→ 人物図鑑詳細情報 牟田和恵(むたかずえ)、フェミ科研費裁判、大阪大学教授、WAN理事


       


牟田和恵

むた かずえ


 牟田和恵
@peureka


 
   
 
     
社会学者、大阪大学教授。専門は歴史社会学とジェンダー論。メインテーマは近代化とジェンダーポリティクスに関する研究で、近現代日本の女性や家族に関する言説について数冊著している。

フェミ科研費裁判の原告4人のうちの一人。
牟田和恵(大阪大学)、岡野八代(同志社大学)、伊田久美子(大阪府立大学)、古久保さくら(大阪市立大学)

WAN運営組織
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理事会:認定NPO法人WAN の運営を担います。
理事長 上野千鶴子
副理事長 伊田久美子、古久保さくら
理事 赤澤千鶴・池田啓子・伊藤静香・岡野八代・小川真知子・渋谷典子・千田有紀・寺町みどり・虎岩朋加・中塚圭子・中西豊子・萩原なつ子・星野智恵子・牟田和恵・八木峰・養父知美・和田享子(あいうえお順)


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2016/05/17、朝日新聞の記事



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横山新聞舗


2016年5月17日 ·





..
怒りたい女子会
このモヤモヤ•••社会の抑圧?
20〜30代 研究者でグループ
デモ・冊子「気持ち吐き出す」
【20160517朝日朝刊27面】ー 場所: 横山新聞舗


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牟田和恵
元橋利恵
荒木菜穂
對馬果莉(つしま)






   
       


2017/01/22の講演会の告知





























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井筒 百子
2017年1月22日 ·

京都大学キャンパスで、関西市民連合のシンポに参加。牟田和恵阪大教授の講演。「個人的なことは政治的なこと」というフェミニズム運動のスローガンが今日の運動に生かされることの意義、それが政治を市民の手に取り戻すこと。人間の素直な生きざまから政治を語ることの必要性に納得。若い人たちのそれぞれの生きざまと政治をへの願いを語られたパネルディスカッションも素晴らしかった。教えられることもいっぱい。ありがとうございました。


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イクピー


 
   
       





2017/08/20の講演会の告知





中里見博
鈴木謙介


高木里美
安植真城
大澤祥子
関口久志
周藤由美子
徳永桂子
牟田和恵
村田泰子





 
   
       




https://www.facebook.com/events/738285993034955/



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多様な社会問題とフェミニズムの架橋2018
公開 · 主催者: Rie Motohashi

2018年3月3日土曜日 13:30〜16:30


ウィングス京都 京都市男女共同参画センター

多様な社会問題とフェミニズムの架橋2018

i

◆架橋って、そんなに簡単ではない…けど。
多元的アイデンティティの中で、一人のフェミニストが多様な運動にかかわることも多い
フェミニズムが多様な社会運動と連携することができれば、大きな力にもなるだろうけれど、
実際の運動においては、フェミニストとして葛藤・困難を抱えることもあるのでは?
みんなどうやって折合いをつける/乗り越えているんだろう?
その経験を分かち合い、フェミニズムと多様な社会運動の架橋の可能性を考えたい。

◆パネリスト:
・金明和さん(朝鮮学校美術講師、土偶、イラスト制作者)
・梁永山聡子さん(大学非常勤講師、アジア女性資料センター、ゆるふぇみカフェ運営委員)
・堀あきこさん(大学非常勤講師、シェアハウス運営)
◆司会:古久保さくら(大阪市立大学人権問題研究センター准教授)

※当イベントでは、保育、情報保障(PC通訳、手話)がございません。ご不便をおかけいたしますが、ご了承ください。

◆主催:科研費基盤(B)「ジェンダー平等社会の実現に資する研究と運動の架橋とネットワーキング」(代表:大阪大学 牟田和恵)



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リンチ事件の人脈だらけ。

「もとはしりえ」(イトケンの声かけリスト)(共産党人脈)(SADL)

金明和さん(朝鮮学校美術講師、土偶、イラスト制作者)
(イトケンの声かけリストの連絡係りの一人。李信恵の裁判の支援者で、支援のための同人誌『鶴橋安寧』の編集スタッフの一人。リンチ事件が発覚して非難が殺到した後も懇意)

梁永山聡子は、アジア女性資料センター。李信恵に賞を与えたwam(女たちの戦争と平和資料館)の姉妹団体。リンチ事件後も李信恵界隈と懇意j、リンチ事件に腰がひけてるのは、アジア女性資料センターの人脈、日本基督教団の人脈、反日の親北朝鮮人脈、反日の慰安婦問題人脈。

牟田和恵は、フェミ科研費問題の人脈。アカデミズムでフェミの支援者は、反日の親北人脈、慰安婦問題人脈。
古久保さくらは、フェミ科研費問題の人脈。アカデミズムでフェミの支援者は、反日の親北人脈、慰安婦問題人脈。
堀あきこは、リンチ事件後、セカンドリンチ加担。フェミ科研費問題の人脈。アカデミズムでフェミの支援者は、反日の親北人脈、慰安婦問題人脈。




 
   
       

2018/07/28(土)15:00~
JR大阪駅北側の芝田交差点の角
「杉田水脈議員の辞職を求める大阪緊急街宣」

終了時間が、15:57頃だったとか。

元々が18時からの開催予定だったけど、台風を恐れて15時からに変更。
それでも変更前の時間の18字過ぎにも関係者らが残って待機していたみたい。




























  
   
       



尾辻かな子




レイジ


尾辻かな子


レイジ





牟田和恵(大阪大学名誉教、フェミ科研費裁判の原告の一人、慰安婦問題人脈)




牟田和恵(大阪大学名誉教、フェミ科研費裁判の原告の一人、慰安婦問題人脈)



一枚目
尾辻かな子、
金明和(キム・ミョンファ、イトケンの声かけリスト、朝鮮学校の美術講師、李信恵ベッタリ)
レッド・ゴルゴ、
あかたちか子(大学非常勤講師、共産党)
元橋りえ(イトケンの声かけリスト、共産党、大阪大学)
牟田和恵(大阪大学名誉教、フェミ科研費裁判の原告の一人、慰安婦問題人脈)


二枚目
牟田和恵(大阪大学名誉教、フェミ科研費裁判の原告の一人、慰安婦問題人脈)




GURUKUN PARADEか?




傘下逆、スキンヘッドの後ろ姿の男性は只野アザラシか?




うっちー



金明和(キム・ミョンファ、イトケンの声かけリスト、朝鮮学校の美術講師、李信恵ベッタリ)
中野 里佳(共産党を応援)




尾辻かな子
イクピー
中野 里佳





特定できないアカウントで、反原発運動からの古参の活動家でゴチャゴチャした派手な色彩の服装で、カナブンの横でディジェリドゥーを吹いてた男性も参加。




当日の参加者
あかたちか子(大学非常勤講師、共産党)
イクピー(イトケンの声かけリスト、立憲民主党の支援者)、、
うっちー(イトケンの声かけリスト、李信恵のボディガード、LGBT活動家、立憲民主党の支援者、反日の朝鮮半島系の活動家)、
岡野八代(同志社大学教授、フェミ科研費裁判の原告の一人、慰安婦問題人脈、共産党、LGBT活動家)
尾辻かな子(LGBT活動家、立憲民主党の議員)
カナブン(イトケンの声かけリスト、LGBT、セックスワーカーのための人権活動家)
金明和(キム・ミョンファ、イトケンの声かけリスト、朝鮮学校の美術講師、李信恵ベッタリ)
國本依伸(弁護士)
GURUKUN PARADE
傘下逆(@sakasaka)
サンナム(イトケンの声かけリスト、SADL、在日四世で反日の親北朝鮮系の活動家、慰安婦問題、同じSADLの橋下まなと結婚、橋下まなは立憲民主党から立候補したけど落選)
新日本婦人の会 京都府本部
只野アザラシ(反原発活動の古参、立憲民主党からの立候補者の橋本まなを応援)
長崎由美子(社民党、慰安婦問題、朝鮮学校、反日の朝鮮系のキリスト教)
中野 里佳(共産党を応援)
のもっちゃん(イトケンの声かけリスト)、
橋下まな(SADL、同じSADLのサンナムと結婚、立憲民主党から立候補したけど落選
はにわフェス
フサエ(イトケンの声かけリスト、共産党や社民党を支援)、
まえ田まえ田(イトケンの声かけリスト)
湊隆介(イトケンの声かけリスト、LGBT、共産党)
牟田和恵(大阪大学名誉教、フェミ科研費裁判の原告の一人、慰安婦問題人脈)
元橋りえ(イトケンの声かけリスト、共産党、大阪大学)
ヨシキッチ(イトケンの声かけリスト)、
李信恵、
レイジ(イトケンの声かけリスト、李信恵のボディガード、LGBT活動家、立憲民主党の支援者)、、
るまたん(イトケンの声かけリスト、反日の朝鮮半島系の活動家)、、
レッド・ゴルゴ

特定できないアカウントで、反原発運動からの古参の活動家でゴチャゴチャした派手な色彩の服装で、カナブンの横でディジェリドゥーを吹いてた男性も参加。

 
   
       
2018/07/28








牟田和恵(ムタカズエ)(大阪大学教授、フェミ科研費問題で批判殺到、WAN理事の一人)
ミナト(イトケンの声かけリスト)(共産党人脈、関西市民連合の代表、京大)
りえこ(イトケンの声かけリスト、セカンドリンチ加担)(関西市民連合、共産党人脈、大阪大学大学院で、ムタカズエ教授の人脈)





尾辻かな子
金明和(キム・ミョンファ)
りえこ(イトケンの声かけリスト、セカンドリンチ加担)(関西市民連合、共産党人脈、大阪大学大学院で、ムタカズエ教授の人脈)
牟田和恵(ムタカズエ)(大阪大学教授、フェミ科研費問題で批判殺到、WAN理事の一人)


松岡 泰夫
2018年7月28日 ·


http://archive.is/gIl5Q


IWJ_AreaCh3 @IWJ_AreaCh3
「録画ライブ #0728杉田辞職しろ大阪街宣 #481422944」


ミナト、
岡野、
キム・ミョンファ、
尾辻、
ムタカズエ教授、






 
   
       


佐脇 三河守
2019/02/13



古久保さくら(大阪市立大学)
伊田久美子(大阪府立大学)、
岡野八代(同志社大学)、
牟田和恵(大阪大学)、



 
   
       








2019/05/24(金)10:15~
京都地裁大法廷
「フェミ科研費裁判支援の会」

2019/05/24(金)10:15~
京都地裁大法廷
「フェミ科研費裁判支援の会」

写真の参加者で特定できたのは、
原告側で、
岡野八代教授(同志社大学教授)
牟田(むた)和恵(大阪大学教授)
伊田久美子(大阪府立大学教授)
古久保(ふるくぼ)さくら (大阪市立大学准教授)
原告側弁護士で、
上瀧浩子弁護士
大杉光子弁護士
支援者で、
李信恵、
住友陽文(大阪府立大学教授)
竹信三恵子(アジア女性資料センター)
元橋りえ(大阪大学院生)


2019/05/25
市場 恵子


伊田久美子(大阪府立大学教授)
岡野八代(同志社大学教授)
大杉光子(弁護士)



2019/05/25
市場 恵子


古久保(ふるくぼ)さくら (大阪市立大学准教授)
伊田久美子(大阪府立大学教授)
岡野八代(同志社大学教授)
牟田(むた)和恵(大阪大学教授)

2019/05/25
市場 恵子



岡野八代教授(同志社大学教授)
牟田(むた)和恵(大阪大学教授)



2019/05/25
市場 恵子



岡野八代教授(同志社大学教授)




Naoko Makita
2019/05/24


岡野八代(同志社大学)、
牟田和恵(大阪大学)、

 





 
   
       


Naoko Makita
2019/05/24


岡野八代(同志社大学)、
牟田和恵(大阪大学)、
大杉弁護士
上瀧弁護士



Naoko Makita
2019/05/24


岡野八代(同志社大学)、
牟田和恵(大阪大学)、

 


フェミ科研費裁判支援の会
2019/05/25



元橋りえ
古久保さくら(大阪市立大学)
伊田久美子(大阪府立大学)、
岡野八代(同志社大学)、
牟田和恵(大阪大学)、

   
         






   
       




アジア女性資料センター

2019/06/10
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「女たちの21世紀」No.98 【特集】フェミニズムとトランス排除

2019/06/10

2019年6月発行表紙
単価 : ¥1,000 (税込・送料別)
アジア女性資料センター発行/夜光社発売
※こちらの商品は売切れにつき、コピー販売となります。ご了解のうえご注文ください。



数量 :





昨年からツイッター上で目立つようになった、トランスジェンダーの人びとに対する差別的攻撃的な発言は、今年に入ってからも止む気配がないまま、過激さを増しているようである。特に深刻な問題は、それが主に「フェミニスト」を自認するユーザーたちによって発信されているということだ。トランスジェンダーを、女性たちの間に侵入し害をなす異物として描き出すこれらの言説によって、あたかもフェミニズムとは本質的にトランスジェンダーの人びととは相いれない思想や運動であるかのような理解が広められている。
(中略)
フェミニズム運動は、トランスジェンダー排除に明確に反対することからさらに進んで、トランスジェンダーの人びととよりよく連帯し差別と抑圧に対してともに闘っていくという課題に向き合わなくてはならない。この特集を、その実践に向けた一歩としたい。(「特集にあたって」より)

・・・・・・

特集 フェミニズムとトランス排除

特集にあたって  本山央子

分断された性差別― 「フェミニスト」によるトランス排除  堀あきこ

「エイリアンの着ぐるみ」  尾崎日菜子

日本のフェミニズムが問われるもの――トランスフォビアの克服とトランス女性との連帯  三橋順子

差別の表象としての性暴力――声なき声を聞く場を創り続けるために  岡田実穂

【インタビュー】 畑野とまとさん トランスジェンダー活動家が見るトランス排除の背景

トランスジェンダー学生の受け入れと女子大学のミッション――日米の事例を中心に  髙橋裕子

トランスジェンダー差別がフェミニズムの問題でもある理由  飯野由里子

【インタビュー】 キンバリー・ヒューズさん みんなが気持ち良いスペースを目指して

【インタビュー】 大江千束さん レズビアン・コミュニティとトランス排除

[国内女性ニュース]

女性運動の礎を堅固なものに――「ウィメンズマーチ東京2019」開催  對馬果莉

伊藤詩織さんの裁判支援団体Open the Black Box発足  梁澄子

「財務次官セクハラ問題から1年」集会 多様な被害者の連携でILO条約採択を  竹信三恵子

人権に取り組む女性への嫌がらせーー政治家らの発言も影響と国連報告  濱田すみれ

制限される移民女性の「孕む身体/産む身体」:新・在留資格「特定技能」でリプロダクティブライツは守られるのか  安藤真起子/髙谷幸

W20は女性たちを代表できるのか? フェミニズムの「顔」となるビジネスセクター  本山央子

フェミ科研費裁判――杉田水脈自民党衆院議員の「反日」攻撃と闘う  牟田和恵

地方の女性・生活困窮、LGBTなど少数者の声を聞かない『富山は日本のスウェーデン』論争  斉藤正美

批准しないとはじまらない! 「女性差別撤廃条約実現アクション」始動  濱田すみれ

[海外女性ニュース]

韓国:堕胎罪に違憲判決  申琪榮

[連載]
フェミの本棚
フェミ×アート
強固な世界への私だけの〈牽制〉 パン・ジョンアの軌跡「信じられなく重く、とても微細な」展 岡本有佳
アジアをつなぐアクティビズム――戦時性暴力被害者支援のいま 受け継がれていく思い  古橋綾
アンコールからのんびり便り  中川香須美
まちや通信  佐藤智代子
香港便り  小出雅生

[AJWRC information]
【セミナー報告】フェミの本棚カフェ 『私たちにはことばが必要だ―フェミニストは黙らない』
女性差別撤廃条約実現アクションのリーフレットが完成!/センターの主な活動

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※『女たちの21世紀』のバックナンバーはこちらから。
※アジア女性資料センターの会員になりませんか?会員になると「女たちの21世紀」が毎号届きます。詳細はこちらから。





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2019/07/30(火)11:30~
京都地裁大法廷
「フェミ科研費裁判」第2回期日および支援集会

原告側
牟田和恵(大阪大学)
岡野八代(同志社大学)      
伊田久美子(大阪府立大学)
古久保さくら(大阪市立大学)

原告側弁護士
上瀧浩子弁護士
大杉光子弁護士

被告側
杉田水脈衆院議員



(1) 10:20~10:30頃、整理券交付(15分間)
(2) 抽選→結果発表
(3) 30分前入廷手続き

閉廷後、原告側支援集会
京都弁護士会館地下会議室
ミニレクチャー・中野晃一(上智大学、本裁判呼びかけ人)


フェミ科研費
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・いま、慰安婦をはじめ歴史認識をめぐる議論をめぐって二つの裁判(本裁判と映画『主戦場』ミキ・デザキ監督)が起こされたことの政治的意味について、中野晃一さんにお話しいただきます。


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あいトリ《平和の碑》撤去に反対する有志グループ一同
第一次集約 2019年8月18(日)23:59まで



WAN
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2019.09.03 Tue

現在2次集約中!署名は9月7日まで受け付けています。

賛同のご署名はこちらから
【転載】https://aitoritekkyohantai.blogspot.com/2019/08/blog-post_72.html

             <賛同のご署名はこちら> 

現在、愛知県豊田市・名古屋市で開催されている国際芸術祭のあいちトリエンナーレ2019の企画展『表現の不自由展・その後』(この企画展は名古屋市で行われています)の中止が発表されました。
 
 同展は、日本軍性奴隷制度・戦時性暴力(別称「慰安婦」)問題や天皇制などをテーマにし、公共の場所で、検閲・撤去された作品を集めて展示しており、キム・ソギョンさんキム・ウンソンさん夫妻の《平和の碑》(作品名の詳細はこちらをご覧ください )も展示されています。この作品は、過去にあったことを記憶し、現在の人々が知り、未来で二度と同じような抑圧を繰り返さないために、制作・展示しています。これは未来のために重要なプロジェクトです。

 しかし、この作品及び企画展に対し一部の政治家、著名人、一般の市民から、事実とは異なる一方的な認識によって、研究・運動の経緯を無視した苛烈な誹謗中傷や脅迫が行われています。8月2日には河村たかし名古屋市長が同展を視察。その後の囲み取材で《平和の碑》について「どう考えても日本人の、国民の心を踏みにじるもの。いかんと思う」と発言し、大村秀章愛知県知事に作品の展示中止を求める考えを記者団に明らかにしました(1)。そして8月3日には、トリエンナーレ全体の運営に支障をきたすとして、《平和の碑》をその日限りで展示中止するという方針が報道され(2)、同日の数時間後の夕方には『表現の不自由展・その後』そのものを展示中止すると記者会見で発表しました(3)。

  私たちは、このできごと自体が、同展が危機を憂慮した「表現の自由」を著しく害するものであるとともに、日本軍性奴隷制度・戦時性暴力(別称「慰安婦」)被害者の心をも踏みにじるものであると考えています。

  大日本帝国は、戦地で戦う日本軍兵士の慰安のために、中国・朝鮮半島・フィリピン・台湾・インドネシア・東ティモール・オランダ・日本等の女性たちを騙し、日本軍が管轄する「慰安所」で性奴隷にしました。被害者の女性たちは、70年以上に渡る長いあいだ、被害者の尊厳の回復と日本政府からの誠実な謝罪・記憶の継承を望んでいます。

  この展示に対する誹謗中傷や脅迫を、一面的な政治問題、表現の自由の問題だけに回収してはいけないと考えます。あいちトリエンナーレ2019は、参加アーティストの男女比を1:1にするなどしてジェンダー平等への取り組みや問題提起を掲げてきました。現在問題とされている《平和の碑》が象徴する日本軍性奴隷制度・戦時性暴力(別称「慰安婦」)は日本のジェンダー不平等が一番歪んだ地点で起きた問題です。戦時下で普遍的に起こる女性への性暴力や被害者の人権と尊厳について、帝国主義について、天皇制について、この展示をきっかけに私たちは真摯に見つめ考えることに努めるべきだと考えます。
 
  そのプラットフォームである企画展『表現の不自由展・その後』および《平和の碑》の展示中止に私たちは強く反対し、その決定の撤回を求めるとともに展示の再開を要求します。
 
  また、「ガソリン携行缶を持って行く」などとテロ行為をほのめかす脅迫や嫌がらせ電話、それらの行為に正当性を与えるような行政の要人による政治的圧力に対しても、強く抗議します。県知事、市長は本来行政の長として、このような圧力や脅迫を助長するのではなく、毅然と対応し表現の自由を守る義務を負っているはずです。
 
 現在、本声明に賛同する方の署名を募っています。署名は集約後、愛知県知事と名古屋市長に提出します。

※2019年8月3日の午後から刻々と状況が変化してきたことを踏まえ、当初公開していた声明文に若干の修正を加え、さらに呼びかけ人を加えました。


2019年8月4日 あいトリ《平和の碑》撤去に反対する有志グループ一同

賛同のご署名はこちらから
第一次集約 2019年8月18(日)23:59まで
(以後の集約は状況を見て継続の有無を決定します)

よろしければ以下のサイトをご参考にしてください
・FIGHT FOR JUSTICE ー《少女像》はどのようにつくられたのか? ~作家キム・ソギョン、キム・ウンソンの思い
http://fightforjustice.info/?page_id=4114
・FIGHT FOR JUSTICE ーQ&A
http://fightforjustice.info/?page_id=166
・FIGHT FOR JUSTICE ー日韓「合意」について
http://fightforjustice.info/?page_id=4178

呼びかけ人
阿部綾奈 (希望のたね基金運営委員)
안세홍 (写真作家)
熱田敬子 (早稲田大学講師(任期付) 社会学、ジェンダー研究)
池允学 (会社員・在日本朝鮮人人権協会・在日本朝鮮青年同盟東京都管下江戸川支部)
鄭幸子 (岡山大学)
鄭優希 (団体職員)
戴エイカ (ノースキャロライナ州立大学)
後藤稚菜 (A’s Salon)
Kyunghee Ha (Eclipse Rising)
한기덕 (書店経営)
星野正樹 (希望のたね基金)
藤永壮 (大学教員)
伊田久美子 (大阪府立大学名誉教授)
飯島滋明 (名古屋学院大学教授)
磯貝治良 (著述家)
岩国英子 (陶芸家・彫刻家)
樫村愛子 (大学教員)
加藤圭木 (一橋大学大学院社会学研究科准教授)
川田文子 (作家)
金富子 (東京外国語大学教授 ジェンダー学、植民地朝鮮ジェンダー史)
金美穂
김서경 (彫刻家)
김운성 (彫刻家)
絹川知美 (サンフランシスコ州立大学・「慰安婦」正義連盟)
清末愛砂 (室蘭工業大学大学院准教授)
熊野功英 (一橋大学社会学部)
草地大作 (日本基督教団牧師)
李史織 (会社員・名古屋市民)
李-蔡・麗潤 (神戸市外国語大学)
森下綾香 (多摩美術大学絵画学科油画専攻 愛知県出身)
村田佐希子 (東京外国語大学大学院)
村田峻一 (新潟大学大学院生)
牟田和恵 (大阪大学教員)
中尾江利 (多摩美術大学院博士前期課程絵画領域油画専攻)
乗松聡子 (ピース・フィロソフィー・センター代表 (カナダ・バンクーバー))
小川里津子 (希望のたね基金)
大川日向子 (早稲田大学文化構想学部)
大嶽恵子 (名古屋市民)
岡野八代 (同志社大学教員)
柴洋子 (台湾の元「慰安婦」裁判を支援する会)
新畑信 (希望のたね基金運営委員)
田尻歩 (明治大学非常勤講師)
谷虹陽 (慶應義塾大学文学部)
匿名 (多摩美術大学美術学部彫刻学科)
匿名 (多摩美術大学美術学部彫刻学科)
山口智美 (モンタナ州立大学教員)
山本かほり (大学教員)
山本みはぎ (不戦へのネットワーク)
梁永山聡子 (多摩美術大学他非常勤講師 社会学ジェンダー研究)
이두희 (名古屋市民)

【関連記事】
言論封殺の国、女性の人権が守られない国---「表現の不自由展」中止に追い込んだもの  牟田和恵 >https://wan.or.jp/article/show/8507
「美術界にもガラスの天井」 津田大介さんが芸術祭で男女平等打ち出した背景は
https://wan.or.jp/article/show/8378

カテゴリー:終了

タグ:DV・性暴力・ハラスメント / DV / 戦時性暴力




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「表現の不自由展」及び《平和の碑》展示中止反対ご署名の呼びかけ
第二次集約 2019年9月7日(土)23:59まで



あいトリ「表現の不自由展」及び《平和の碑》展示中止反対署名
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2019年8月3日土曜日
「表現の不自由展」及び《平和の碑》展示中止反対ご署名の呼びかけ
<賛同のご署名はこちら>
https://forms.gle/TwRdoKPcnarjhqxUA 
第二次集約 2019年9月7日(土)23:59まで

 現在、愛知県豊田市・名古屋市で開催されている国際芸術祭のあいちトリエンナーレ2019の企画展『表現の不自由展・その後』(この企画展は名古屋市で行われています)の中止が発表されました。
 
 同展は、日本軍性奴隷制度・戦時性暴力(別称「慰安婦」)問題や天皇制などをテーマにし、公共の場所で、検閲・撤去された作品を集めて展示しており、キム・ソギョンさんキム・ウンソンさん夫妻の《平和の碑》(作品名の詳細はこちらをご覧ください )も展示されています。この作品は、過去にあったことを記憶し、現在の人々が知り、未来で二度と同じような抑圧を繰り返さないために、制作・展示しています。これは未来のために重要なプロジェクトです。

 しかし、この作品及び企画展に対し一部の政治家、著名人、一般の市民から、事実とは異なる一方的な認識によって、研究・運動の経緯を無視した苛烈な誹謗中傷や脅迫が行われています。8月2日には河村たかし名古屋市長が同展を視察。その後の囲み取材で《平和の碑》について「どう考えても日本人の、国民の心を踏みにじるもの。いかんと思う」と発言し、大村秀章愛知県知事に作品の展示中止を求める考えを記者団に明らかにしました(1)。そして8月3日には、トリエンナーレ全体の運営に支障をきたすとして、《平和の碑》をその日限りで展示中止するという方針が報道され(2)、同日の数時間後の夕方には『表現の不自由展・その後』そのものを展示中止すると記者会見で発表しました(3)。

 私たちは、このできごと自体が、同展が危機を憂慮した「表現の自由」を著しく害するものであるとともに、日本軍性奴隷制度・戦時性暴力(別称「慰安婦」)被害者の心をも踏みにじるものであると考えています。

 大日本帝国は、戦地で戦う日本軍兵士の慰安のために、中国・朝鮮半島・フィリピン・台湾・インドネシア・東ティモール・オランダ・日本等の女性たちを騙し、日本軍が管轄する「慰安所」で性奴隷にしました。被害者の女性たちは、70年以上に渡る長いあいだ、被害者の尊厳の回復と日本政府からの誠実な謝罪・記憶の継承を望んでいます。

 この展示に対する誹謗中傷や脅迫を、一面的な政治問題、表現の自由の問題だけに回収してはいけないと考えます。あいちトリエンナーレ2019は、参加アーティストの男女比を1:1にするなどしてジェンダー平等への取り組みや問題提起を掲げてきました。現在問題とされている《平和の碑》が象徴する日本軍性奴隷制度・戦時性暴力(別称「慰安婦」)は日本のジェンダー不平等が一番歪んだ地点で起きた問題です。戦時下で普遍的に起こる女性への性暴力や被害者の人権と尊厳について、帝国主義について、天皇制について、この展示をきっかけに私たちは真摯に見つめ考えることに努めるべきだと考えます。
 
 そのプラットフォームである企画展『表現の不自由展・その後』および《平和の碑》の展示中止に私たちは強く反対し、その決定の撤回を求めるとともに展示の再開を要求します。
 
 また、「ガソリン携行缶を持って行く」などとテロ行為をほのめかす脅迫や嫌がらせ電話、それらの行為に正当性を与えるような行政の要人による政治的圧力に対しても、強く抗議します。県知事、市長は本来行政の長として、このような圧力や脅迫を助長するのではなく、毅然と対応し表現の自由を守る義務を負っているはずです。
 
 現在、本声明に賛同する方の署名を募っています。署名は集約後、愛知県知事と名古屋市長に提出します。

※2019年8月3日の午後から刻々と状況が変化してきたことを踏まえ、当初公開していた声明文に若干の修正を加え、さらに呼びかけ人を加えました。



2019年8月4日 あいトリ《平和の碑》撤去に反対する有志グループ一同


賛同のご署名はこちらから
第二次集約 2019年9月7日(土)23:59まで
以下のサイトを参考にしてください
・FIGHT FOR JUSTICE ー《少女像》はどのようにつくられたのか? ~作家キム・ソギョン、キム・ウンソンの思い
http://fightforjustice.info/?page_id=4114
・FIGHT FOR JUSTICE ーQ&A
http://fightforjustice.info/?page_id=166
・FIGHT FOR JUSTICE ー日韓「合意」について
http://fightforjustice.info/?page_id=4178

呼びかけ人
阿部綾奈 (希望のたね基金運営委員)
安世鴻(重重プロジェクト)
秋山道宏 (明治学院大学国際平和研究所助手)
熱田敬子 (早稲田大学講師(任期付) 社会学、ジェンダー研究)
池允学 (会社員・在日本朝鮮人人権協会・在日本朝鮮青年同盟東京都管下江戸川支部)
鄭幸子 (岡山大学)
鄭優希 (団体職員)
戴エイカ (ノースキャロライナ州立大学)
後藤稚菜 (A’s Salon)
Kyunghee Ha (Eclipse Rising)
早尾貴紀 (東京経済大学教員)
한기덕 (書店経営)
星野正樹 (希望のたね基金)
藤永壮 (大学教員)
伊田久美子 (大阪府立大学名誉教授)
飯島滋明 (名古屋学院大学教授)
石田亮太 (東京外国語大学)
磯貝治良 (著述家)
岩国英子 (陶芸家・彫刻家)
樫村愛子 (大学教員)
加藤圭木 (一橋大学大学院社会学研究科准教授)
川田文子 (作家)
金富子 (東京外国語大学教授 ジェンダー学、植民地朝鮮ジェンダー史)
金美穂
김서경 (「平和の少女像」作家)
김운성 (「平和の少女像」作家)
絹川知美 (サンフランシスコ州立大学・「慰安婦」正義連盟)
清末愛砂 (室蘭工業大学大学院准教授)
熊野功英 (一橋大学社会学部)
草地大作 (日本基督教団牧師)
李史織 (会社員・名古屋市民)
李-蔡・麗潤 (神戸市外国語大学)
森川文人 (弁護士)
森下綾香 (多摩美術大学絵画学科油画専攻 愛知県出身)
村田佐希子 (東京外国語大学大学院)
村田峻一 (新潟大学大学院生)
牟田和恵 (大阪大学教授)
中尾江利 (多摩美術大学院博士前期課程絵画領域油画専攻)
中村寛 (多摩美術大学美術学部共通教育・准教授)
乗松聡子 (ピース・フィロソフィー・センター代表 (カナダ・バンクーバー))
小川里津子 (希望のたね基金)
大川日向子 (早稲田大学文化構想学部)
大嶽恵子 (名古屋市民)
岡野八代 (同志社大学教員)
柴洋子 (台湾の元「慰安婦」裁判を支援する会)
新畑信 (希望のたね基金運営委員)
田尻歩 (明治大学非常勤講師)
竹田恵子 (東京大学大学院情報学環 特任准教授)
谷こころ(自由業)
谷虹陽 (慶應義塾大学文学部)
匿名 (多摩美術大学美術学部彫刻学科)
匿名 (多摩美術大学美術学部彫刻学科)
土屋遥海 (女子美術大学院 美術専攻博士前期課程 日本画)
山口智美 (モンタナ州立大学教員)
山本かほり (愛知県立大学教員)
山本みはぎ (不戦へのネットワーク)
梁永山聡子 (多摩美術大学他非常勤講師 社会学ジェンダー研究)
梁澄子(希望のたね基金代表理事)
米津篤八 (朝鮮語翻訳家/一橋大学大学院社会学研究科博士課程)
이두희 (名古屋市民)




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講演会の告知


2019/10/25(金)  同志社大学
金尚均「在日朝鮮人とヘイトクライム」

2019/10/26(土) 大阪市立浪速区民センター
早川タダノリ

2019/10/27(日)同志社大学
前田朗
秋林こずえ
能川元一
牟田和恵
矢野久美子
倉橋耕平




 
   
       

2019/12/13(金)15:00~
京都地裁大法廷
「フェミ科研費裁判」、原告側支援集会


原告側
牟田和恵(大阪大学)
岡野八代(同志社大学)      
伊田久美子(大阪府立大学)
古久保さくら(大阪市立大学)

原告側弁護士
上瀧浩子弁護士
大杉光子弁護士

被告側
杉田水脈衆院議員

(1) 13:50~14:00頃、整理券交付(15分間)
(2) 抽選→結果発表
(3) 30分前入廷手続き


閉廷後、原告側支援集会
京都弁護士会館地下会議室



「フェミ科研費裁判支援の会」


 
   
       


2020/02/24(月・振替休日)13時30分~17時30分
同志社大学烏丸キャンパス 志高館 SK112

「フェミ科研費裁判 提訴1年周年イベント フェミ科研費裁判から考える「表現の自由」と「学問の自由」」


原告側
牟田和恵(大阪大学)
岡野八代(同志社大学)      
伊田久美子(大阪府立大学)
古久保さくら(大阪市立大学)

原告側弁護士
上瀧浩子弁護士
大杉光子弁護士
吉田容子弁護士

明戸隆浩さん(社会学・東京大学)
志田陽子さん (憲法・武蔵野美術大学)




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フェミ科研費裁判支援の会
2020年2月21日 ·
【イベント】開催日が近づいてきました!
予定通り、2/24に提訴1周年イベントを開催します。多くの皆さまのご参加をお待ちしています。
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フェミ科研費裁判 提訴1年周年イベント
フェミ科研費裁判から考える「表現の自由」と「学問の自由」
 フェミニズム研究への政治介入を問うフェミ科研費裁判の提訴から1年。本裁判の意義を改めて考えることを目的に、思想・学問の自由という視点からシンポジウムを開催します。
 2016年に施行されたヘイトスピーチ解消法は、差別煽動表現を許されないものとして成立しましたが、言論の自由を侵害する危険性や拡大解釈の懸念についてもさかんに議論されました。2019年に起きた「あいちトリエンナーレ」における「表現の不自由展・その後」に対しては、「愛国心」を謳う政治介入が起こり、「表現の自由」の意味を社会に突きつけるものとなりました。川崎市がヘイトスピーチ条例に関して行ったパブリックコメントには、「日本人に対するヘイトスピーチはなぜ含まれないのか」という声が寄せられ、「慰安婦」問題を扱うことが「日本へのヘイト」と言われることもあります。
 こうした表現や言論の自由をめぐる議論から、本裁判が問う思想・学問の自由の重要性を改めて捉え直し、私たちにとって表現の自由とは何か、そして表現の自由に対する政治的介入はどのように問題であるのかを考えます。
【日時】2020年2月24日(月・振替休日)13時30分~17時30分
【場所】同志社大学烏丸キャンパス 志高館 SK112
https://www.doshisha.ac.jp/.../imadegawa/karasuma.html
(以前のチラシでは「今出川キャンパス」となっていましたが、正しくは「烏丸キャンパス」です。大変失礼しました。)
【内容】
1. 開会と進行説明
2. 共催挨拶 
3. 支援の会からの挨拶
4. 弁護士と原告団からの報告
5. 【シンポジウム】
・明戸隆浩さん(社会学・東京大学)  
 「ヘイトスピーチ解消法後の「表現の(不)自由」 
・志田陽子さん (憲法・武蔵野美術大学)
 「「表現の自由」はなぜ重要なのか―批判の自由と《排除》」
・トークセッションと質疑応答      
6. 裁判へのエール 
7. 原告団からの挨拶 
8. 閉会挨拶
【参加費500円・学生無料】【事前申し込み不要】
【共催】同志社平和の会


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講演会の告知

2020/11/27(金)19:00〜21:00
場所:キャンパスプラザ京都第一講義室
講師:松宮孝明さん(立命館大学)・牟田和恵さん(大阪大学)
コメント:岡真理さん(京都大学)、藤原辰史さん(京都大学)
「火を消し止めるなら今だ! ―日本学術会議問題とフェミ科研から考える言論統制」

イベント主催者: ユナイトきょうと





FACEBOOK
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2020年11月27日金曜日 19:00〜21:00

火を消し止めるなら今だ! ―日本学術会議問題とフェミ科研から考える言論統制

イベント主催者: ユナイトきょうと
キャンパスプラザ京都
時間: 2時間
公開 · Facebook利用者以外を含むすべての人
【緊急集会】
日本学術会議問題で任命拒否された当事者のひとり松宮孝明さん(立命館大学)と、杉田水脈議員を名誉毀損で訴えている「フェミニズム科研費裁判」(フェミ科研)原告のひとり牟田和恵さん(大阪大学)をいて緊急集会。コメントとして岡真理さん、藤原辰史さんも参加。
■日時:2020年11月27日(金)19時~21時
■場所:キャンパスプラザ京都第一講義室
■講師:松宮孝明さん(立命館大学)・牟田和恵さん(大阪大学)
■コメント:岡真理さん(京都大学)、藤原辰史さん(京都大学)
■主催:ユナイトきょうと  
   http://www.unitekyoto.org/
■参加費:無料 ※カンパいただけたら嬉しいです。
<趣旨説明>
「水はいきなり煮え湯にならない。火を消し止めるなら今だ」
日本学術会議への人事介入に抗議する文脈で、作家の村山由佳さん(@yukamurayama710)がTwitterでつぶやいた言葉です。今月8日には「政府関係者」が任命拒否の理由は「反政府的」言論と語ったと報道されました。もはや言論弾圧にほかならないことを隠そうともしていません。
この数年のあいだ、政府・与党関係者が「反政府的」とみなした言論・文化表現を統制しようとする温度がふつふつと高まってきました。2018年には杉田水脈議員が「慰安婦」問題を扱った研究を「ねつ造」と決めつけ、フェミニズム思想をおとしめ、「国益を損ねる」研究に科研費を助成するのは問題だと各種メディアで繰り返しました。2019年には「あいちトリエンナーレ 表現の不自由展・その後」に出品された《平和の少女像》にかかわって菅義偉官房長官(当時)が補助金の不交付を示唆、その後、文化庁は実際に補助金不交付を決定しました。
このまま放っておいては手の出せない煮え湯になってしまう、火を消し止めるなら今だ!
そうした思いから、日本学術会議問題で任命拒否された当事者のひとり松宮孝明教授(立命館大学)と、杉田水脈議員を名誉毀損で訴えている「フェミニズム科研費裁判」(フェミ科研)原告のひとり牟田和恵教授(大阪大学)をお招きして緊急集会を開くこととしました。
主催団体の「ユナイトきょうと」は、来年早々にも予想される衆議院議員解散・総選挙に向けて市民の力を結集することを目指したグループです。この集会は再始動記念の第一弾です。与党支持者の方も含めて、今の菅政権がやっていることをさすがにおかしいと感じる方々と共に現在の「温度」を確かめつつ、「火の消し止め方」についても考えたいと思います。
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         2021/11/30(火)10:30~
京都地裁大法廷
「フェミ科研費裁判」第4回公開弁論、原告側支援集会


原告側
牟田和恵(大阪大学)
岡野八代(同志社大学)      
伊田久美子(大阪府立大学)
古久保さくら(大阪市立大学)

原告側弁護士
上瀧浩子弁護士
大杉光子弁護士

被告側
杉田水脈衆院議員

2021/11/30(火)16:30~
閉廷後、原告側支援集会

京都弁護士会館地下会議室


「フェミ科研費裁判支援の会」






   
       


2021/12/14付け、『赤旗』掲載記事



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Toshihiko Kuroda

2021年12月18日 ·

国会議員の科研費介入とフェミニズムバッシングを許さない裁判
学問の自由への攻撃 原告4人に尋問
2021年12月14日【文化】
杉田水脈議員の中傷明らか
 日本学術振興会科学研究費(科研費)の助成を受け、日本軍「慰安婦」問題やジェンダー/フェミニズム研究・運動の連携について研究したグループに対して誹謗(ひぼう)中傷をくり返した杉田水脈(みお)自民党衆院議員。2019年2月、研究グループの4人が杉田氏を名誉毀損(きそん)で提訴した「国会議員の科研費介入とフェミニズムバッシングを許さない裁判」(フェミ科研費裁判)の第4回口頭弁論が11月30日、京都地裁で開かれました。コロナ禍で2年ぶりの公開弁論となったこの日は、原告4人それぞれへの主尋問と反対尋問が行われました。
ジェンダー研究とは
 「本裁判は、日本の学術研究の発展を左右する、歴史的な裁判だと思っています。裁判長におかれましては、『国益』に左右されず、良心に従って公正な判断をお願いします」
 主尋問の最後にこう述べたのは岡野八代同志社大学教授。岡野氏は、杉田氏が本研究を「国益に反する」と述べていることに対して、科研費の目的である「研究者の自由な発想に基づく研究」という観点からも趣旨に反すると指摘します。
 研究で扱った日本軍「慰安婦」問題について、杉田氏が「学問の自由は尊重します。が、ねつ造はダメです」と発言していることへの意見を求められた牟田和恵大阪大学教授は「愕然(がくぜん)としました」と答え、「慰安婦」への国内での認識は「安倍政権以来の十数年で大きく変わってしまったが、国際社会においてはこの問題が現代につながる人権問題であるという認識は全く変わっていない」と「ねつ造」を否定しました。
 また杉田氏はインターネットテレビで、本研究は学術研究ではなくて「反政府の政治活動」であると中傷しています。伊田久美子大阪府立大学名誉教授は、「ジェンダー研究は、社会運動の中から登場してきた研究。本研究は、改めて社会運動とジェンダー研究の関わりを再構築していくことを目指した研究であって、杉田氏が『研究ではない』と言ったことは、この分野の存立を揺るがすようなこと」と強調しました。
 性暴力・性売買問題についても研究してきた古久保さくら大阪市立大学教授は、研究の中で開催した女性の性と身体をテーマにしたワークショップを「卑猥(ひわい)なもの」と揶揄(やゆ)した杉田氏の態度について問われ、「屈辱的に思いました」と声を詰まらせました。そして「20年間積み重ねてきたものを踏みにじられるようなものだと感じた」と述べました。
来年2月に最終弁論
 杉田氏側は、一連の発言は「科研費使用の適切性について問題提起をした」意見論評にすぎないとしています。原告側は杉田氏に対する尋問を要望しましたが、裁判所の判断で必要はないとされており、杉田氏は今回も欠席しました。
 本裁判は、来年2月に最終弁論を行ったあと、年度内に判決が出される見込みです。
 (朝岡晶子・党学術・文化委員会事務局員)
(しんぶん赤旗)



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2022年5月25日(水)14時30分~
京都地裁大法廷
「フェミ科研費裁判」

原告側
牟田和恵(大阪大学)
岡野八代(同志社大学)      
伊田久美子(大阪府立大学)
古久保さくら(大阪市立大学)

原告側弁護士
上瀧浩子弁護士
大杉光子弁護士

被告側
杉田水脈衆院議員

2022年5月25日(水)15時20分ごろ~
(かもがわ職員会館2F中会議室)、※京都地裁から東へ徒歩約10分
「フェミ科研費裁判」原告側支援者集会




「フェミ科研費裁判支援の会」 HP





判決は、原告側の訴えを棄却!


 
   
        2022/07/24(日)午後13:30- 17:30
場所:同志社大学 良心館 RY 102教室
一般公開シンポジウム 「フェミ科研と学問の自由」
13:00     開場
13:30     挨拶、趣旨説明
13:40-14:10 庵逧由香(立命館大学)「朝鮮研究・歴史研究と日本の政治介入」
14:20-14:50 清水晶子(東京大学)「学問の自由とキャンセル・カルチャー」
15:00-15:30 飯田祐子(名古屋大学)「誰が誰に語り、誰が誰を読むのか」
15:40-16:10 髙山佳奈子(京都大学)「法制度から見た名誉毀損と科研費」
16:30-17:00 コメント 伊田久美子、岡野八代(FGSSメンバー)、古久保さくら(原告団)
17:00-17:30 質疑応答

司会:菅野優香(FGSSメンバー)


フェミ科研費裁判支援の会
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一般公開シンポジウム 「フェミ科研と学問の自由」

同志社大学FGSSセンターによるシンポジウムのお知らせです。本裁判原告の伊田久美子、岡野八代、古久保さくらが登壇いたしますので、ご関心のある方はぜひご参加ください。

詳細およびお問い合わせは同志社大学FGSSセンターウェブサイトをご覧ください。


——以下、イベント情報——

このシンポジウムは「フェミ科研費」裁判によって提起された学問の自由や国家議員による研究への介入といった問題について、学術界からの応答を目的として企画されました。フェミニズムやジェンダー研究に対する揶揄、誹謗、中傷もこの裁判の争点のひとつであり、本センターのメンバーである岡野八代さんが原告のひとりとして名を連ねています。

日時:7月24日(日)午後13:30- 17:30
場所:同志社大学 良心館 RY 102教室
参加費無料・申込不要

プログラム:

13:00     開場
13:30     挨拶、趣旨説明
13:40-14:10 庵逧由香(立命館大学)「朝鮮研究・歴史研究と日本の政治介入」
14:20-14:50 清水晶子(東京大学)「学問の自由とキャンセル・カルチャー」
15:00-15:30 飯田祐子(名古屋大学)「誰が誰に語り、誰が誰を読むのか」
15:40-16:10 髙山佳奈子(京都大学)「法制度から見た名誉毀損と科研費」
16:30-17:00 コメント 伊田久美子、岡野八代(FGSSメンバー)、古久保さくら(原告団)
17:00-17:30 質疑応答

司会:菅野優香(FGSSメンバー)

連絡先: rc-fgss@mail.doshisha.ac.jp(同志社大学FGSSセンター)


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2022/10/07(金)14:40 
場所:大阪高裁本館2階202号大法廷

原告 : 伊田久美子(大阪府立大学)、岡野八代(同志社大学)、古久保さくら(大阪市立大学)、牟田和恵(大阪大学)      

被告 : 杉田水脈衆院議員(自民党)








2022/10/07(金)14時まで
大阪高裁の入り口、別館正面玄関前
原告・牟田和恵教授ら4人組、被告・杉田水脈議員の裁判の傍聴券の抽選

2022/10/07(金)14:40
場所:大阪高裁本館2階202号大法廷
名誉棄損の民事裁判、高裁への控訴、第一回期日、原告・牟田和恵教授ら4人組、被告・杉田水脈議員

2022/10/07(金)15時より
AP大阪淀屋橋4階南全室
原告側の支援者集会






当日は、私も大阪の裁判所まで傍聴に行きましたよ。

原告側が、
牟田和恵(大阪大学)
岡野八代(同志社大学)
伊田久美子(大阪府立大学)
古久保さくら(大阪市立大学)

原告側の弁護士、
上瀧浩子弁護士、
大杉光子弁護士、
吉田容子弁護士。

傍聴に来てたのは、特定できたのは、
李信恵、
方清子(パン・チョンジャ)(慰安婦問題の活動家)、
松尾和子(慰安婦問題の活動家)、
中村イルソン(元毎日新聞の記者)、






2022/10/07 19:37
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松尾 和子

今日は10/7、
フェミ科研費裁判控訴審
第一回口頭弁論
と、報告集会
に参加して帰ってきました~🤗
元気もらいました~🌈
勉強になりました~🌈

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2022/10/08 23:06
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市場 恵子


昨日、午後2時40分~3時15分、大阪高裁で「フェミ科研費民事訴訟」第1回公判を傍聴。202号大法廷(84人)を傍聴者で満席にしました。裁判官が3人そろって高齢とは珍しい。若ければリベラルというわけではないが、ジェンダー平等意識の高い裁判官であってほしいと願う。裁判では牟田和恵さんが原告を代表して意見陳述。被告の杉田水脈議員の誹謗中傷がいかに研究者の名誉を傷つけ、研究に打撃を与えるものか、怒りを抑えて冷静に訴えられました。
裁判終了後、原告&弁護士&裁判官で相談し、次回の公判は来年2月2日と決まりました。初回で打ち切りとならなくてホッ。
午後3時~、AP淀屋橋ビルの4階に場所を移して、裁判の報告集会(90名を越える参加者)がありました。3人の弁護士から裁判の説明があり、続けて原告4人(牟田和恵さん・岡野八代さん・井田久美子さん・古久保さくらさん)の控訴審に臨む決意表明。杉田水脈議員に対する怒りだけでなく、地裁判決(歴史修正主義)への失望と怒りが込められていました。ジェンダー研究やフェミニズムに対する根拠のない誹謗中傷(攻撃)を許しておけば、次世代の研究意欲を削ぎ、この領域がますます衰退していってしまう可能性があります。こちらは怒りにユーモアを足しながら、あきらめず、真実を多くの人に伝えていかねばと思います。粘り強い闘いを支援し、共闘していきたいです。
まずは周囲にこの裁判の意義と経過を伝え、高裁の裁判官に向けて公正な判決を出してほしいというハガキをドサッと届けたいと思います。協力・共闘してくださる方、よろしく!

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14:40
令和4年(ネ)第1542号

牟田和恵、外 大杉光子

杉田水脈   橋森正樹

第一回弁論 損害賠償請求酵素事件

第2民事部6係

裁判長 清水響
裁判官 田中俊行
裁判官 佐々木愛彦
裁判官 河合由紀




   
       

2023/02/02(木曜)
大阪高裁
フェミ科研費裁判、高裁への控訴、第二回目
名誉棄損での民事裁判、
原告・牟田和恵(大阪大学)、岡野八代(同志社大学)、伊田久美子(大阪府立大学)、古久保さくら(大阪市立大学)、
被告・杉田水脈議員








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フェミ科研費裁判支援の会


昨日の第一回期日及び支援集会にお集まりいただいた皆様、本当にありがとうございました。
次回の裁判は2023年2月2日(木曜)です。みなさま、お忙しいとは思いますが、どうかご予定を調節していただいて、ぜひ裁判所にお集まり下さい。
ひとりでも多くの方に関心を持っていただけるように2月まで再度がんばりたいと思います。
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批判









フェミ科研費裁判の原告4人のうちの一人。
牟田和恵(大阪大学)、岡野八代(同志社大学)、伊田久美子(大阪府立大学)、古久保さくら(大阪市立大学)
 



















http://archive.is/PBwe0