器の摘出は、ブブに晴れやかな気持ちをもたらしました。今展では身体の表面だけではなく、内臓も脱皮します。このアイデアは、手術の痛みや苦しみを経て、身体が内側から新しく生まれ変わる可能性を実感したことから生まれました。ブブが実感した再生は、生死や性別役割や生殖のイメージを捉え直し、人が生き物としての複雑さや豊かさを取り戻すことに繋がるでしょう。人魚の身体を離れた色とりどりの旗が彼方を目指す時、それが地上の呪縛から解き放たれる私たち自身への祝福の光景となることを願って、この展覧会を開催します」(公式サイトより) ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 会期:2022年4月9日(土)〜5月28日(土) 開館時間:11:00-19:00 日・月・祝休廊 会場:オオタファインアーツ(東京都港区六本木6-6-9ピラミデビル3F) 4月13日〜25日 大阪 ヨシダナギ写真展「DRAG QUEEN」 ベビーヴァギーさんをはじめ大阪のドラァグクイーンの方々が被写体になっている写真展が大阪・阪急うめだ本店9Fの阪急うめだギャラリーで開催されます(※昨年、アフリカで少数民族を撮影してきたヨシダナギさんが「新境地を求めて」ニューヨークやパリでドラァグクイーンの写真を撮影し、写真集を発売、しかし、こちらにまとめられているような出来事があり、ゲイコミュニティではあまり支持されなかった感がありました。が、今回、ちゃんと日本のクイーンの皆さんとコンタクトし、コラボが実現していて、いい方向に進んでよかったです)。大阪のドラァグクイーンの方々の写真が梅田の阪急で展示されるのってとても素敵なことだと思いますし、無料でご覧いただけますので、堂山に行かれる際にでも足を運んでみてはいかがでしょうか。 ヨシダナギ写真展「DRAG QUEEN」 会期:2022年4月13日(水)~25日(月) 場所:阪急うめだ本店 9F 阪急うめだギャラリー 4月20日〜26日 東京 JIRO-ART EXHIBITION ポップでカラフルでゲイテイストなグラッフィク・アートで人気のJIRO-ARTさん(以前Rainbow Arts展に参加したり、二丁目のバーBridgeやakta、大阪のdistaで個展を開いたり、東京レインボープライドにブース出展したりもしています)のアート展が、東京レインボープライドに合わせて開催されます。ライフガードがテーマだそうで、新しいキャラクターのグッズなども販売されるそうです。 JIRO-ART EXHIBITION 会期:2022年4月20日(水)~4月26日(火) 会場:DESIGN FESTA GALLERY EAST203(渋谷区神宮前3-20-2) 開館時間:11:00-20:00(初日は17:00オープン、最終日は17:00まで) 入場無料 4月22日〜5月9日 東京 カナイフユキ個展『ゆっくりと届く祈り』 個人的な体験と政治的な問題を交差させ、あらゆるクィアネスを少しずつでも掬い上げ提示できる表現をすることをモットーに、イラストレーター、コミック作家として活動するカナイフユキ氏。この度、渋谷パルコが実施するダイバーシティ企画「あいとあいまい」の一環として、自身の体験を基に、現代社会を生きる上で誰もが感じる「生きづらさ、社会が抱える個性や多様性についての課題」をテーマとした展覧会が開催されます。 展示作品のほとんどが描きおろし作品となり、会場では展覧会開催記念グッズやミニブックを販売。ミニブックには展覧会に合わせカナイ氏自らが執筆した短編小説や、小説内容をイメージしたイラストなどの作品を収録いたします。 カナイフユキ個展『ゆっくりと届く祈り』 会期:2022年4月22日(金)~5月9日(月) 会場:渋谷PARCO B1F GALLERY X BY PARCO 営業時間:11:00-20:00 無料 4月27日〜6月8日 東京 SOMOS 多様性とLGBTQ+カルチュラル・ナラティヴ スペイン大使館が、スペインのLGBTQ+運動の歴史についての展覧会を開催します。映画、文学、視覚芸術、舞台芸術、スポーツやファッションなどの様々な分野におけるLGBTQ+文化的表現を通して、過去50年の歴史を展示いたします。日本との文化間対話を実現するため、同展覧会を、LGBTQ+をテーマにした日本のアーティストたちの展示スペースとして開放いたします。三島由紀夫と横尾忠則を題材にした作品や、ダム・タイプ、アキラ・ザ・ハスラー、森栄喜、ブブ・ド・ラ・マドレーヌ、ヴィヴィアン佐藤、甲秀樹といったアーティストの作品をご覧いただけます。同展覧会と連動して、講演会、パフォーマンスやコンサートなど、様々なパラレルイベントが開催されます(4月28日にはオンライントークイベントが開催されます) SOMOS 多様性とLGBTQ+カルチュラル・ナラティヴ 会期と開館時間:2022年4月27日(水)〜6月8日(水) 会場:スペイン大使館 エントランスホール(東京都港区六本木1-3-29) 入場無料・予約不要 オンライントークイベント「多様性とLGTBIQ+カルチュアル・ナラティブ」 日時:4月28日(木)18:30- 日本語・スペイン語(同時通訳付) 参加費無料 ============= |
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2022/04/27 |
2022/04/27(水)~2022/06/08(水) 休館日 (土曜日、日曜日、祝日)(月曜日から木曜日は10:00〜17:00、金曜日は10:00〜16:00) 2022/04/27(水)~04/28(木)10:00〜17:00 2022/05/02(月)10:00〜17:00 2022/05/06(金)10:00〜16:00 2022/05/09(月)~2022/05/12(木)10:00〜17:00 2022/05/13(金)10:00〜16:00 2022/05/16(月)~2022/05/19(木)10:00〜17:00 2022/05/20(金)10:00〜16:00 2022/05/23(月)~2022/05/26(木)10:00〜17:00 2022/05/27(金)10:00〜16:00 2022/05/30(月)~2022/06/02(木)10:00〜17:00 2022/06/03(金)10:00〜16:00 2022/06/06(月)~2022/06/08(水)10:00〜17:00 スペイン大使館 エントランスホール(東京都港区六本木1-3-29)、東京メトロ南北線六本木一丁目駅3番出口より徒歩6分、東京メトロ日比谷線神谷町駅4b出口より徒歩7分 ダム・タイプ、 アキラ・ザ・ハスラー、 森栄喜、 ブブ・ド・ラ・マドレーヌ、 ヴィヴィアン佐藤、 甲秀樹 「SOMOS 多様性とLGBTQ+カルチュラル・ナラティヴ」 2022/04/28(木)18:30- オンライン トークイベント「多様性とLGTBIQ+カルチュアル・ナラティブ」日本語・スペイン語(同時通訳付) Tokyo Art Beat ======== 「SOMOS 多様性とLGBTQ+カルチュラル・ナラティヴ」 駐日スペイン大使館 アーティスト 森栄喜、ダム・タイプ、アキラ・ザ・ハスラー、ブブ・ド・ラ・マドレーヌ、甲秀樹、ヴィヴィアン佐藤 他 スケジュール 2022年4月27日(水)~2022年6月8日(水) 開館情報 休館日 土曜日、日曜日、祝日 備考 月曜日から木曜日は10:00〜17:00、金曜日は10:00〜16:00 入場料 無料 会場 駐日スペイン大使館 住所 〒106-0032 東京都港区六本木1-3-29 アクセス 東京メトロ南北線六本木一丁目駅3番出口より徒歩6分、東京メトロ日比谷線神谷町駅4b出口より徒歩7分 電話番号 03-3583-8531 ======== ================== 高橋 祐一 2022年4月15日 · ゲイのアートは面白い! 自分を出してるからねー 笑笑 スペイン大使館やるなぁ 特集:2022年初夏のLGBTQアート展 桜も散り、もうすぐGWですね。爽やかな初夏の日、アート展にお出かけしてみませんか? というわけで、4月〜6月に開催予定のLGBTQ関連のアート展やトピックを色とりどりにご紹介いたします。 特集:2022年初夏のLGBTQアート展 桜も散り、もうすぐGWですね。今年はTRPもリアル開催されますし、GWの二丁目のクラブパーティの情報もどんどん上がってきていて、ひさびさにワクワク感の感じられる4月になってますね。週末の予定も結構詰まっているかもしれませんが、たまには爽やかな初夏の風を感じながら、アート展にもお出かけしてみましょう、というわけで、4月〜6月に開催予定のLGBTQ関連のアート展やトピックを色とりどりにご紹介いたします(新たな情報が入り次第、順次追加していきます) (最終更新日 2022.4.13) NEWS! 今秋、松濤美術館にドラァグクイーンのウィッグが展示されます! 渋谷区の松濤といえば、大物歌手の豪邸があったり、日本でも指折りの高級住宅街として知られ、その中にある松濤美術館は極めて格調高い、高尚な展示がおこなわれる場所ですが、そんな松濤美術館で今年9月、おそらく日本初の「装いの力―異性装の日本史」という展覧会が開催され、「DIAMONDS ARE FOREVER」のロイヤルウィッグも展示されるそうです(クレジットにはシモーヌ深雪さん、D.K.ウラヂさんのお名前も) 「衣服や化粧によって男性が女性に、女性が男性に、あるいはさらに異なる何者かになること。社会的・文化的な性別を区分するための記号である衣服をもって、生物学的に与えられた性とは異なる性となる「異性装」について考えるのが同展だ」 「古代から現代までの日本における様々な異性装の文化・表現を考察、その営みのこれまでとこれからを考える展示になるだろう」 とても面白そう。楽しみです。 4月9日〜5月28日 東京 ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 ダムタイプの記念碑的な作品《S/N》のメインキャストを務めた(『アマポーラ』の甘い調べをバックに全裸で横たわり、股間からスルスルと万国旗を繰り出して舞台をゆっくりと横切るという、あまりにも素晴らしいパフォーマンスで全世界を号泣させた)女性のドラァグクイーン、ブブ・ド・ラ・マドレーヌさんが個展を開催します。ブブさんは古橋悌二さんからHIV陽性であるとのカミングアウトを受けた後、ハスラー・アキラさんらとともにHIVについてのメッセージを発信するAIDS POSTER PROJECTの活動に携わり、京都で「CLUB LUV+」というクラブイベントも開催、「DIAMONDS ARE FOREVER」の年末恒例「メトロ紅白」では貴重な白組として菅原洋一さんやサブちゃんを演じたり(笑)、堂山の「dista」で働いていたこともあり、ゲイコミュニティと非常に深く関わってきた方です。同時にブブさんはセックスワーカーのアーティストのユニット「バイターズ」の一員として活動してきたほか(99年末にワタリウム美術館で開催した『愛のスタジオ』という大勢のドラァグクイーンが登場するイベントも素敵でした)、個展なども開いてきたアーティストです。16年ぶりとなる今回の個展《人魚の領土ー旗と内臓》では、人魚の旗が万国旗のように掲げられていますが、そこにはピンクと黒の旗も見えます。 会場のオオタファインアーツは、ハスラー・アキラさんの個展も度々開いてきた素敵なギャラリーです。六本木駅から歩いてすぐ、ティップネス六本木と同じビルにあります。 「《人魚の領土》は、2004年から一貫したブブのテーマです。親友の死を経験した後、2000年代のブブにとって人魚は、死者の世界である海と陸との狭間で荒波に抗う存在でした。2010年代、セックスワークや家族の在宅介護の日常を通して、ブブは自己と他者の身体の境界についてより意識するようになります。「触れる/触れられる」という個人の身体に対する最初の越境は、親しみの表現やケアのためになされる場合もあれば、征服欲や攻撃欲から発生する場合もあります。一方、国という領土や、民族、ジェンダー、セクシュアリティの境界をめぐって繰り返される侵害は、身近な生活の中で日々その度合いを増し続けています。人魚の住処であり領土でもある「水」は、地上で社会的な力を奪われた女性やマイノリティが生きる世界の隠喩でもあり得るのではないかと、ブブは考えるようになりました。 ある日、皮膚病と長年付き合ってきたブブは、乾燥した皮膚が剥がれるのを見て「人魚は脱皮するかもしれない」と考えました。それがきっかけとなり、2019年の《人魚の領土と脱皮》では脱皮後に残される大きな「人魚の皮」を金網で作ります。パラパラと剥がれ落ちるウロコは、ブブが着古した衣服や好きだったシーツ、クラブで着たドラァグクイーンの衣装で作られました。領土=身体の様々な記憶が染み込んだウロコは人魚の身体を離れ、連なる旗となって上空に延びていきました。 その翌年の2020年、ブブは卵巣囊腫と子宮筋腫のために卵巣2個と子宮を摘出します。手術は身体的な痛みを伴うものでしたが、術後の自分の感情や感覚が以前と全く変わらないことにブブは驚きます。子宮も卵巣も、その他の内臓と助け合って働いてきた同じ内臓です。にもかかわらず、それ以上のイメージを背負わされて来た2種類の臓器の摘出は、ブブに晴れやかな気持ちをもたらしました。今展では身体の表面だけではなく、内臓も脱皮します。このアイデアは、手術の痛みや苦しみを経て、身体が内側から新しく生まれ変わる可能性を実感したことから生まれました。ブブが実感した再生は、生死や性別役割や生殖のイメージを捉え直し、人が生き物としての複雑さや豊かさを取り戻すことに繋がるでしょう。人魚の身体を離れた色とりどりの旗が彼方を目指す時、それが地上の呪縛から解き放たれる私たち自身への祝福の光景となることを願って、この展覧会を開催します」(公式サイトより) ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 会期:2022年4月9日(土)〜5月28日(土) 開館時間:11:00-19:00 日・月・祝休廊 会場:オオタファインアーツ(東京都港区六本木6-6-9ピラミデビル3F) 4月13日〜25日 大阪 ヨシダナギ写真展「DRAG QUEEN」 ベビーヴァギーさんをはじめ大阪のドラァグクイーンの方々が被写体になっている写真展が大阪・阪急うめだ本店9Fの阪急うめだギャラリーで開催されます(※昨年、アフリカで少数民族を撮影してきたヨシダナギさんが「新境地を求めて」ニューヨークやパリでドラァグクイーンの写真を撮影し、写真集を発売、しかし、こちらにまとめられているような出来事があり、ゲイコミュニティではあまり支持されなかった感がありました。が、今回、ちゃんと日本のクイーンの皆さんとコンタクトし、コラボが実現していて、いい方向に進んでよかったです)。大阪のドラァグクイーンの方々の写真が梅田の阪急で展示されるのってとても素敵なことだと思いますし、無料でご覧いただけますので、堂山に行かれる際にでも足を運んでみてはいかがでしょうか。 ヨシダナギ写真展「DRAG QUEEN」 会期:2022年4月13日(水)~25日(月) 場所:阪急うめだ本店 9F 阪急うめだギャラリー 4月20日〜26日 東京 JIRO-ART EXHIBITION ポップでカラフルでゲイテイストなグラッフィク・アートで人気のJIRO-ARTさん(以前Rainbow Arts展に参加したり、二丁目のバーBridgeやakta、大阪のdistaで個展を開いたり、東京レインボープライドにブース出展したりもしています)のアート展が、東京レインボープライドに合わせて開催されます。ライフガードがテーマだそうで、新しいキャラクターのグッズなども販売されるそうです。 JIRO-ART EXHIBITION 会期:2022年4月20日(水)~4月26日(火) 会場:DESIGN FESTA GALLERY EAST203(渋谷区神宮前3-20-2) 開館時間:11:00-20:00(初日は17:00オープン、最終日は17:00まで) 入場無料 4月22日〜5月9日 東京 カナイフユキ個展『ゆっくりと届く祈り』 個人的な体験と政治的な問題を交差させ、あらゆるクィアネスを少しずつでも掬い上げ提示できる表現をすることをモットーに、イラストレーター、コミック作家として活動するカナイフユキ氏。この度、渋谷パルコが実施するダイバーシティ企画「あいとあいまい」の一環として、自身の体験を基に、現代社会を生きる上で誰もが感じる「生きづらさ、社会が抱える個性や多様性についての課題」をテーマとした展覧会が開催されます。 展示作品のほとんどが描きおろし作品となり、会場では展覧会開催記念グッズやミニブックを販売。ミニブックには展覧会に合わせカナイ氏自らが執筆した短編小説や、小説内容をイメージしたイラストなどの作品を収録いたします。 カナイフユキ個展『ゆっくりと届く祈り』 会期:2022年4月22日(金)~5月9日(月) 会場:渋谷PARCO B1F GALLERY X BY PARCO 営業時間:11:00-20:00 無料 4月27日〜6月8日 東京 SOMOS 多様性とLGBTQ+カルチュラル・ナラティヴ スペイン大使館が、スペインのLGBTQ+運動の歴史についての展覧会を開催します。映画、文学、視覚芸術、舞台芸術、スポーツやファッションなどの様々な分野におけるLGBTQ+文化的表現を通して、過去50年の歴史を展示いたします。日本との文化間対話を実現するため、同展覧会を、LGBTQ+をテーマにした日本のアーティストたちの展示スペースとして開放いたします。三島由紀夫と横尾忠則を題材にした作品や、ダム・タイプ、アキラ・ザ・ハスラー、森栄喜、ブブ・ド・ラ・マドレーヌ、ヴィヴィアン佐藤、甲秀樹といったアーティストの作品をご覧いただけます。同展覧会と連動して、講演会、パフォーマンスやコンサートなど、様々なパラレルイベントが開催されます(4月28日にはオンライントークイベントが開催されます) SOMOS 多様性とLGBTQ+カルチュラル・ナラティヴ 会期と開館時間:2022年4月27日(水)〜6月8日(水) 会場:スペイン大使館 エントランスホール(東京都港区六本木1-3-29) 入場無料・予約不要 オンライントークイベント「多様性とLGTBIQ+カルチュアル・ナラティブ」 日時:4月28日(木)18:30- 日本語・スペイン語(同時通訳付) 参加費無料 ============= |
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2022/04/27 |
2022/04/09(土)~2022/05/28(土)開館時間:11:00-19:00 日・月・祝休廊 2022/04/09(土) 2022/04/12(火)~16(土) 2022/04/19(火)~23(土) 2022/04/26(火)~28(木)、 2022/04/30(土) 2022/05/06(金)、05/07(土) 2022/05/10(火)~05/14(金) 2022/05/17(火)~05/21(土) 2022/05/24(火)~05/28(土) 会場:オオタファインアーツ(東京都港区六本木6-6-9ピラミデビル3F) ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 ================== 高橋 祐一 2022年4月15日 · ゲイのアートは面白い! 自分を出してるからねー 笑笑 スペイン大使館やるなぁ 特集:2022年初夏のLGBTQアート展 桜も散り、もうすぐGWですね。爽やかな初夏の日、アート展にお出かけしてみませんか? というわけで、4月〜6月に開催予定のLGBTQ関連のアート展やトピックを色とりどりにご紹介いたします。 特集:2022年初夏のLGBTQアート展 桜も散り、もうすぐGWですね。今年はTRPもリアル開催されますし、GWの二丁目のクラブパーティの情報もどんどん上がってきていて、ひさびさにワクワク感の感じられる4月になってますね。週末の予定も結構詰まっているかもしれませんが、たまには爽やかな初夏の風を感じながら、アート展にもお出かけしてみましょう、というわけで、4月〜6月に開催予定のLGBTQ関連のアート展やトピックを色とりどりにご紹介いたします(新たな情報が入り次第、順次追加していきます) (最終更新日 2022.4.13) NEWS! 今秋、松濤美術館にドラァグクイーンのウィッグが展示されます! 渋谷区の松濤といえば、大物歌手の豪邸があったり、日本でも指折りの高級住宅街として知られ、その中にある松濤美術館は極めて格調高い、高尚な展示がおこなわれる場所ですが、そんな松濤美術館で今年9月、おそらく日本初の「装いの力―異性装の日本史」という展覧会が開催され、「DIAMONDS ARE FOREVER」のロイヤルウィッグも展示されるそうです(クレジットにはシモーヌ深雪さん、D.K.ウラヂさんのお名前も) 「衣服や化粧によって男性が女性に、女性が男性に、あるいはさらに異なる何者かになること。社会的・文化的な性別を区分するための記号である衣服をもって、生物学的に与えられた性とは異なる性となる「異性装」について考えるのが同展だ」 「古代から現代までの日本における様々な異性装の文化・表現を考察、その営みのこれまでとこれからを考える展示になるだろう」 とても面白そう。楽しみです。 4月9日〜5月28日 東京 ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 ダムタイプの記念碑的な作品《S/N》のメインキャストを務めた(『アマポーラ』の甘い調べをバックに全裸で横たわり、股間からスルスルと万国旗を繰り出して舞台をゆっくりと横切るという、あまりにも素晴らしいパフォーマンスで全世界を号泣させた)女性のドラァグクイーン、ブブ・ド・ラ・マドレーヌさんが個展を開催します。ブブさんは古橋悌二さんからHIV陽性であるとのカミングアウトを受けた後、ハスラー・アキラさんらとともにHIVについてのメッセージを発信するAIDS POSTER PROJECTの活動に携わり、京都で「CLUB LUV+」というクラブイベントも開催、「DIAMONDS ARE FOREVER」の年末恒例「メトロ紅白」では貴重な白組として菅原洋一さんやサブちゃんを演じたり(笑)、堂山の「dista」で働いていたこともあり、ゲイコミュニティと非常に深く関わってきた方です。同時にブブさんはセックスワーカーのアーティストのユニット「バイターズ」の一員として活動してきたほか(99年末にワタリウム美術館で開催した『愛のスタジオ』という大勢のドラァグクイーンが登場するイベントも素敵でした)、個展なども開いてきたアーティストです。16年ぶりとなる今回の個展《人魚の領土ー旗と内臓》では、人魚の旗が万国旗のように掲げられていますが、そこにはピンクと黒の旗も見えます。 会場のオオタファインアーツは、ハスラー・アキラさんの個展も度々開いてきた素敵なギャラリーです。六本木駅から歩いてすぐ、ティップネス六本木と同じビルにあります。 「《人魚の領土》は、2004年から一貫したブブのテーマです。親友の死を経験した後、2000年代のブブにとって人魚は、死者の世界である海と陸との狭間で荒波に抗う存在でした。2010年代、セックスワークや家族の在宅介護の日常を通して、ブブは自己と他者の身体の境界についてより意識するようになります。「触れる/触れられる」という個人の身体に対する最初の越境は、親しみの表現やケアのためになされる場合もあれば、征服欲や攻撃欲から発生する場合もあります。一方、国という領土や、民族、ジェンダー、セクシュアリティの境界をめぐって繰り返される侵害は、身近な生活の中で日々その度合いを増し続けています。人魚の住処であり領土でもある「水」は、地上で社会的な力を奪われた女性やマイノリティが生きる世界の隠喩でもあり得るのではないかと、ブブは考えるようになりました。 ある日、皮膚病と長年付き合ってきたブブは、乾燥した皮膚が剥がれるのを見て「人魚は脱皮するかもしれない」と考えました。それがきっかけとなり、2019年の《人魚の領土と脱皮》では脱皮後に残される大きな「人魚の皮」を金網で作ります。パラパラと剥がれ落ちるウロコは、ブブが着古した衣服や好きだったシーツ、クラブで着たドラァグクイーンの衣装で作られました。領土=身体の様々な記憶が染み込んだウロコは人魚の身体を離れ、連なる旗となって上空に延びていきました。 その翌年の2020年、ブブは卵巣囊腫と子宮筋腫のために卵巣2個と子宮を摘出します。手術は身体的な痛みを伴うものでしたが、術後の自分の感情や感覚が以前と全く変わらないことにブブは驚きます。子宮も卵巣も、その他の内臓と助け合って働いてきた同じ内臓です。にもかかわらず、それ以上のイメージを背負わされて来た2種類の臓器の摘出は、ブブに晴れやかな気持ちをもたらしました。今展では身体の表面だけではなく、内臓も脱皮します。このアイデアは、手術の痛みや苦しみを経て、身体が内側から新しく生まれ変わる可能性を実感したことから生まれました。ブブが実感した再生は、生死や性別役割や生殖のイメージを捉え直し、人が生き物としての複雑さや豊かさを取り戻すことに繋がるでしょう。人魚の身体を離れた色とりどりの旗が彼方を目指す時、それが地上の呪縛から解き放たれる私たち自身への祝福の光景となることを願って、この展覧会を開催します」(公式サイトより) ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 会期:2022年4月9日(土)〜5月28日(土) 開館時間:11:00-19:00 日・月・祝休廊 会場:オオタファインアーツ(東京都港区六本木6-6-9ピラミデビル3F) 4月13日〜25日 大阪 ヨシダナギ写真展「DRAG QUEEN」 ベビーヴァギーさんをはじめ大阪のドラァグクイーンの方々が被写体になっている写真展が大阪・阪急うめだ本店9Fの阪急うめだギャラリーで開催されます(※昨年、アフリカで少数民族を撮影してきたヨシダナギさんが「新境地を求めて」ニューヨークやパリでドラァグクイーンの写真を撮影し、写真集を発売、しかし、こちらにまとめられているような出来事があり、ゲイコミュニティではあまり支持されなかった感がありました。が、今回、ちゃんと日本のクイーンの皆さんとコンタクトし、コラボが実現していて、いい方向に進んでよかったです)。大阪のドラァグクイーンの方々の写真が梅田の阪急で展示されるのってとても素敵なことだと思いますし、無料でご覧いただけますので、堂山に行かれる際にでも足を運んでみてはいかがでしょうか。 ヨシダナギ写真展「DRAG QUEEN」 会期:2022年4月13日(水)~25日(月) 場所:阪急うめだ本店 9F 阪急うめだギャラリー 4月20日〜26日 東京 JIRO-ART EXHIBITION ポップでカラフルでゲイテイストなグラッフィク・アートで人気のJIRO-ARTさん(以前Rainbow Arts展に参加したり、二丁目のバーBridgeやakta、大阪のdistaで個展を開いたり、東京レインボープライドにブース出展したりもしています)のアート展が、東京レインボープライドに合わせて開催されます。ライフガードがテーマだそうで、新しいキャラクターのグッズなども販売されるそうです。 JIRO-ART EXHIBITION 会期:2022年4月20日(水)~4月26日(火) 会場:DESIGN FESTA GALLERY EAST203(渋谷区神宮前3-20-2) 開館時間:11:00-20:00(初日は17:00オープン、最終日は17:00まで) 入場無料 4月22日〜5月9日 東京 カナイフユキ個展『ゆっくりと届く祈り』 個人的な体験と政治的な問題を交差させ、あらゆるクィアネスを少しずつでも掬い上げ提示できる表現をすることをモットーに、イラストレーター、コミック作家として活動するカナイフユキ氏。この度、渋谷パルコが実施するダイバーシティ企画「あいとあいまい」の一環として、自身の体験を基に、現代社会を生きる上で誰もが感じる「生きづらさ、社会が抱える個性や多様性についての課題」をテーマとした展覧会が開催されます。 展示作品のほとんどが描きおろし作品となり、会場では展覧会開催記念グッズやミニブックを販売。ミニブックには展覧会に合わせカナイ氏自らが執筆した短編小説や、小説内容をイメージしたイラストなどの作品を収録いたします。 カナイフユキ個展『ゆっくりと届く祈り』 会期:2022年4月22日(金)~5月9日(月) 会場:渋谷PARCO B1F GALLERY X BY PARCO 営業時間:11:00-20:00 無料 4月27日〜6月8日 東京 SOMOS 多様性とLGBTQ+カルチュラル・ナラティヴ スペイン大使館が、スペインのLGBTQ+運動の歴史についての展覧会を開催します。映画、文学、視覚芸術、舞台芸術、スポーツやファッションなどの様々な分野におけるLGBTQ+文化的表現を通して、過去50年の歴史を展示いたします。日本との文化間対話を実現するため、同展覧会を、LGBTQ+をテーマにした日本のアーティストたちの展示スペースとして開放いたします。三島由紀夫と横尾忠則を題材にした作品や、ダム・タイプ、アキラ・ザ・ハスラー、森栄喜、ブブ・ド・ラ・マドレーヌ、ヴィヴィアン佐藤、甲秀樹といったアーティストの作品をご覧いただけます。同展覧会と連動して、講演会、パフォーマンスやコンサートなど、様々なパラレルイベントが開催されます(4月28日にはオンライントークイベントが開催されます) SOMOS 多様性とLGBTQ+カルチュラル・ナラティヴ 会期と開館時間:2022年4月27日(水)〜6月8日(水) 会場:スペイン大使館 エントランスホール(東京都港区六本木1-3-29) 入場無料・予約不要 オンライントークイベント「多様性とLGTBIQ+カルチュアル・ナラティブ」 日時:4月28日(木)18:30- 日本語・スペイン語(同時通訳付) 参加費無料 ============= |
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2022/04/27(水)~2022/06/08(水) 休館日 (土曜日、日曜日、祝日)(月曜日から木曜日は10:00〜17:00、金曜日は10:00〜16:00) 2022/04/27(水)~04/28(木)10:00〜17:00 2022/05/02(月)10:00〜17:00 2022/05/06(金)10:00〜16:00 2022/05/09(月)~2022/05/12(木)10:00〜17:00 2022/05/13(金)10:00〜16:00 2022/05/16(月)~2022/05/19(木)10:00〜17:00 2022/05/20(金)10:00〜16:00 2022/05/23(月)~2022/05/26(木)10:00〜17:00 2022/05/27(金)10:00〜16:00 2022/05/30(月)~2022/06/02(木)10:00〜17:00 2022/06/03(金)10:00〜16:00 2022/06/06(月)~2022/06/08(水)10:00〜17:00 スペイン大使館 エントランスホール(東京都港区六本木1-3-29)、東京メトロ南北線六本木一丁目駅3番出口より徒歩6分、東京メトロ日比谷線神谷町駅4b出口より徒歩7分 ダム・タイプ、 アキラ・ザ・ハスラー、 森栄喜、 ブブ・ド・ラ・マドレーヌ、 ヴィヴィアン佐藤、 甲秀樹 「SOMOS 多様性とLGBTQ+カルチュラル・ナラティヴ」 2022/04/28(木)18:30- オンライン トークイベント「多様性とLGTBIQ+カルチュアル・ナラティブ」日本語・スペイン語(同時通訳付) Tokyo Art Beat ======== 「SOMOS 多様性とLGBTQ+カルチュラル・ナラティヴ」 駐日スペイン大使館 アーティスト 森栄喜、ダム・タイプ、アキラ・ザ・ハスラー、ブブ・ド・ラ・マドレーヌ、甲秀樹、ヴィヴィアン佐藤 他 スケジュール 2022年4月27日(水)~2022年6月8日(水) 開館情報 休館日 土曜日、日曜日、祝日 備考 月曜日から木曜日は10:00〜17:00、金曜日は10:00〜16:00 入場料 無料 会場 駐日スペイン大使館 住所 〒106-0032 東京都港区六本木1-3-29 アクセス 東京メトロ南北線六本木一丁目駅3番出口より徒歩6分、東京メトロ日比谷線神谷町駅4b出口より徒歩7分 電話番号 03-3583-8531 ======== ================== 高橋 祐一 2022年4月15日 · ゲイのアートは面白い! 自分を出してるからねー 笑笑 スペイン大使館やるなぁ 特集:2022年初夏のLGBTQアート展 桜も散り、もうすぐGWですね。爽やかな初夏の日、アート展にお出かけしてみませんか? というわけで、4月〜6月に開催予定のLGBTQ関連のアート展やトピックを色とりどりにご紹介いたします。 特集:2022年初夏のLGBTQアート展 桜も散り、もうすぐGWですね。今年はTRPもリアル開催されますし、GWの二丁目のクラブパーティの情報もどんどん上がってきていて、ひさびさにワクワク感の感じられる4月になってますね。週末の予定も結構詰まっているかもしれませんが、たまには爽やかな初夏の風を感じながら、アート展にもお出かけしてみましょう、というわけで、4月〜6月に開催予定のLGBTQ関連のアート展やトピックを色とりどりにご紹介いたします(新たな情報が入り次第、順次追加していきます) (最終更新日 2022.4.13) NEWS! 今秋、松濤美術館にドラァグクイーンのウィッグが展示されます! 渋谷区の松濤といえば、大物歌手の豪邸があったり、日本でも指折りの高級住宅街として知られ、その中にある松濤美術館は極めて格調高い、高尚な展示がおこなわれる場所ですが、そんな松濤美術館で今年9月、おそらく日本初の「装いの力―異性装の日本史」という展覧会が開催され、「DIAMONDS ARE FOREVER」のロイヤルウィッグも展示されるそうです(クレジットにはシモーヌ深雪さん、D.K.ウラヂさんのお名前も) 「衣服や化粧によって男性が女性に、女性が男性に、あるいはさらに異なる何者かになること。社会的・文化的な性別を区分するための記号である衣服をもって、生物学的に与えられた性とは異なる性となる「異性装」について考えるのが同展だ」 「古代から現代までの日本における様々な異性装の文化・表現を考察、その営みのこれまでとこれからを考える展示になるだろう」 とても面白そう。楽しみです。 4月9日〜5月28日 東京 ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 ダムタイプの記念碑的な作品《S/N》のメインキャストを務めた(『アマポーラ』の甘い調べをバックに全裸で横たわり、股間からスルスルと万国旗を繰り出して舞台をゆっくりと横切るという、あまりにも素晴らしいパフォーマンスで全世界を号泣させた)女性のドラァグクイーン、ブブ・ド・ラ・マドレーヌさんが個展を開催します。ブブさんは古橋悌二さんからHIV陽性であるとのカミングアウトを受けた後、ハスラー・アキラさんらとともにHIVについてのメッセージを発信するAIDS POSTER PROJECTの活動に携わり、京都で「CLUB LUV+」というクラブイベントも開催、「DIAMONDS ARE FOREVER」の年末恒例「メトロ紅白」では貴重な白組として菅原洋一さんやサブちゃんを演じたり(笑)、堂山の「dista」で働いていたこともあり、ゲイコミュニティと非常に深く関わってきた方です。同時にブブさんはセックスワーカーのアーティストのユニット「バイターズ」の一員として活動してきたほか(99年末にワタリウム美術館で開催した『愛のスタジオ』という大勢のドラァグクイーンが登場するイベントも素敵でした)、個展なども開いてきたアーティストです。16年ぶりとなる今回の個展《人魚の領土ー旗と内臓》では、人魚の旗が万国旗のように掲げられていますが、そこにはピンクと黒の旗も見えます。 会場のオオタファインアーツは、ハスラー・アキラさんの個展も度々開いてきた素敵なギャラリーです。六本木駅から歩いてすぐ、ティップネス六本木と同じビルにあります。 「《人魚の領土》は、2004年から一貫したブブのテーマです。親友の死を経験した後、2000年代のブブにとって人魚は、死者の世界である海と陸との狭間で荒波に抗う存在でした。2010年代、セックスワークや家族の在宅介護の日常を通して、ブブは自己と他者の身体の境界についてより意識するようになります。「触れる/触れられる」という個人の身体に対する最初の越境は、親しみの表現やケアのためになされる場合もあれば、征服欲や攻撃欲から発生する場合もあります。一方、国という領土や、民族、ジェンダー、セクシュアリティの境界をめぐって繰り返される侵害は、身近な生活の中で日々その度合いを増し続けています。人魚の住処であり領土でもある「水」は、地上で社会的な力を奪われた女性やマイノリティが生きる世界の隠喩でもあり得るのではないかと、ブブは考えるようになりました。 ある日、皮膚病と長年付き合ってきたブブは、乾燥した皮膚が剥がれるのを見て「人魚は脱皮するかもしれない」と考えました。それがきっかけとなり、2019年の《人魚の領土と脱皮》では脱皮後に残される大きな「人魚の皮」を金網で作ります。パラパラと剥がれ落ちるウロコは、ブブが着古した衣服や好きだったシーツ、クラブで着たドラァグクイーンの衣装で作られました。領土=身体の様々な記憶が染み込んだウロコは人魚の身体を離れ、連なる旗となって上空に延びていきました。 その翌年の2020年、ブブは卵巣囊腫と子宮筋腫のために卵巣2個と子宮を摘出します。手術は身体的な痛みを伴うものでしたが、術後の自分の感情や感覚が以前と全く変わらないことにブブは驚きます。子宮も卵巣も、その他の内臓と助け合って働いてきた同じ内臓です。にもかかわらず、それ以上のイメージを背負わされて来た2種類の臓器の摘出は、ブブに晴れやかな気持ちをもたらしました。今展では身体の表面だけではなく、内臓も脱皮します。このアイデアは、手術の痛みや苦しみを経て、身体が内側から新しく生まれ変わる可能性を実感したことから生まれました。ブブが実感した再生は、生死や性別役割や生殖のイメージを捉え直し、人が生き物としての複雑さや豊かさを取り戻すことに繋がるでしょう。人魚の身体を離れた色とりどりの旗が彼方を目指す時、それが地上の呪縛から解き放たれる私たち自身への祝福の光景となることを願って、この展覧会を開催します」(公式サイトより) ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 会期:2022年4月9日(土)〜5月28日(土) 開館時間:11:00-19:00 日・月・祝休廊 会場:オオタファインアーツ(東京都港区六本木6-6-9ピラミデビル3F) 4月13日〜25日 大阪 ヨシダナギ写真展「DRAG QUEEN」 ベビーヴァギーさんをはじめ大阪のドラァグクイーンの方々が被写体になっている写真展が大阪・阪急うめだ本店9Fの阪急うめだギャラリーで開催されます(※昨年、アフリカで少数民族を撮影してきたヨシダナギさんが「新境地を求めて」ニューヨークやパリでドラァグクイーンの写真を撮影し、写真集を発売、しかし、こちらにまとめられているような出来事があり、ゲイコミュニティではあまり支持されなかった感がありました。が、今回、ちゃんと日本のクイーンの皆さんとコンタクトし、コラボが実現していて、いい方向に進んでよかったです)。大阪のドラァグクイーンの方々の写真が梅田の阪急で展示されるのってとても素敵なことだと思いますし、無料でご覧いただけますので、堂山に行かれる際にでも足を運んでみてはいかがでしょうか。 ヨシダナギ写真展「DRAG QUEEN」 会期:2022年4月13日(水)~25日(月) 場所:阪急うめだ本店 9F 阪急うめだギャラリー 4月20日〜26日 東京 JIRO-ART EXHIBITION ポップでカラフルでゲイテイストなグラッフィク・アートで人気のJIRO-ARTさん(以前Rainbow Arts展に参加したり、二丁目のバーBridgeやakta、大阪のdistaで個展を開いたり、東京レインボープライドにブース出展したりもしています)のアート展が、東京レインボープライドに合わせて開催されます。ライフガードがテーマだそうで、新しいキャラクターのグッズなども販売されるそうです。 JIRO-ART EXHIBITION 会期:2022年4月20日(水)~4月26日(火) 会場:DESIGN FESTA GALLERY EAST203(渋谷区神宮前3-20-2) 開館時間:11:00-20:00(初日は17:00オープン、最終日は17:00まで) 入場無料 4月22日〜5月9日 東京 カナイフユキ個展『ゆっくりと届く祈り』 個人的な体験と政治的な問題を交差させ、あらゆるクィアネスを少しずつでも掬い上げ提示できる表現をすることをモットーに、イラストレーター、コミック作家として活動するカナイフユキ氏。この度、渋谷パルコが実施するダイバーシティ企画「あいとあいまい」の一環として、自身の体験を基に、現代社会を生きる上で誰もが感じる「生きづらさ、社会が抱える個性や多様性についての課題」をテーマとした展覧会が開催されます。 展示作品のほとんどが描きおろし作品となり、会場では展覧会開催記念グッズやミニブックを販売。ミニブックには展覧会に合わせカナイ氏自らが執筆した短編小説や、小説内容をイメージしたイラストなどの作品を収録いたします。 カナイフユキ個展『ゆっくりと届く祈り』 会期:2022年4月22日(金)~5月9日(月) 会場:渋谷PARCO B1F GALLERY X BY PARCO 営業時間:11:00-20:00 無料 4月27日〜6月8日 東京 SOMOS 多様性とLGBTQ+カルチュラル・ナラティヴ スペイン大使館が、スペインのLGBTQ+運動の歴史についての展覧会を開催します。映画、文学、視覚芸術、舞台芸術、スポーツやファッションなどの様々な分野におけるLGBTQ+文化的表現を通して、過去50年の歴史を展示いたします。日本との文化間対話を実現するため、同展覧会を、LGBTQ+をテーマにした日本のアーティストたちの展示スペースとして開放いたします。三島由紀夫と横尾忠則を題材にした作品や、ダム・タイプ、アキラ・ザ・ハスラー、森栄喜、ブブ・ド・ラ・マドレーヌ、ヴィヴィアン佐藤、甲秀樹といったアーティストの作品をご覧いただけます。同展覧会と連動して、講演会、パフォーマンスやコンサートなど、様々なパラレルイベントが開催されます(4月28日にはオンライントークイベントが開催されます) SOMOS 多様性とLGBTQ+カルチュラル・ナラティヴ 会期と開館時間:2022年4月27日(水)〜6月8日(水) 会場:スペイン大使館 エントランスホール(東京都港区六本木1-3-29) 入場無料・予約不要 オンライントークイベント「多様性とLGTBIQ+カルチュアル・ナラティブ」 日時:4月28日(木)18:30- 日本語・スペイン語(同時通訳付) 参加費無料 ============= |
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2022/04/09(土)~2022/05/28(土)開館時間:11:00-19:00 日・月・祝休廊 2022/04/09(土) 2022/04/12(火)~16(土) 2022/04/19(火)~23(土) 2022/04/26(火)~28(木)、 2022/04/30(土) 2022/05/06(金)、05/07(土) 2022/05/10(火)~05/14(金) 2022/05/17(火)~05/21(土) 2022/05/24(火)~05/28(土) 会場:オオタファインアーツ(東京都港区六本木6-6-9ピラミデビル3F) ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 ================== 高橋 祐一 2022年4月15日 · ゲイのアートは面白い! 自分を出してるからねー 笑笑 スペイン大使館やるなぁ 特集:2022年初夏のLGBTQアート展 桜も散り、もうすぐGWですね。爽やかな初夏の日、アート展にお出かけしてみませんか? というわけで、4月〜6月に開催予定のLGBTQ関連のアート展やトピックを色とりどりにご紹介いたします。 特集:2022年初夏のLGBTQアート展 桜も散り、もうすぐGWですね。今年はTRPもリアル開催されますし、GWの二丁目のクラブパーティの情報もどんどん上がってきていて、ひさびさにワクワク感の感じられる4月になってますね。週末の予定も結構詰まっているかもしれませんが、たまには爽やかな初夏の風を感じながら、アート展にもお出かけしてみましょう、というわけで、4月〜6月に開催予定のLGBTQ関連のアート展やトピックを色とりどりにご紹介いたします(新たな情報が入り次第、順次追加していきます) (最終更新日 2022.4.13) NEWS! 今秋、松濤美術館にドラァグクイーンのウィッグが展示されます! 渋谷区の松濤といえば、大物歌手の豪邸があったり、日本でも指折りの高級住宅街として知られ、その中にある松濤美術館は極めて格調高い、高尚な展示がおこなわれる場所ですが、そんな松濤美術館で今年9月、おそらく日本初の「装いの力―異性装の日本史」という展覧会が開催され、「DIAMONDS ARE FOREVER」のロイヤルウィッグも展示されるそうです(クレジットにはシモーヌ深雪さん、D.K.ウラヂさんのお名前も) 「衣服や化粧によって男性が女性に、女性が男性に、あるいはさらに異なる何者かになること。社会的・文化的な性別を区分するための記号である衣服をもって、生物学的に与えられた性とは異なる性となる「異性装」について考えるのが同展だ」 「古代から現代までの日本における様々な異性装の文化・表現を考察、その営みのこれまでとこれからを考える展示になるだろう」 とても面白そう。楽しみです。 4月9日〜5月28日 東京 ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 ダムタイプの記念碑的な作品《S/N》のメインキャストを務めた(『アマポーラ』の甘い調べをバックに全裸で横たわり、股間からスルスルと万国旗を繰り出して舞台をゆっくりと横切るという、あまりにも素晴らしいパフォーマンスで全世界を号泣させた)女性のドラァグクイーン、ブブ・ド・ラ・マドレーヌさんが個展を開催します。ブブさんは古橋悌二さんからHIV陽性であるとのカミングアウトを受けた後、ハスラー・アキラさんらとともにHIVについてのメッセージを発信するAIDS POSTER PROJECTの活動に携わり、京都で「CLUB LUV+」というクラブイベントも開催、「DIAMONDS ARE FOREVER」の年末恒例「メトロ紅白」では貴重な白組として菅原洋一さんやサブちゃんを演じたり(笑)、堂山の「dista」で働いていたこともあり、ゲイコミュニティと非常に深く関わってきた方です。同時にブブさんはセックスワーカーのアーティストのユニット「バイターズ」の一員として活動してきたほか(99年末にワタリウム美術館で開催した『愛のスタジオ』という大勢のドラァグクイーンが登場するイベントも素敵でした)、個展なども開いてきたアーティストです。16年ぶりとなる今回の個展《人魚の領土ー旗と内臓》では、人魚の旗が万国旗のように掲げられていますが、そこにはピンクと黒の旗も見えます。 会場のオオタファインアーツは、ハスラー・アキラさんの個展も度々開いてきた素敵なギャラリーです。六本木駅から歩いてすぐ、ティップネス六本木と同じビルにあります。 「《人魚の領土》は、2004年から一貫したブブのテーマです。親友の死を経験した後、2000年代のブブにとって人魚は、死者の世界である海と陸との狭間で荒波に抗う存在でした。2010年代、セックスワークや家族の在宅介護の日常を通して、ブブは自己と他者の身体の境界についてより意識するようになります。「触れる/触れられる」という個人の身体に対する最初の越境は、親しみの表現やケアのためになされる場合もあれば、征服欲や攻撃欲から発生する場合もあります。一方、国という領土や、民族、ジェンダー、セクシュアリティの境界をめぐって繰り返される侵害は、身近な生活の中で日々その度合いを増し続けています。人魚の住処であり領土でもある「水」は、地上で社会的な力を奪われた女性やマイノリティが生きる世界の隠喩でもあり得るのではないかと、ブブは考えるようになりました。 ある日、皮膚病と長年付き合ってきたブブは、乾燥した皮膚が剥がれるのを見て「人魚は脱皮するかもしれない」と考えました。それがきっかけとなり、2019年の《人魚の領土と脱皮》では脱皮後に残される大きな「人魚の皮」を金網で作ります。パラパラと剥がれ落ちるウロコは、ブブが着古した衣服や好きだったシーツ、クラブで着たドラァグクイーンの衣装で作られました。領土=身体の様々な記憶が染み込んだウロコは人魚の身体を離れ、連なる旗となって上空に延びていきました。 その翌年の2020年、ブブは卵巣囊腫と子宮筋腫のために卵巣2個と子宮を摘出します。手術は身体的な痛みを伴うものでしたが、術後の自分の感情や感覚が以前と全く変わらないことにブブは驚きます。子宮も卵巣も、その他の内臓と助け合って働いてきた同じ内臓です。にもかかわらず、それ以上のイメージを背負わされて来た2種類の臓器の摘出は、ブブに晴れやかな気持ちをもたらしました。今展では身体の表面だけではなく、内臓も脱皮します。このアイデアは、手術の痛みや苦しみを経て、身体が内側から新しく生まれ変わる可能性を実感したことから生まれました。ブブが実感した再生は、生死や性別役割や生殖のイメージを捉え直し、人が生き物としての複雑さや豊かさを取り戻すことに繋がるでしょう。人魚の身体を離れた色とりどりの旗が彼方を目指す時、それが地上の呪縛から解き放たれる私たち自身への祝福の光景となることを願って、この展覧会を開催します」(公式サイトより) ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 会期:2022年4月9日(土)〜5月28日(土) 開館時間:11:00-19:00 日・月・祝休廊 会場:オオタファインアーツ(東京都港区六本木6-6-9ピラミデビル3F) 4月13日〜25日 大阪 ヨシダナギ写真展「DRAG QUEEN」 ベビーヴァギーさんをはじめ大阪のドラァグクイーンの方々が被写体になっている写真展が大阪・阪急うめだ本店9Fの阪急うめだギャラリーで開催されます(※昨年、アフリカで少数民族を撮影してきたヨシダナギさんが「新境地を求めて」ニューヨークやパリでドラァグクイーンの写真を撮影し、写真集を発売、しかし、こちらにまとめられているような出来事があり、ゲイコミュニティではあまり支持されなかった感がありました。が、今回、ちゃんと日本のクイーンの皆さんとコンタクトし、コラボが実現していて、いい方向に進んでよかったです)。大阪のドラァグクイーンの方々の写真が梅田の阪急で展示されるのってとても素敵なことだと思いますし、無料でご覧いただけますので、堂山に行かれる際にでも足を運んでみてはいかがでしょうか。 ヨシダナギ写真展「DRAG QUEEN」 会期:2022年4月13日(水)~25日(月) 場所:阪急うめだ本店 9F 阪急うめだギャラリー 4月20日〜26日 東京 JIRO-ART EXHIBITION ポップでカラフルでゲイテイストなグラッフィク・アートで人気のJIRO-ARTさん(以前Rainbow Arts展に参加したり、二丁目のバーBridgeやakta、大阪のdistaで個展を開いたり、東京レインボープライドにブース出展したりもしています)のアート展が、東京レインボープライドに合わせて開催されます。ライフガードがテーマだそうで、新しいキャラクターのグッズなども販売されるそうです。 JIRO-ART EXHIBITION 会期:2022年4月20日(水)~4月26日(火) 会場:DESIGN FESTA GALLERY EAST203(渋谷区神宮前3-20-2) 開館時間:11:00-20:00(初日は17:00オープン、最終日は17:00まで) 入場無料 4月22日〜5月9日 東京 カナイフユキ個展『ゆっくりと届く祈り』 個人的な体験と政治的な問題を交差させ、あらゆるクィアネスを少しずつでも掬い上げ提示できる表現をすることをモットーに、イラストレーター、コミック作家として活動するカナイフユキ氏。この度、渋谷パルコが実施するダイバーシティ企画「あいとあいまい」の一環として、自身の体験を基に、現代社会を生きる上で誰もが感じる「生きづらさ、社会が抱える個性や多様性についての課題」をテーマとした展覧会が開催されます。 展示作品のほとんどが描きおろし作品となり、会場では展覧会開催記念グッズやミニブックを販売。ミニブックには展覧会に合わせカナイ氏自らが執筆した短編小説や、小説内容をイメージしたイラストなどの作品を収録いたします。 カナイフユキ個展『ゆっくりと届く祈り』 会期:2022年4月22日(金)~5月9日(月) 会場:渋谷PARCO B1F GALLERY X BY PARCO 営業時間:11:00-20:00 無料 4月27日〜6月8日 東京 SOMOS 多様性とLGBTQ+カルチュラル・ナラティヴ スペイン大使館が、スペインのLGBTQ+運動の歴史についての展覧会を開催します。映画、文学、視覚芸術、舞台芸術、スポーツやファッションなどの様々な分野におけるLGBTQ+文化的表現を通して、過去50年の歴史を展示いたします。日本との文化間対話を実現するため、同展覧会を、LGBTQ+をテーマにした日本のアーティストたちの展示スペースとして開放いたします。三島由紀夫と横尾忠則を題材にした作品や、ダム・タイプ、アキラ・ザ・ハスラー、森栄喜、ブブ・ド・ラ・マドレーヌ、ヴィヴィアン佐藤、甲秀樹といったアーティストの作品をご覧いただけます。同展覧会と連動して、講演会、パフォーマンスやコンサートなど、様々なパラレルイベントが開催されます(4月28日にはオンライントークイベントが開催されます) SOMOS 多様性とLGBTQ+カルチュラル・ナラティヴ 会期と開館時間:2022年4月27日(水)〜6月8日(水) 会場:スペイン大使館 エントランスホール(東京都港区六本木1-3-29) 入場無料・予約不要 オンライントークイベント「多様性とLGTBIQ+カルチュアル・ナラティブ」 日時:4月28日(木)18:30- 日本語・スペイン語(同時通訳付) 参加費無料 ============= |
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2022/04/09(土)~2022/05/28(土)開館時間:11:00-19:00 日・月・祝休廊 2022/04/09(土) 2022/04/12(火)~16(土) 2022/04/19(火)~23(土) 2022/04/26(火)~28(木)、 2022/04/30(土) 2022/05/06(金)、05/07(土) 2022/05/10(火)~05/14(金) 2022/05/17(火)~05/21(土) 2022/05/24(火)~05/28(土) 会場:オオタファインアーツ(東京都港区六本木6-6-9ピラミデビル3F) ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 ================== 高橋 祐一 2022年4月15日 · ゲイのアートは面白い! 自分を出してるからねー 笑笑 スペイン大使館やるなぁ 特集:2022年初夏のLGBTQアート展 桜も散り、もうすぐGWですね。爽やかな初夏の日、アート展にお出かけしてみませんか? というわけで、4月〜6月に開催予定のLGBTQ関連のアート展やトピックを色とりどりにご紹介いたします。 特集:2022年初夏のLGBTQアート展 桜も散り、もうすぐGWですね。今年はTRPもリアル開催されますし、GWの二丁目のクラブパーティの情報もどんどん上がってきていて、ひさびさにワクワク感の感じられる4月になってますね。週末の予定も結構詰まっているかもしれませんが、たまには爽やかな初夏の風を感じながら、アート展にもお出かけしてみましょう、というわけで、4月〜6月に開催予定のLGBTQ関連のアート展やトピックを色とりどりにご紹介いたします(新たな情報が入り次第、順次追加していきます) (最終更新日 2022.4.13) NEWS! 今秋、松濤美術館にドラァグクイーンのウィッグが展示されます! 渋谷区の松濤といえば、大物歌手の豪邸があったり、日本でも指折りの高級住宅街として知られ、その中にある松濤美術館は極めて格調高い、高尚な展示がおこなわれる場所ですが、そんな松濤美術館で今年9月、おそらく日本初の「装いの力―異性装の日本史」という展覧会が開催され、「DIAMONDS ARE FOREVER」のロイヤルウィッグも展示されるそうです(クレジットにはシモーヌ深雪さん、D.K.ウラヂさんのお名前も) 「衣服や化粧によって男性が女性に、女性が男性に、あるいはさらに異なる何者かになること。社会的・文化的な性別を区分するための記号である衣服をもって、生物学的に与えられた性とは異なる性となる「異性装」について考えるのが同展だ」 「古代から現代までの日本における様々な異性装の文化・表現を考察、その営みのこれまでとこれからを考える展示になるだろう」 とても面白そう。楽しみです。 4月9日〜5月28日 東京 ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 ダムタイプの記念碑的な作品《S/N》のメインキャストを務めた(『アマポーラ』の甘い調べをバックに全裸で横たわり、股間からスルスルと万国旗を繰り出して舞台をゆっくりと横切るという、あまりにも素晴らしいパフォーマンスで全世界を号泣させた)女性のドラァグクイーン、ブブ・ド・ラ・マドレーヌさんが個展を開催します。ブブさんは古橋悌二さんからHIV陽性であるとのカミングアウトを受けた後、ハスラー・アキラさんらとともにHIVについてのメッセージを発信するAIDS POSTER PROJECTの活動に携わり、京都で「CLUB LUV+」というクラブイベントも開催、「DIAMONDS ARE FOREVER」の年末恒例「メトロ紅白」では貴重な白組として菅原洋一さんやサブちゃんを演じたり(笑)、堂山の「dista」で働いていたこともあり、ゲイコミュニティと非常に深く関わってきた方です。同時にブブさんはセックスワーカーのアーティストのユニット「バイターズ」の一員として活動してきたほか(99年末にワタリウム美術館で開催した『愛のスタジオ』という大勢のドラァグクイーンが登場するイベントも素敵でした)、個展なども開いてきたアーティストです。16年ぶりとなる今回の個展《人魚の領土ー旗と内臓》では、人魚の旗が万国旗のように掲げられていますが、そこにはピンクと黒の旗も見えます。 会場のオオタファインアーツは、ハスラー・アキラさんの個展も度々開いてきた素敵なギャラリーです。六本木駅から歩いてすぐ、ティップネス六本木と同じビルにあります。 「《人魚の領土》は、2004年から一貫したブブのテーマです。親友の死を経験した後、2000年代のブブにとって人魚は、死者の世界である海と陸との狭間で荒波に抗う存在でした。2010年代、セックスワークや家族の在宅介護の日常を通して、ブブは自己と他者の身体の境界についてより意識するようになります。「触れる/触れられる」という個人の身体に対する最初の越境は、親しみの表現やケアのためになされる場合もあれば、征服欲や攻撃欲から発生する場合もあります。一方、国という領土や、民族、ジェンダー、セクシュアリティの境界をめぐって繰り返される侵害は、身近な生活の中で日々その度合いを増し続けています。人魚の住処であり領土でもある「水」は、地上で社会的な力を奪われた女性やマイノリティが生きる世界の隠喩でもあり得るのではないかと、ブブは考えるようになりました。 ある日、皮膚病と長年付き合ってきたブブは、乾燥した皮膚が剥がれるのを見て「人魚は脱皮するかもしれない」と考えました。それがきっかけとなり、2019年の《人魚の領土と脱皮》では脱皮後に残される大きな「人魚の皮」を金網で作ります。パラパラと剥がれ落ちるウロコは、ブブが着古した衣服や好きだったシーツ、クラブで着たドラァグクイーンの衣装で作られました。領土=身体の様々な記憶が染み込んだウロコは人魚の身体を離れ、連なる旗となって上空に延びていきました。 その翌年の2020年、ブブは卵巣囊腫と子宮筋腫のために卵巣2個と子宮を摘出します。手術は身体的な痛みを伴うものでしたが、術後の自分の感情や感覚が以前と全く変わらないことにブブは驚きます。子宮も卵巣も、その他の内臓と助け合って働いてきた同じ内臓です。にもかかわらず、それ以上のイメージを背負わされて来た2種類の臓器の摘出は、ブブに晴れやかな気持ちをもたらしました。今展では身体の表面だけではなく、内臓も脱皮します。このアイデアは、手術の痛みや苦しみを経て、身体が内側から新しく生まれ変わる可能性を実感したことから生まれました。ブブが実感した再生は、生死や性別役割や生殖のイメージを捉え直し、人が生き物としての複雑さや豊かさを取り戻すことに繋がるでしょう。人魚の身体を離れた色とりどりの旗が彼方を目指す時、それが地上の呪縛から解き放たれる私たち自身への祝福の光景となることを願って、この展覧会を開催します」(公式サイトより) ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展《人魚の領土ー旗と内臓》 会期:2022年4月9日(土)〜5月28日(土) 開館時間:11:00-19:00 日・月・祝休廊 会場:オオタファインアーツ(東京都港区六本木6-6-9ピラミデビル3F) 4月13日〜25日 大阪 ヨシダナギ写真展「DRAG QUEEN」 ベビーヴァギーさんをはじめ大阪のドラァグクイーンの方々が被写体になっている写真展が大阪・阪急うめだ本店9Fの阪急うめだギャラリーで開催されます(※昨年、アフリカで少数民族を撮影してきたヨシダナギさんが「新境地を求めて」ニューヨークやパリでドラァグクイーンの写真を撮影し、写真集を発売、しかし、こちらにまとめられているような出来事があり、ゲイコミュニティではあまり支持されなかった感がありました。が、今回、ちゃんと日本のクイーンの皆さんとコンタクトし、コラボが実現していて、いい方向に進んでよかったです)。大阪のドラァグクイーンの方々の写真が梅田の阪急で展示されるのってとても素敵なことだと思いますし、無料でご覧いただけますので、堂山に行かれる際にでも足を運んでみてはいかがでしょうか。 ヨシダナギ写真展「DRAG QUEEN」 会期:2022年4月13日(水)~25日(月) 場所:阪急うめだ本店 9F 阪急うめだギャラリー 4月20日〜26日 東京 JIRO-ART EXHIBITION ポップでカラフルでゲイテイストなグラッフィク・アートで人気のJIRO-ARTさん(以前Rainbow Arts展に参加したり、二丁目のバーBridgeやakta、大阪のdistaで個展を開いたり、東京レインボープライドにブース出展したりもしています)のアート展が、東京レインボープライドに合わせて開催されます。ライフガードがテーマだそうで、新しいキャラクターのグッズなども販売されるそうです。 JIRO-ART EXHIBITION 会期:2022年4月20日(水)~4月26日(火) 会場:DESIGN FESTA GALLERY EAST203(渋谷区神宮前3-20-2) 開館時間:11:00-20:00(初日は17:00オープン、最終日は17:00まで) 入場無料 4月22日〜5月9日 東京 カナイフユキ個展『ゆっくりと届く祈り』 個人的な体験と政治的な問題を交差させ、あらゆるクィアネスを少しずつでも掬い上げ提示できる表現をすることをモットーに、イラストレーター、コミック作家として活動するカナイフユキ氏。この度、渋谷パルコが実施するダイバーシティ企画「あいとあいまい」の一環として、自身の体験を基に、現代社会を生きる上で誰もが感じる「生きづらさ、社会が抱える個性や多様性についての課題」をテーマとした展覧会が開催されます。 展示作品のほとんどが描きおろし作品となり、会場では展覧会開催記念グッズやミニブックを販売。ミニブックには展覧会に合わせカナイ氏自らが執筆した短編小説や、小説内容をイメージしたイラストなどの作品を収録いたします。 カナイフユキ個展『ゆっくりと届く祈り』 会期:2022年4月22日(金)~5月9日(月) 会場:渋谷PARCO B1F GALLERY X BY PARCO 営業時間:11:00-20:00 無料 4月27日〜6月8日 東京 SOMOS 多様性とLGBTQ+カルチュラル・ナラティヴ スペイン大使館が、スペインのLGBTQ+運動の歴史についての展覧会を開催します。映画、文学、視覚芸術、舞台芸術、スポーツやファッションなどの様々な分野におけるLGBTQ+文化的表現を通して、過去50年の歴史を展示いたします。日本との文化間対話を実現するため、同展覧会を、LGBTQ+をテーマにした日本のアーティストたちの展示スペースとして開放いたします。三島由紀夫と横尾忠則を題材にした作品や、ダム・タイプ、アキラ・ザ・ハスラー、森栄喜、ブブ・ド・ラ・マドレーヌ、ヴィヴィアン佐藤、甲秀樹といったアーティストの作品をご覧いただけます。同展覧会と連動して、講演会、パフォーマンスやコンサートなど、様々なパラレルイベントが開催されます(4月28日にはオンライントークイベントが開催されます) SOMOS 多様性とLGBTQ+カルチュラル・ナラティヴ 会期と開館時間:2022年4月27日(水)〜6月8日(水) 会場:スペイン大使館 エントランスホール(東京都港区六本木1-3-29) 入場無料・予約不要 オンライントークイベント「多様性とLGTBIQ+カルチュアル・ナラティブ」 日時:4月28日(木)18:30- 日本語・スペイン語(同時通訳付) 参加費無料 ============= |
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2022/04/30(土)13:00~ ================= 金 賢一さんは京都 ウトロ地区にいます。 2022年4月30日 · 京都府 宇治市 · 「ウトロ平和祈念館」がオープンしました。 竣工記念式典が今日行われました。 70年以上に及ぶウトロ地区の苦難の歴史の中で、歴史的な一日となります。 ==============
三枚目の集合写真、後列に、 中村イルソン、 ムン青ヒョン |