→ 人物図鑑詳細情報 板垣竜太、同志社大学教授

   板垣竜太   
 
同志社大学の板垣竜太教授

慰安婦問題
ラムザイヤー教授への批判




 
 
     
 

2016/11/06 (日) 午後2時~ 受付:1時30分~
<会 場> 同志社大学良心館RY207教室(今出川キャンパス)

●法制化を迎えて ~各差別の現場から「ともに生きる社会」の理念と現実~
   李信恵さん(フリーライター、反ヘイトスピーチ裁判原告)
   阿久澤麻理子さん(大阪市立大学教員)
   矢吹文敏さん(日本自立生活センターJCIL代表)

●ヘイトスピーチ対策法の歴史的な位置づけと課題
   板垣竜太(会共同代表)、
   金尚均(会共同代表)

●京都の市民条例案について

主催 : 京都府・京都市に有効なヘイトスピーチ対策の推進を求める会(〒602-8580 京都市上京区今出川通り烏丸東入、同志社コリア研究センター気付)
  



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京都府・京都市に有効なヘイトスピーチ対策の推進を求める会

2016年10月5日 ·

【求める会】 シンポジウム案内
ヘイトスピーチ対策法成立! 効果と課題を考える
京都でつくる!! 有効なヘイトスピーチ対策は!?
5月24日、ヘイトスピーチ対策法が国会で成立しました。「不当な差別的言動を許さない」という理念を示した法律が、差別を目的とする行為をいかに抑止できるのか。人種差別、部落差別、障害者差別が繰り返されるなか、差別行為により危害・被害を受けている現場から具体的に見ていきます。
前半の話をふまえて、差別解消をめざす各運動と今日の法制化との共通項と相違点を確認し、自治体での条例化の課題や、地域でできる取り組みについて考えます。また、複合差別の問題についても深めたいと思います。

<日 時> 2016年11月6日 (日) 午後2時~ 受付:1時30分~
<資料代> 500円
<会 場> 同志社大学良心館RY207教室(今出川キャンパス)
https://www.doshisha.ac.jp/.../imadegawa/imadegawa.html...

【内 容】
●法制化を迎えて ~各差別の現場から「ともに生きる社会」の理念と現実~
   李信恵さん(フリーライター、反ヘイトスピーチ裁判原告)
   阿久澤麻理子さん(大阪市立大学教員)
   矢吹文敏さん(日本自立生活センターJCIL代表)
●ヘイトスピーチ対策法の歴史的な位置づけと課題
   板垣竜太(会共同代表)、金尚均(会共同代表)
●京都の市民条例案について
京都府・京都市に有効なヘイトスピーチ対策の推進を求める会
〒602-8580 京都市上京区今出川通り烏丸東入
同志社コリア研究センター気付  FAX:075-723-3660
untiracism@gmail.com http://antiracismkyoto.wix.com/antiracism



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【求める会】 シンポジウム案内 ヘイトスピーチ対策法成立! 効果と課題を考える 京都でつくる!! 有効なヘイトスピーチ対策は!? ...

京都府・京都市に有効なヘイトスピーチ対策の推進を求める会さんの投稿 2016年10月5日水曜日




京都府・京都市に有効なヘイトスピーチ対策の推進を求める会
http://antiracismkyoto.wixsite.com/antiracism/osirase
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2016年11月6日

ヘイトスピーチ対策法成立! 効果と課題を考える
京都でつくる!! 有効なヘイトスピーチ対策は!?

5月24日、ヘイトスピーチ対策法が国会で成立しました。「不当な差別的言動を許さない」という理念
を示した法律が、差別を目的とする行為をいかに抑止できるのか。人種差別、部落差別、障害者差別が
繰り返されるなか、差別行為により危害・被害を受けている現場から具体的に見ていきます。
前半の話をふまえて、差別解消をめざす各運動と今日の法制化との共通項と相違点を確認し、自治体
での条例化の課題や、地域でできる取り組みについて考えます。また、複合差別の問題についても深め
たいと思います。

【内容】
●法制化を迎えて ~各差別の現場から「ともに生きる社会」の理念と現実~
   李信恵さん(フリーライター、反ヘイトスピーチ裁判原告)
   阿久澤麻理子さん(大阪市立大学教員)
   矢吹文敏さん(日本自立生活センターJCIL代表)
●ヘイトスピーチ対策法の歴史的な位置づけと課題
   板垣竜太(会共同代表)、金尚均(会共同代表)
●京都の市民条例案について


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【組織】以下のような組織、運営体制で運動を進めていきます。

発起人:私たちは京都の朝鮮学校で起きた事件への取り組みを、この運動の出発点としています。

上瀧浩子(弁護士、朝鮮学校襲撃事件裁判弁護団)

冨増四季(弁護士、朝鮮学校襲撃事件裁判弁護団)

金 尚均(朝鮮学校保護者、朝鮮学校襲撃事件裁判を支援する会(こるむ)共同代表、龍谷大学教授)

板垣竜太(朝鮮学校と民族教育の発展をめざす会・京滋(こっぽんおり)共同代表、同志社大学教授)
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京都府・京都市に有効なヘイトスピーチ対策の推進を求める会



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京都府・京都市に有効なヘイトスピーチ対策の推進を求める会
2016年11月10日 ·
2016.11.06 シンポジウムの様子です。
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http://archive.is/Rk2dA


archive.md/wip/MDOyA



一枚目
李信恵

2枚目
?女性?

3枚目
?車椅子の男性、矢吹文敏さん(日本自立生活センターJCIL代表)か?

4枚目
?男性?

5枚目
?男性?

6枚目
?男性?

7枚目
?男性?


8枚目
郭辰雄(カク・チヌン)(コリアNGOセンター代表理事)




 
 
 
2021年3月14日(日)14:00~16:30
ZOOMウェビナー機能をつかったオンライン(申込み者には後日配信あり)

◆茶谷さやか(シンガポール国立大学)
「ラムザイヤー氏「慰安婦」論文をめぐって今いま起きていること」

◆報告
1.吉見義明(よしみ よしあき)(中央大学名誉教授/日本軍「慰安婦」研究)報告
 「ラムザイヤー氏「慰安婦」論の何が問題か」
2.小野沢あかね(立教大学/近代日本公制度史研究)報告
 「ラムザイヤー氏「芸娼妓酌婦契約」論の何が問題か」

◆研究者の発言・メッセージ
藤永壮(ふじなが たけし)(大阪産業大学)
板垣竜太(いたがき りゅうた)(同志社大学/Fight for Justice)
米山リサ(よねやま りさ)(トロント大学)




日本史研究会
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Fight for Justice緊急オンライン・セミナー もう聞き飽きた!「慰安婦は性奴隷ではない」説 ~ハーバード大学ラムザイヤー教授の歴史修正主義を批判する~
Fight for Justice緊急オンライン・セミナー もう聞き飽きた!「慰安婦は性奴隷ではない」説 ~ハーバード大学ラムザイヤー教授の歴史修正主義を批判する~ published on2021年3月1日Read more posts by the author of Fight for Justice緊急オンライン・セミナー もう聞き飽きた!「慰安婦は性奴隷ではない」説 ~ハーバード大学ラムザイヤー教授の歴史修正主義を批判する~,事務所
 「慰安婦は商行為」「慰安婦は自発的な売春婦」「慰安婦は高収入」「慰安婦は性奴隷ではない」……。これらは、1990年代後半から日本の歴史修正主義者たちによって繰り返し主張され、ことごとく歴史研究者たちによって論破されてきた言説です。ところが昨年12月、「慰安婦」を「自発的な契約による売春婦」であるとする歴史修正主義的な考え方を前提とした論文(Contracting for sex in the Pacific War,「太平洋戦争における性行為契約」)がジョン・マーク・ラムザイヤーというハーバード大学ロースクール教授によって書かれ、この論文の米国学術誌への掲載をめぐって、国際的な批判が広がっています。

 2月には、国境を超えたフェミニストたち1000人以上が同論文を批判する共同声明を出し、続いてハーバード大学の歴史学者をはじめ多くの研究者が、肝心の「契約」に関する証拠や関連文献の提示がなされていないとして、同論文の学問的誠実性の欠落を批判する声明や書簡をあいついで公表しました。一方、日本では産経新聞をはじめとする保守メディアが、韓国でもニューライト(新右派)がこの論文を大々的に擁護しています。

 同教授は、30年前にも「芸娼妓契約」に関する論文を書きましたが、これもまた事実に反する誤謬に満ちたものでした。このほかにも、同教授は在日朝鮮人問題(関東大震災時の虐殺含む)や部落問題に関しても、偏見に満ちた論文を書いたことも指摘されています。

 そこで、日本軍「慰安婦」問題に関する学術的webサイトFight for Justiceは、歴史学研究会・日本史研究会・歴史科学協議会・歴史教育者協議会とともに、日本軍「慰安婦」制度研究の第一人者である吉見義明氏、近代公娼制研究者である小野沢あかね氏に、ラムザイヤー教授の「慰安婦」論はもちろん、「芸娼妓酌婦契約」論に関しても、専門の立場から徹底的に検討・批判するオンライン集会を緊急で開催することにしました。また、この問題にいち早く対抗してきた茶谷さやか氏、さらに研究者の立場から藤永壮氏、板垣竜太氏、米山リサ氏にも発言していただきます。                

 もう聞き飽きた歴史修正主義的言説ではありますが、学術的な批判が聞けるまたとない機会ですので、ぜひご参加ください。



【主な内容】

◆茶谷さやか(シンガポール国立大学)

「ラムザイヤー氏「慰安婦」論文をめぐって今いま起きていること」

◆報告

1.吉見義明(中央大学名誉教授/日本軍「慰安婦」研究)報告

 「ラムザイヤー氏「慰安婦」論の何が問題か」

2.小野沢あかね(立教大学/近代日本公制度史研究)報告

 「ラムザイヤー氏「芸娼妓酌婦契約」論の何が問題か」

◆研究者の発言・メッセージ

藤永壮(大阪産業大学)

板垣竜太(同志社大学/Fight for Justice)

米山リサ(トロント大学)

◆抗議声明発表



●日時:2021年3月14日(日)14:00~16:30

●参加費:一般1000円、学生500円

●ZOOMウェビナー機能をつかったオンライン(申込み者には後日配信あり)

●申込み方法

– Peatixで申し込み、決済する

 https://ffjseminar.peatix.com

– 〆切3月13日(土) 13:00 まで(ただし、定員になり次第受付終了)

※ZOOMの表示名は申込時のお名前(フルネーム)にしてください。

●主催: Fight for Justice(日本軍「慰安婦」問題webサイト制作委員会)

●共催:歴史学研究会・日本史研究会・歴史科学協議会・歴史教育者協議会

●協力:梨の木ピースアカデミー(コース12「抵抗の芸術と表現・思想の自由」)

●問合せ:ffjsemi@gmail.com

 サイト:http://fightforjustice.info

 FB:https://www.facebook.com/fightforjustice.info

 Twitter:@FightfJustice



【発言者紹介】

●吉見義明

中央大学名誉教授。日本近現代史。Fight for Justice共同代表。日本軍「慰安婦」制度研究の第一人者。著書に『従軍慰安婦資料集』(大月書店)、『従軍慰安婦』(岩波新書)、『日本軍「慰安婦」制度とは何か』 (岩波ブックレット)、『買春する帝国~日本軍「慰安婦」問題の基底』(岩波書店)ほか多数。



●小野沢あかね

立教大学文学部史学部教授。日本近現代史・女性史。Fight for Justice運営委員。近代日本の公娼制と日本軍「慰安婦」制度の研究、さらに沖縄の性産業のなかの女性の聞き書きをしてきた。単著に『近代日本社会と公娼制度』(吉川弘文館)、共編著に『性暴力被害を聴くー「慰安婦」から現代の性搾取まで』(岩波書店)、『日本人「慰安婦」』(現代書館)、『「慰安婦」問題を/から考える』(岩波書店)ほか多数。



●茶谷さやか(チャタニサヤカ)

コロンビア大学歴史学部国際史博士号取得。現在シンガポール国立大学歴史学部助教授、近現代東アジア史を教える。専門は日本帝国社会史、比較研究方法論、在日コリアンのトランスナショナル社会史。著書にNation-Empire: Ideology and Rural Youth Mobilization in Japan and Its Colonies (日本帝国下の農村動員とイデオロギー)(コーネル大出版、2018年)、その他アメリカ学術誌American Historical Reviewなどにて複数論文発表している。



——-注意事項—————–

セキュリティのため、以下の行為を禁止します。

●取得した配信URLと当日資料をSNSなどに公開、転用する行為

●参加登録内容に虚偽の申告

●申し込み情報を売却、転売、譲渡する行為

●本セミナー運営を著しく阻害する行為

●主催者や参加者、第三者の財産や権利、尊厳、プライバシーを侵害する行為。 法律に違反する行為

●犯罪行為に関連する行為

●Zoom上の画像をスクリーンショットなどで撮り、SNSやメールなどで公開したり、広めたりする行為。これは著作権、肖像権を侵害するおそれがあります。ネットリテラシーを意識してご参加ください。

なお、取材で写真が必要な場合は、以下までメールでお知らせください。

ffjsemi@gmail.com




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日本史研究会
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日本史研究会の事務所・連絡先
 〒602-8026

 京都市上京区新町通丸太町上る春帯町350 機関紙会館2階 

 TEL:075-256-9211

 FAX:075-256-9212

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2025/04/10(木)18:30開場 19:00開始

場所: 同志社大学 烏丸キャンパス志高館1階 会議室(オンライン参加も可能)

主催 住民自治で差別を許さない人権条例を求める市民有志の会/同志社コリア研究センター/京都府・京都市に有効なヘイト対策の推進を求める会


蒔田直子(まきた なおこ)
ジャーナリストの中村一成(いるそん)
京都府人権教育・啓発施策推進懇話会の委員の康 玲子(カン・ヨンジャ)
「京都府・京都市に有効なヘイトスピーチ対策の推進を求める会」事務局長のさとう大(だい)
広島 権鉉基(クォン・ヒョンギ)
滋賀 河かおる(かわ かおる)(滋賀県立大学教授)
奈良 中西巌
東大阪 李信恵(リ・シネ)
クルド人ヘイトに対抗する「埼玉から差別をなくす会」 中島麻由子
京都で反対運動を行った赤塚瑠美
京都市議の井﨑敦子(いざき あつこ)
共産党府議の光永敦彦(みつなが あつひこ)
ウトロ平和祈念館の金秀煥(キムスファン)
弁護士の師岡康子(もろおか やすこ)さん(zoom)
同志社大学の板垣竜太



FACEBOOK
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住民自治で差別を許さない人権条例を求める市民有志の会さん、住民自治で差別を許さない人権条例を求める市民有志の会さんのイベント

同志社大学 烏丸キャンパス志高館1階 会議室

公開 · Facebook利用者以外を含むすべての人

京都府人権尊重の共生社会づくり条例について報告と集会のお知らせ
私たち市民有志の会は京都府の人権条例案について、内容の再考と住民の意見の反映を求めて12月末から3月までの短期間に、できる限りのことを尽くしてきました。
しかしながら本条例は3月19日の府議会で、共産党の保留(継続審議を求めて)を除き賛成多数により私たちの主張は反映されないままに可決されてしまいました。
全国の皆様から熱いエールを受けながらも、力及ばず大変悔しい気持ちでいっぱいですが、この気持ちをバネに、差別を許さない実効力ある条例を求めて新たな段階に踏み出したいと決意しています。
まずは今回の条例制定に至るまでのご報告、そして次なる動きに向けての集会を開催いたしますので、ぜひご参加ください。

*日時: 4月10日(木)18:30開場 19:00開始

*場所: 同志社大学 烏丸キャンパス志高館1階 会議室(オンライン参加も可能)

*申込み: こちらのフォームから登録ください(〆切:4月9日13時) 
https://docs.google.com/.../11oRWUO7IaJ6ePr1GQJ.../edit...
(人数制限によりお断りする場合もありますことあらかじめご了承ください)

主催 住民自治で差別を許さない人権条例を求める市民有志の会/同志社コリア研究センター/京都府・京都市に有効なヘイト対策の推進を求める会


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FACEBOOK
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住民自治で差別を許さない人権条例を求める市民有志の会 ·
Naoko Makita
·
4月14日
·
長文、失礼します。二時間半で話し合える中味ではなかったのでした。
【京都人権条例制定 ここから「始めるための報告会」報告】
多くの人たちがその内容に反対し、見直しを求めて活動の輪を広げながら、残念ながら3月の京都府議会で制定されてしまった京都府「人権尊重の共生社会づくり条例」。     
4月10日、この間の活動報告と、次のアクションを考える集会を開催しました。登壇者の声を中心に、当日の内容を紹介します。
●条例制定まで
最初にこれまでの経緯説明と活動報告を行なったのは蒔田直子さん。条例骨子案は府民には公開されず、一部有識者が参加する懇話会に上がったものの、情報も限定的に扱われました。突然のパブリックコメントは年末年始の短期間で終了し、長年にわたり条例制定を求めてきた多くの当事者に知らされないまま、一部団体にだけ諮り条例案が固められたことに、強い疑問と危機感を抱きました。京都でこれまで起こってきた数多くのヘイト事件、朝鮮学校襲撃事件やウトロの集落への放火事件、京都国際高校が甲子園で活躍するたびに起こるネットヘイトなど、それらへの対策を住民が要求してきたにも関わらず、条例案からは「ヘイトスピーチ」や「差別」への具体的対策がまったく欠如。なんとか声を聞いてほしいと、同じ思いの仲間たちと1月30日に緊急集会を開催後、オンライン署名や記者会見、街頭での呼びかけ、府議会の各会派議員への面談や委員会傍聴を手分けしてやってきました。それでも府議会ではあっけなく条例が通ってしまった。この悔しさをバネに、自分事として動き出す覚悟を固め、皆さんと共に行動していく始まりとしたい。
京都府人権教育・啓発施策推進懇話会の委員の康 玲子(カン・ヨンジャ)さんは、懇話会が議論の場として機能していなかった状況を報告。11月の懇話会では、骨子案提示が通常の事前配布ではなく会議中の席上での配布だったため、限られた時間での議論となり、十分な検討や意見表明ができませんでした。その後意見を提出したものの、後に公表された条例案が当初の骨子案と変わらなかったことに衝撃を受け、市民の批判の声を聞く中で、自身も当初は問題の深刻さを捉えきれていなかったことに悔いを感じたと述べました。
また、3月18日の最後の懇話会では、京都府人権啓発推進室長が、条例が制定されるにしても、今後も検討していきたいと発言し、今後の取り組みの可能性を、心に留めていると結びました。
次に、2015年から条例制定を求めてきた「京都府・京都市に有効なヘイトスピーチ対策の推進を求める会」事務局長のさとう大さんがこれまでの経緯を説明。当初は独自の条例試案を作成し、行政や市民と対話を重ねてきたが、2016年に京都府の懇話会に設置された専門委員会では結果的に公的施設利用ガイドラインや相談窓口の整備をするにとどまり、条例化には至らなかったと振り返りました。朝鮮学校に対するヘイト再犯やウトロ放火事件などに対し、法的応戦や実効性ある施策を求めてきたが条例制定運動を進められなかったところ、この3ヶ月の市民の動きが条例運動を作り出したと振り返り、今後は人種差別禁止条例の制定や現行条例の改正など、「これから何ができるかを一緒に考えたい」と呼びかけました。
●市民による人権条例制定運動 全国各地から
ジャーナリストの中村一成さんは、市民による人権条例運動の出発点として、2009年の京都朝鮮学校襲撃事件と、それに続く裁判・法整備の流れを位置づけました。
条例としては、大阪市が先進的で、2016年に制定された「大阪市ヘイトスピーチへの対処に関する条例」が嚆矢となりました。また、同じ年に国が制定した「ヘイトスピーチ解消法」は大きな転機でした。罰則がないなど課題は幾つもありますが、法律で抑圧されてきた在日コリアンの人々が法律によって守られる存在であることを国が初めて認めた地殻変動的な意味を持ちました。こうした数々の積み上げがあり、全国の自治体では、差別禁止条項を含む条例が次々と制定されています。にもかかわらず、今回の京都府条例は、罰則や差別禁止の明記がなく、他自治体の条例よりも後退した内容でした。その背景には、人権尊重という理念を押し付けるだけで、人権を保障するという行政の責任を放棄している姿勢があるとし、今後も当事者とともに本当の意味での差別禁止を求め続ける必要があると訴えました。
全国の条例制定の動きをオンラインでつないで紹介。広島や滋賀、奈良、東大阪から報告がありました。
*広島 権鉉基(クォン・ヒョンギ)さん
2021年に結成された「ヘイトスピーチ禁止条例の制定を目指す市民ネットワーク」の活動の背景や、市長や行政の消極姿勢に苦慮している。広島は国際平和文化都市を目指すとしているが、被爆者が注目される一方で、歴史的に軍事施設で多くの朝鮮人が働いていたことはあまり知られず、人権問題についても取り組みが非常に遅れている。市の人権啓発課が行うのは、あくまで人権教育、人権啓発だけで、差別事象があったときは何もやらないと明言している。条例制定までの道のりは長いが、歩みを止めず活動を継続していきたい。
*滋賀 河かおるさん
反差別ネットを立ち上げたものの、県の審議会に当事者が不在で、「京都よりもひどい」という声があった。2022年から滋賀県で包括的差別禁止条例の制定を目指して活動を始め、何回か集会を開いたりしたが、現在は動きが停滞している。自身が県の審議会の公募委員に応募しても落選し、2001年に制定された人権尊重条例にも「差別禁止」の文言はなく不十分だと感じており、推進計画へのパブリックコメント提出などを通じて意見は表明しているが、行政の対応は消極的だ。京都の条例も問題はあるが、滋賀と比べて参考にすべき点もあり、情報共有しながら進めていきたい。
*奈良 中西巌さん
ウトロ放火事件を引き起こした犯人が当時奈良県在住だったという衝撃を契機に市民団体が結集、2023年から取り組みを始め、多くの団体とつながって進めてきた。いまでは19の市民団体が加わるようになり、在日コリアン、被差別部落、障害者、ハンセン病、琉球民族、アイヌ民族、これらの差別に反対する6団体を中心に、さまざまな人権団体、市民団体が加わり、県知事への要望書提出、弁護士会の声明、円卓会議を開き、条例化に向け本音で話し合えるような具体的な歩みが進んでいる。
*東大阪 李信恵(リ・シネ)さん
在日コリアンが多い東大阪で、政治家や市職員によるヘイトが相次いできた実情がある。
4月に発足した「東大阪でヘイト問題を考える会」は、多民族共生を掲げる東大阪で条例制定を目指す市民団体で、市内では過去にヘイト街宣や差別的投稿、教育現場への攻撃などが相次ぎ、対策が急務とされている。今後は学習会を重ねながら条例づくりを進め、差別のない地域づくりと、国の差別禁止法の礎となることを目指している。「東大阪でヘイト問題を考える会結成宣言」にはその強い思いが綴られており、まずは学習会を重ね、人をつなぎ、条例づくりを目指したい。
*クルド人ヘイトに対抗する「埼玉から差別をなくす会」 中島麻由子さん
(事前メッセージ)クルド人へのヘイトが激化する中、2024年3月に市民有志で会を発足。SNSでの差別投稿や街宣が続く一方、行政の対応は不十分でしたが、最近、自民党県議団が差別対策のプロジェクトチーム設立を発表し、希望の兆しも見えている。引き続き、条例制定や啓発強化を求め、差別のない社会を目指して活動していきたい。
●会場からの発言
京都で反対運動を行った赤塚瑠美さん、これまで条例制定や政治に関わる運動をしたことはなかったものの、市民の呼びかけで「これはまずい」と感じ参加した。議員訪問や傍聴を重ねたが、意見が十分に届かず、流れ作業のように条例案が採決されたことに大きなショックを受けた。しかし、傍聴や議員へのロビイングを通じて、市民にもできることがあると実感し、今後も声を上げていきたい。
京都市議の井﨑敦子さん、議会では多数決が優先され熟議の余地がないとしたうえで、「市民の目が入ることで議会を変えていくしかない」と指摘。「誰でもこの動きに参加できる」ことを広く呼びかけました。
共産党府議の光永敦彦さん、急ぎすぎた制定プロセスに問題があったとし、緊急動議での対応など尽力したが、多数決の壁は厚かった。ただ、行政側がこの条例を「これは始まりです」と発言したことについては、「市民運動が言わせた言葉」だと評価しました。
ウトロ平和祈念館の金秀煥(キムスファン)さんは、条例制定過程で「当事者の声が無視された悔しさ」をにじませつつ、今後は地域で支えてくれる人と共に動いていきたいと決意を語りました。
弁護士の師岡康子さん(zoom)は、「地方条例は市民の手が届く場所にある」と指摘。京都ではその基本が無視されたが、ぜひ川崎市に次ぐ条例を他地域で拡げていこうと、今後の展望を語りました。差別問題に関心を持つ議員や行政職員とつながり、粘り強く提案を積み重ねていく重要性を強調しました。
同志社大学の板垣竜太さんは、自身の知人が京都市内のラーメンチェーン店で「外国人だから」という理由で入店拒否された最近の差別事例を紹介。酷い差別事案が生じた時に条例化を考える、という行政に対し、「差別は今ここの日常にある」と指摘し、意識啓発だけでは解決できないと断言。「条例案を見てがっくり脱力したが、それでも今後も活動を続けていこう」と呼びかけました。
条例が制定された今こそ、問われるのは私たち自身に「この社会に差別を許さない」という強い意志があるのかどうかということ。この3ヶ月行動してみて、「こんな説教じみた条例は嫌だ!」「もっとちゃんと規制してほしい!」という気持ちを行動につなげる力、議員や関係者を動かす力が、実は市民一人ひとりの中にあるということが実感されました。
この集会で、同じ思いで地元でつながり合っている人たちが、全国にこれほどいることにも励まされ、東大阪の結成宣言のような言葉の力にも背中を押されました。差別を許さない社会を作りたい、という思いを共有し、自分ごととして行動していきたい。ここからが始まりであることを、強く共有した「始めるための報告集会」でした。



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